今まで、かけごえばかりでその実際がひとつもつかめてこなかった、”新世界秩序”が、藪から棒にその具体性を示してきた国際社会。それは
各国の、原油国際間取り引きに於いて、ドル決済から中国元決済に移行する、というかたちであらわれている。これを
中東におけるアメリカの盟友、のはずであったサウジもだというのだからことは大事である。ブレトンウッズ体制、ドル本位制、世界のドル覇権の終焉であり、オランダから開始され以降、ポルトガル、スペイン、イギリス、アメリカと来たパックス覇権国家の座に、次は中国が座ることになるというお披露目に等しい。
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