”誰かが嘘をついている”、だけが邦訳されているので読んで
非常に感銘を受けた。推理小説としてははっきり言って”あまい”のである。いやーそれは気づかなかった、一本取られた、という眞相ではない。はっきり言いますが。そういうのは、”女には向かない職業”@P.D.ジェイムズ、のほうがずっしりと重い。しかし、ですね。
人物描写がすんばらすぃ。青春小説として。この。。。
善男善女ばかりではない現実社会、現代アメリカのリアルな人物像の
書き分けが、もんのすごいんですなぁ。圧倒的な情報量で、実在の人物をインタビューしたんでねーとこの描写は出てこねえよな、と、いう、創作、の、連続また連続なのだっぺよ。
をれは、それだけで、実に満足した。ので、続刊されたらゼヒ読むぞといきまいているのだが
。。。
はっぱと、訳されねえ。ので、しびれをきらしてこれ↑を、尼ポチしたのである。裏表紙や、冒頭を読むと、こういうあらすじらしい。。。
大学三年生の時、大学新聞の記者の女子学生の
だいすきな先生が、森の中で、殺されていた。
女子学生は4年後、
テレビの、事件ドキュメンタリーのADになれたので
その事件を、洗い直してみようと決意する。
その死体の発見者の三人の学生は
なにかを、知っている、隠している、とくに
女子学生の無二の親友の男子学生は。。。
と、いう。
センスがね。みずみずしい。今年の八月の終わりに刊行されたばかりです。
2022/12/13ちみっと?修正;
ヒロインは、四年後でも、まだ女子高生。先生が殺されたのは、ヒロインがまだひょっとしたら小学生のときなのかな。