朝5時。気温9度。 町はまだ寝てます。
手のかじかむ寒さに芍薬は進まない。
おとといの初切りは10コモほどだったのに昨日は朝も1コモ、夕も1コモ、そして今朝も1コモ。
5月は暑くて寒冷紗を張ったユリたちも、あまりの寒さに寒冷紗を剥いで陽に当ててます。
なんかボリュームが落ち始めている感じだ。これはエマニー。伸びすぎ注意。
カサブランカも徒長しそうなので陽に当てて硬くします。
今が最も根を張るステージのユリ。
ここで光合成を促進することによって葉焼けを防いだり上部のボリュームを出したりと大切な時期。
日中は良く晴れたので懐かしのボルドー液散布。
ボルドー液は120年の歴史があるそうだが、このところはウルイにしか使わない。
硫酸銅と石灰、天然由来成分を混ぜるだけの単純なもの、現代では全く農薬らしくない原始的な農薬だが、実は優れもので、葉面をアルカリ性にして固くする。
予防効果は抜群らしくて使い始めた2年前からウルイの天敵白絹病は全く出ていない。
しかも寒冷紗1枚分くらいの日除け効果があるので強い日差しに弱い湿地の植物ウルイにはいいことずくめなのだ。
これが奨励されないのは、、、???、、きっと価格が安いからだろう。手間はかかるが。
昼間は気温25度。なんと寒暖差16度。
人間も植物もおかしくなるわけだ。
夕べは良い雨だったのでちょうど良い水分での耕起。72馬力のフェラーリはいい仕事する。
やっぱりスポーツカーはオープンに限る。キャビンがほしいのは秋からだ。
と、今日も14時間労働でした。
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