ひじきごはんを食べましょう(sorry, this blog is UNDER CONSTRUCTION←おー

どうもひじきごはんです。ほんとに食べちゃだめですよ、俺のことをね。

水道橋物語

2006-09-21 21:48:24 | Weblog
235 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 21:28:42
俺とお前はいつものとおり大学をサボって電車に乗っていた。

「水道橋のよみうりランド行こうぜ」
「エ?」
「遊園地。」
「あそこは後楽園ゆうえんちでしょ?」
「エ?そうなの?」
「…はずかしー。はずかしー。」

コケコッコ米の仇をとろうといつも抜け目なく目を光らせてるお前はここぞとばかりにはやしたてる。系列同じだろ!多分!

長々と書くのは気がひけるので何がキモだったかちゃっちゃと記そう。
まだ「イタい」という言葉はなかったものの、青春は笑われていた時代だ。
今よりも、激しく。

だから、
「メリーゴーランド乗ろうよ!」
との申し出に、流石にその…自意識が…そんな夢の国には俺は行けない、そう思っていた、ので、お前独りで乗れよと。つめてーな17年前の俺。

236 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 21:34:02
じゃあ次の人どうぞ

237 :名無し物書き@推敲中?:2006/09/21(木) 21:38:39
だが、ヲタの俺とつきあってくれてるオリーヴ少女のお前を喜ばせたいな。

そう言葉で思ったかどうかは覚えてないが、木馬たちが廻りはじめた時、俺はお前の乗ったそれを追いかけて駆け出していた。

ぐるぐる。ぐるぐる。たたたた。たたたた。

深窓の令嬢は馬鹿な従者が嬉しそうにアスファルトの上を駆け回るのを、輝く笑顔でずっと見守り続けてくれていた。

俺もね。ひねくれてたからね。
そういうのが、巷間伝えられているのと異なり、実はとっても楽しいことだと、その時生まれて初めて知った。

だから、俺はやったことないけど、海辺で水をはねあげながら裸足で追いかけっこも、きっとやったらすごく楽しいと思う。テレビで嘲笑されている恋人同士の振る舞いというやつは、コテコテであればあるほど 実 際 や る と ほえほえほわほわふにゃ~んはきゅ~んなものなのだ。

やれよおまえら。
コメント (2)
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