653 名前: 酷評お願いします [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 17:33:29
下校途中、得体の知れない不安を感じた。というより、私の中では、自分以外の何者かに予定を言いつけられたかのように思えた。
普段の通学路を大きく外れ、目撃者の出ないであろう、そして竹刀袋の中に忍ばせている太刀を思う存分振り回せるスペースがある町外れの公園に、私は足を踏み入れた。
誰もいないのは平時と変わらない。太刀を竹刀袋から引き出し、隅にあったベンチにかばんを放る。
太刀は鞘から抜かず左手に持ったまま、私は公園の中央に立ち、精神を集中させる。
左の手の甲が熱い。見ると、梵字の刻まれた文様が光と共に浮かび上がっている。『敵意』が近い。
――来る。
大きく右に跳躍すると、一瞬前に立っていた地面には、巨大なカラスらしき鳥のくちばしが突き立っていた。鞘から抜き放つ勢いを殺さずカラスに振りぬく。
横一文字に両断されたカラスの断面からは血も内臓も出てこないが、それもいつもの事だ。
殆ど無意識のうちに、私は何も見えていない背後に向かって、半円を描くようにして水平に太刀を躍らせた。迫っていた2羽のカラスが自ら飛び込んできたかのように、その刃に屠られる。
後ろに軽くステップを踏む。眼前に落下した黒い物体を、私は下からすくい上げるようにして切りつけた。
――これで四羽。
基本は2,3羽なので、この時点でいつもの襲撃よりは豪華といってもいいだろう。手の文様を窺うと、すでに光は消失しかけている。
――今日はこれで終わりか。
黒い煙となって消えていくカラスの死骸には目もくれず、私は太刀を鞘に納め、鞄と竹刀袋を持って家へと歩き出した。
話の前後は全然考えてない。アクションシーンだけ書いてみたかった。反省はしていないが、我ながら厨臭い……
654 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 17:50:58
>>653 うまいです。プロのレベルに達しています。
655 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:08:13
>>647
先人たちがどんなに「ルールを破ること」に心を砕いてきたか知ってからクダを巻きなボケ。
656 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:16:55
カァカァ
「なんだぁ。カラスが群れてるよ。いこいこ」
「…もちょっと、観ていたい」
「…ハァ?」
「カラスさん、カラスさん」
もう驚いたりはしないが、どうかするとこれなのだ。
「フォボスちゃんにディモスちゃん」
「ダイモスちゃんでもよいのだぞ」
「…え?」
俺、知らんふり。
「なぁんで、いぢわるするのぉ…」
「カラスだぞ?」
「ま た♪パンピーぶるでない☆」
「…まぁ、な」
「カラスさんは、つがいになったらもう相手を変えないのです」
「みまかっても?」
「みまかっても。」
「へぇ。カァカァ。」
「カァカァ^^」
「シッ!数レス上の香具師が嗅ぎつける。誉めてた香具師と共連れで。」
「それは大変カァカァ」
「緊張感茄子カァカァ」
「夕焼け小焼けカラスと一緒に帰りましょ、カァ」
「銀の星、カァ」
657 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:21:30
>>653
> 自分以外の何者かに予定を言いつけられたかのように思えた。
自分以外の何者かになら、予定を言いつけられるより指令を受けた方が良いのではないですか?
> 普段の通学路を大きく外れ、目撃者の出ないであろう、そして竹刀袋の中に忍ばせている太刀を思う存分振り回せるスペースがある町外れの公園に、私は足を踏み入れた。
説明文臭いです。目撃者の出ないであろうは違和感を覚えます。人のいないでもいいような。
> 誰もいないのは平時と変わらない。
説明文の後に、さらに説明の追加をされているようです。やはり誰もいないとかでもいいんじゃないでしょうか?
