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提案書に行き着くまでのストーリーから(初めて明かします)
毎月ので電気使用料が100万円を超す会社や工場スーパーが
御客様になりうる可能性があります。
そこで日置の電流計と温湿度計を設置しテスト仮設前後の
数値を調べていきます。
Miniには5mのコードが付いていますから最初は目視で確認しながら
約7日間~1ヶ月現状電気消費量を調べ節電ネットを仮設します。
ここから先が本格的な商売へのデータ取りになります。
そうです。
節電ネットを工夫しながら張り巡らします。
このネットの張り方が一番難しく、偶然数%落ちる事はありますが
馬力が強い冷凍機の室外機は恐ろしいほど熱を発するために
欲しくもない苦労がもれなく付録で付いて来ます(笑)
この時の方位磁石は大切な7つ道具の1つになります。
(指をなめて天高く突き出しても正確な方向は分かりませんからね・・・)
本施工のネットの使い方とテスト時の仮設の張り方は大きく違います。
※注意(仮に参考にされても節電は出来ません)
こっから本格的な数値を採取しますからね・・・
ダメ出しを食らわないためにも真剣勝負です!!
御客様の要望により~あらゆる箇所で消費電力を調べています。
ここから採取してきたデータが飯の種になるように分かりやすく
作るのが大切な仕事で責任は総て私にふりかかってきます。
時間が10日間から1か月ぐらい測定しダウンロードします。
3台にパソコンを使い分け頑張っています(笑)
ここまでは節電が出来ているかどうかは誰にもわからない
願うだけの世界です。
もし予想を下回っていれば加工し再測定します。
15%以上節電が出来ていれば御客様と相談の上提案書の進むと言う流れです。
最初のアポイントから提案書まで半年から1年近くの歳月が流れます。
なぜなら中小企業の弱い所はテストデータが大手メーカーさんみたいに
無い所です。当然テストは必然作業です。
テストデータ表は・・・
計測データと気象庁のデータを組み合わせて作ります。
(これは設置場所の吸気空気がどれだけ輻射熱の影響をうけているかで役に立ちます)
地域の気温と室外機の吸気温度(温湿度計計測)が必ず一覧表に出ます。
温湿度は日置電機さんのMiniで調べています。
設置場所は室内機であれば吸込み口に固定。
室外機は熱交換器の中心になる場所に固定しています。
設置メーカー(三菱、日立、ダイキンなど・・・)さんから機種データを頂き
試算表.グラフを作成へ・・・・・
今常識化されている見える化グラフを作成しています。
それが提出する完成したグラフです。
(上段)の高い方が施工なし、低い方が施工あり
(下段)気温が下がった時の高い方が施工なし、低い方が施工ありです。
これが一連の作業になります。
(掲載している小さい画像はクリックすると大きくなり見やすくなります)
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