俺は俺に似てるとこのある存在へはすぐにシンパシーを覚えてしまう性質で。
悪魔、ってやつも、それほど嫌いじゃな かった。それが何故かはよくわかってなかったけど…なんとなく、嫌いじゃないよな?みたいな。アクマくん、という少女漫画があったり、デビルマンがあったり、「悪魔くん」命名騒動、水木しげる翁の悪魔くん…ん、まあんなとこですな。表現の自由は悪魔へ親しみを覚えることも許してきたわけ。
「この世の中に悪人などいない」
というアナウンスがあったりした。俺がはっきり覚えてるのはカートヴォネガットのもの。近頃それをカリパクした物言いを眼にした。「世界に悪い人は居ない。ただ、悲しい人がいるだけだ」
てやんで、ってんだ。
お涙ちょうだいで人殺しをウンウンできるほど、物分りはよくないぞ。
俺と悪魔の何が同じで何が違うか、考えてみた。悪魔のプロファイリング。
それによると、悪魔は、殺しが好きではない。下手をすると、虫すら殺さない。
自らの手では。
「殺せ」と言って、そいつが言葉通り殺すかどうか、眺めるのが好きなのだ。
殺しを嫌うところは、俺と似ている。
また、悪魔も表現物には眼がない。これもほぼ確かだろう。表現者によっては湯水のごとく金を与える。
ただし、やつは「美しさ」が好きだ。俺は「かわいい」のが好きだ。また、どうやらやつが表現物…芸術と呼んでもいいが…それを好む裏の理由は、それが圧縮された札束と同値だからだ。運びやすいことは、歴史の動乱期には非常に大きなファクターとなる。芸術が袋小路なのは、最早現ナマの時代が終わりそうなことと無縁ではないだろう。芸術が不必要になってきている。カードがあるから。
おそらく、悪魔は今、スーツを着て暮らしている。そして、それを「飼っている」つもりの「女」が居るはずだ。「女」は、「首輪」の象徴のネクタイを締めさせ、髭を剃らせていることで心を満たしている。
いずれにしてもとんでもない話だ。ここまで人類の大半の方々が虚仮にされているとは、この歳まで思いもよらなかった。もう少し、世の中ってやつはマシだと思っていた。
だが、それとわかった…わからされたことは、何かの兆しであり一筋の光なのだろう…そう思わないとやってられない。
「ろくでもないこの素晴らしい世界」
あまり流れないが、WONDABLACKのヲタ懐柔CMより、↑のBOSSBLACKCMのコピーが俺にはしっくりくる。BOSSのCMはレインボーカラーをふぃーちゃーしたりして、俺と割と親和性が高かったことは確かだ、前々から。
「早熟少女作家」大川さとみ(16)の14歳の時の小説「三日月ライダー」はよくできている。原色を謳い、愛がめんどくさいがこの世が愛で満ちていることも語っている。だが、俺がいちゃもんをこの天才さんに突っ込むなら、何故売るのか、ということだ。おそらく、このままだとヒッキーと同じ隘路に突っ込むだろう、遅かれ早かれ。才能を思い通りにつぶしていく…誘導の先頭車両にするのは、出版界の人間、お手の物だ。
ただ、さとみちゃんは(名前がよくないな)綿矢よりは親しみのあるかわいこちゃんだ。綿矢は下手すると元恋人をストーカー呼ばわりしている可能性がある。小説のネタにするんで付き合ったのよ、と言えないばかりに。
ろくでもない素晴らしい世界。まったくだ。
悪魔、ってやつも、それほど嫌いじゃな かった。それが何故かはよくわかってなかったけど…なんとなく、嫌いじゃないよな?みたいな。アクマくん、という少女漫画があったり、デビルマンがあったり、「悪魔くん」命名騒動、水木しげる翁の悪魔くん…ん、まあんなとこですな。表現の自由は悪魔へ親しみを覚えることも許してきたわけ。
「この世の中に悪人などいない」
というアナウンスがあったりした。俺がはっきり覚えてるのはカートヴォネガットのもの。近頃それをカリパクした物言いを眼にした。「世界に悪い人は居ない。ただ、悲しい人がいるだけだ」
てやんで、ってんだ。
お涙ちょうだいで人殺しをウンウンできるほど、物分りはよくないぞ。
俺と悪魔の何が同じで何が違うか、考えてみた。悪魔のプロファイリング。
それによると、悪魔は、殺しが好きではない。下手をすると、虫すら殺さない。
自らの手では。
「殺せ」と言って、そいつが言葉通り殺すかどうか、眺めるのが好きなのだ。
殺しを嫌うところは、俺と似ている。
また、悪魔も表現物には眼がない。これもほぼ確かだろう。表現者によっては湯水のごとく金を与える。
ただし、やつは「美しさ」が好きだ。俺は「かわいい」のが好きだ。また、どうやらやつが表現物…芸術と呼んでもいいが…それを好む裏の理由は、それが圧縮された札束と同値だからだ。運びやすいことは、歴史の動乱期には非常に大きなファクターとなる。芸術が袋小路なのは、最早現ナマの時代が終わりそうなことと無縁ではないだろう。芸術が不必要になってきている。カードがあるから。
おそらく、悪魔は今、スーツを着て暮らしている。そして、それを「飼っている」つもりの「女」が居るはずだ。「女」は、「首輪」の象徴のネクタイを締めさせ、髭を剃らせていることで心を満たしている。
いずれにしてもとんでもない話だ。ここまで人類の大半の方々が虚仮にされているとは、この歳まで思いもよらなかった。もう少し、世の中ってやつはマシだと思っていた。
だが、それとわかった…わからされたことは、何かの兆しであり一筋の光なのだろう…そう思わないとやってられない。
「ろくでもないこの素晴らしい世界」
あまり流れないが、WONDABLACKのヲタ懐柔CMより、↑のBOSSBLACKCMのコピーが俺にはしっくりくる。BOSSのCMはレインボーカラーをふぃーちゃーしたりして、俺と割と親和性が高かったことは確かだ、前々から。
「早熟少女作家」大川さとみ(16)の14歳の時の小説「三日月ライダー」はよくできている。原色を謳い、愛がめんどくさいがこの世が愛で満ちていることも語っている。だが、俺がいちゃもんをこの天才さんに突っ込むなら、何故売るのか、ということだ。おそらく、このままだとヒッキーと同じ隘路に突っ込むだろう、遅かれ早かれ。才能を思い通りにつぶしていく…誘導の先頭車両にするのは、出版界の人間、お手の物だ。
ただ、さとみちゃんは(名前がよくないな)綿矢よりは親しみのあるかわいこちゃんだ。綿矢は下手すると元恋人をストーカー呼ばわりしている可能性がある。小説のネタにするんで付き合ったのよ、と言えないばかりに。
ろくでもない素晴らしい世界。まったくだ。