> 鞘から抜き放つ勢いを殺さずカラスに振りぬく。
自分が太刀を使うのであれば、勢いはつけて殺します。
> 横一文字に両断されたカラスの断面からは血も内臓も出てこないが、それもいつもの事だ。
それはいつもの事だと書かれると、やはり急にダレます。血も内臓も出てこないで止めてもいいと思います。
> 殆ど無意識のうちに、私は何も見えていない背後に向かって、半円を描くようにして水平に太刀を躍らせた。迫っていた2羽のカラスが自ら飛び込んできたかのように、その刃に屠られる。
かのようには不要じゃないでしょうか?自ら飛び込みでも充分通じると思います。
> 後ろに軽くステップを踏む。眼前に落下した黒い物体を、私は下からすくい上げるようにして切りつけた。
> ――これで四羽。
ステップ……ダンスを連想してしまいました。剣の使い手を表現するには、他の言葉がいい。
四羽……行き成り漢数字ですね。統一した方が良いかなと思います。
全体的に緊迫感が伝わってきません。いつもの襲撃よりは豪華なら工夫して欲しいと思います。
豪華な襲撃というものおかしな表現です。
658 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:23:32
おぉおぉ。がんばれがんばれ。
659 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:32:12
かなり長い間、轢死体を片付けるのを習いとしていた。
スクーターだからスコップがあるわけでなく、力仕事で汗をかきたいほどでもないから、亡骸を道路の片隅、できるだけ土の上、できれば草に隠れる処を探して横たえる。
この間の猫の時。
カラスの群れがたかってついばんでいたので、これはいたましくて見ておれんと、いつもどおりかたづける。
と、見ているとおかしなことがわかった。
カラスの群れは、亡骸を追わずに、道の血溜まりに拘っていたのだ。ほぅ。
と、いうことは…俺の貧しい引き出しからは、鉄分でもほしいのかしらん、としか仮設が立たなかった。
カラスにも生体磁気センサーはあるだろう。その関係かな。ともあれ、国旗に卦のイコンを載せてはばからん国の連中にはこの発想は無かんべいとひとりごちて4号線の南下を続けるためセルをスイッチ。北風が冷たい。
新着レス 2007/02/24(土) 19:34
660 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:34:18
住宅でもおっ建てるのか。仮説だナ。
下校途中、得体の知れない不安を感じた。というより、私の中では、自分以外の何者かに予定を言いつけられたかのように思えた。
普段の通学路を大きく外れ、目撃者の出ないであろう、そして竹刀袋の中に忍ばせている太刀を思う存分振り回せるスペースがある町外れの公園に、私は足を踏み入れた。
誰もいないのは平時と変わらない。太刀を竹刀袋から引き出し、隅にあったベンチにかばんを放る。
太刀は鞘から抜かず左手に持ったまま、私は公園の中央に立ち、精神を集中させる。
左の手の甲が熱い。見ると、梵字の刻まれた文様が光と共に浮かび上がっている。『敵意』が近い。
――来る。
大きく右に跳躍すると、一瞬前に立っていた地面には、巨大なカラスらしき鳥のくちばしが突き立っていた。鞘から抜き放つ勢いを殺さずカラスに振りぬく。
横一文字に両断されたカラスの断面からは血も内臓も出てこないが、それもいつもの事だ。
殆ど無意識のうちに、私は何も見えていない背後に向かって、半円を描くようにして水平に太刀を躍らせた。迫っていた2羽のカラスが自ら飛び込んできたかのように、その刃に屠られる。
後ろに軽くステップを踏む。眼前に落下した黒い物体を、私は下からすくい上げるようにして切りつけた。
――これで四羽。
基本は2,3羽なので、この時点でいつもの襲撃よりは豪華といってもいいだろう。手の文様を窺うと、すでに光は消失しかけている。
――今日はこれで終わりか。
黒い煙となって消えていくカラスの死骸には目もくれず、私は太刀を鞘に納め、鞄と竹刀袋を持って家へと歩き出した。
話の前後は全然考えてない。アクションシーンだけ書いてみたかった。反省はしていないが、我ながら厨臭い……
654 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 17:50:58
>>653 うまいです。プロのレベルに達しています。
655 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:08:13
>>647
先人たちがどんなに「ルールを破ること」に心を砕いてきたか知ってからクダを巻きなボケ。
656 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:16:55
カァカァ
「なんだぁ。カラスが群れてるよ。いこいこ」
「…もちょっと、観ていたい」
「…ハァ?」
「カラスさん、カラスさん」
もう驚いたりはしないが、どうかするとこれなのだ。
「フォボスちゃんにディモスちゃん」
「ダイモスちゃんでもよいのだぞ」
「…え?」
俺、知らんふり。
「なぁんで、いぢわるするのぉ…」
「カラスだぞ?」
「ま た♪パンピーぶるでない☆」
「…まぁ、な」
「カラスさんは、つがいになったらもう相手を変えないのです」
「みまかっても?」
「みまかっても。」
「へぇ。カァカァ。」
「カァカァ^^」
「シッ!数レス上の香具師が嗅ぎつける。誉めてた香具師と共連れで。」
「それは大変カァカァ」
「緊張感茄子カァカァ」
「夕焼け小焼けカラスと一緒に帰りましょ、カァ」
「銀の星、カァ」
657 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:21:30
>>653
> 自分以外の何者かに予定を言いつけられたかのように思えた。
自分以外の何者かになら、予定を言いつけられるより指令を受けた方が良いのではないですか?
