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ランボルギーニ、超弩級オープン・スーパーカー「ヴェネーノ・ロードスター」を発表!
2013年10月21日 09時30分
オープントップの超弩級スーパーカー「ヴェネーノ・ロードスター」を発表した。
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その名前からお分かりのように、ヴェネーノ・ロードスターは
今年3月に発表された「ヴェネーノ」のロードスター・バージョン。
内外装のデザイン・仕様はほとんどヴェネーノと共通だが、
ルーフとサイド・ウインドウの上部が切り取られ、
コクピット背後のエンジン・フードの形状が変更されている。
2つのシートのヘッドレスト後方に、
横転時に乗員の頭部を守るロールオーバー・バーを備える必要があるからだ。
ヴェネーノのルーフに設けられていたエア・インテークは、航空機の垂直尾翼を思わせる
「シャークフィン」に移された。開閉式もしくは着脱式ルーフの類は装備されない。
常にオープン。ただしフロント・ウインド・スクリーンは残されているので、
「アヴェンタドールJ」ほどスパルタンではなさそうだ。
最高出力750psを発生し、5種類のモードに切替可能な
「ISR」と呼ばれる2ペダル・トランスミッションを介して4輪を駆動する。
モノコックとボディ・パネルは、軽くて強いカーボンファイバー強化ポリマー樹脂製。
アグレッシブなエクステリア・デザインには全て、空気抵抗低減、ダウンフォース発生、
冷却などの機能的な意味があるという。ルーフがなくてもエアフローは
「パーフェクトに設計されている」そうで、最高速度はクーペ版のヴェネーノと同じ355km/h。
オープン化に伴い乾燥重量が40kgほど増加して1,490kgとなっているためか、
インテリアの様子もヴェネーノとほぼ同様。「カーボンスキン」というカーボンファイバーを
織物のように扱うことができる素材がコクピットやヘッドライナー、シートの一部に張り込まれている。
だが、ランボルギーニが特許を持つ「フォージド・コンポジット」製の軽量バケット・シートは
ヴェネーノのものと形状が異なり、スウェード(もしくはアルカンターラ?)が全面に張られた、
より一般的なデザインとなった。
これもヴェネーノと共通と見られるホイールには、リムにタービンのような
カーボンファイバー製リングが装着され、回転するとカーボン・セラミックのブレーキディスクに
冷却風を送るという。サスペンションは「アヴェンタドール」でもお馴染みの、
税別330万ユーロ(約4億4,200万円)という価格で販売されるという
(聞くところによると既に完売だとか)。
写真の赤いボディ・カラーはこのモデルのために特別に用意された
「ロッソ・ヴェネーノ」という塗装色だが、顧客は自由に好みのカラーで注文することも可能だそうだ。
3種のカラー・バリエーションだけで、
3台のみが販売されたヴェネーノに比べたらずいぶんユルくなった
(価格は1割ほど高いけれど)。
速さや馬力ではブガッティの「ヴェイロン グランスポーツ ヴィテッセ」に敵わないが、
価格と希少性、そして見た目のインパクトで決して負けない世界最高峰のオープンカー。
画像では複雑なボディの形状とディテールがイマイチよく理解できないので、
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