「大韓民国という国家が自然消滅する可能性が高い」。韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案が国会で可決されたことを受け、韓国の保守系ジャーナリストが自国の将来を激白した。次期大統領選で野党候補が当選し、「従北左派政権」が誕生。在韓米軍撤退や北朝鮮主導の統一という最悪のシナリオもあり得るという。現実となれば、日本も「対岸の火事」ではない。
「今度は左翼勢力は憲法裁判所に『早く結論を出せ』とデモをかけると思う。その世論に押されて憲法裁が早く結論を出す可能性もある。(朴氏の)弾劾が決まってしまえば大統領選になるが、保守勢力の支持率が下がっているので、野党が勝つ恐れが強まっている」
朴氏に対する弾劾案が国会で可決された9日、韓国の保守系ジャーナリスト、金泌材(キム・ピルジェ)氏は夕刊フジの取材に対し、今後の情勢をそう予測した。
金氏の説明通り、次期大統領選をめぐる世論調査では、野党勢力が優勢を保っている。
韓国の世論調査機関「リアルメーター」が15日に発表した世論調査では、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表が支持率24%でトップを維持。与党セヌリ党で擁立を目指す動きのある潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が19・5%で続き、過激な発言で「韓国のトランプ」として急速に人気を高める城南(ソンナム)市の李在明(イ・ジェミョン)市長が16・1%で3位につけている。
文氏と潘氏の差はわずかではあるが、潘氏の国連事務総長の任期は今年いっぱいまである。このため、来年12月に行われるはずだった次期大統領選が早まれば早まるほど、準備不足が情勢に響いてくる。それだけ情勢は野党勢力に有利となっているのだ。
9日、北朝鮮による拉致被害者の家族会などが主催したセミナーで講演した金氏は、野党候補が次期大統領選で勝利した場合、(1)在韓米軍の撤退(2)スパイ行為などを禁止している国家保安法の廃止(3)北朝鮮が提案する連邦制による朝鮮半島統一-を行うと予想する。金氏は韓国の危機は日本にも影響があるとして、次のように話した。
「もしも左派政権になってしまったら、(北朝鮮と韓国の国境である)38度線が対馬の上、朝鮮海峡まで下りてくることがあり得る。釜山まで北朝鮮勢力が下りてきてミサイル基地を作れるようになったら、日本は射程2000キロのミサイルを防がなければならず、より強い危機を迎えるということだ」
親北勢力は朴氏の退陣を求める毎週末のデモにも関係しているとみられる。セミナー終了後、金氏は「デモを主導している50いくつの団体のうち3つは、裁判所が指定した北朝鮮と内通している団体だ」と断言した。
17日のデモは金氏の予想通り、憲法裁を囲んで行われそうだ。ハンギョレ新聞(電子版)は「弾劾審判の審理が本格化し、デモも憲法裁判所を中心に再編されている」と報じた。さらに、裁判官らが出入りする過程で衝突が起きる恐れも出てきたとして、警察は憲法裁周辺の警戒強化を検討中としている。
常軌を逸しているようにしか見えないデモは、日本の将来にも暗い影を落としている。
トランプさん 反応がでませんね
何処の国民も刺激 新時代 模索してますね
韓国民も大半はそんな事を望んではいないと思うのですが変化を求める世の中ですからね〜
ハーイー先は読めません
トップ復活有るかも言ってます
何が起こるかわかりません