> 普段の通学路を大きく外れ、目撃者の出ないであろう、そして竹刀袋の中に忍ばせている太刀を思う存分振り回せるスペースがある町外れの公園に、私は足を踏み入れた。
説明文臭いです。目撃者の出ないであろうは違和感を覚えます。人のいないでもいいような。
> 誰もいないのは平時と変わらない。
説明文の後に、さらに説明の追加をされているようです。やはり誰もいないとかでもいいんじゃないでしょうか?
> 鞘から抜き放つ勢いを殺さずカラスに振りぬく。
自分が太刀を使うのであれば、勢いはつけて殺します。
> 横一文字に両断されたカラスの断面からは血も内臓も出てこないが、それもいつもの事だ。
それはいつもの事だと書かれると、やはり急にダレます。血も内臓も出てこないで止めてもいいと思います。
> 殆ど無意識のうちに、私は何も見えていない背後に向かって、半円を描くようにして水平に太刀を躍らせた。迫っていた2羽のカラスが自ら飛び込んできたかのように、その刃に屠られる。
かのようには不要じゃないでしょうか?自ら飛び込みでも充分通じると思います。
> 後ろに軽くステップを踏む。眼前に落下した黒い物体を、私は下からすくい上げるようにして切りつけた。
> ――これで四羽。
ステップ……ダンスを連想してしまいました。剣の使い手を表現するには、他の言葉がいい。
四羽……行き成り漢数字ですね。統一した方が良いかなと思います。
全体的に緊迫感が伝わってきません。いつもの襲撃よりは豪華なら工夫して欲しいと思います。
豪華な襲撃というものおかしな表現です。
658 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:23:32
おぉおぉ。がんばれがんばれ。
659 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:32:12
かなり長い間、轢死体を片付けるのを習いとしていた。
スクーターだからスコップがあるわけでなく、力仕事で汗をかきたいほどでもないから、亡骸を道路の片隅、できるだけ土の上、できれば草に隠れる処を探して横たえる。
この間の猫の時。
カラスの群れがたかってついばんでいたので、これはいたましくて見ておれんと、いつもどおりかたづける。
と、見ているとおかしなことがわかった。
カラスの群れは、亡骸を追わずに、道の血溜まりに拘っていたのだ。ほぅ。
と、いうことは…俺の貧しい引き出しからは、鉄分でもほしいのかしらん、としか仮設が立たなかった。
カラスにも生体磁気センサーはあるだろう。その関係かな。ともあれ、国旗に卦のイコンを載せてはばからん国の連中にはこの発想は無かんべいとひとりごちて4号線の南下を続けるためセルをスイッチ。北風が冷たい。
新着レス 2007/02/24(土) 19:34
660 名前: 名無し物書き@推敲中? [sage] 投稿日: 2007/02/24(土) 19:34:18
住宅でもおっ建てるのか。仮説だナ。