西日本シティ銀行 横領着服の不祥事
2013年7月28日日曜日
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西日本シティ銀行で横領着服の不祥事が発生していますが、
入社間もない頃から行っていた可能性がありますね。
着服は18年間行われていますが、親戚や知人からの着服金額を見ると縁故採用の可能性があり、
担当者の定期異動を行っていたのかがポイントになりそうですね。
(1)銀行の横領と不祥事
銀行は企業活動に資金面で大きな影響を与えていると言われていますが、
北海道拓殖銀行の倒産を見ると地域へ与える影響が大きいことが分かります。
銀行は多額の資金を扱いますので、厳格な内部管理体制が求められますが、
横領が行われていることが分かります。預金者は銀行を信じすぎるのではなく、
定期的に預金通帳の記帳残高を確認するなどが重要になると言えます。
(2)西日本シティ銀行直方支店で着服
西日本シティ銀行、横領着服の不祥事について、2013年7月26日の時事通信が、
女性行員1億4200万円着服=西日本シティ銀、告訴へ―福岡を報じているので見てみましょう。
西日本シティ銀行(本店・福岡市)は26日、直方支店に勤務していた
個人営業担当の女性行員(39)が、
過去18年間にわたり顧客の口座から計1億4200万円を着服していたと発表した。
同行は刑事告訴する方針。
西日本シティ銀行直方支店で横領着服の不祥事が発生していますが、
18年間着服が続いており、長期間行われていたことが分かります。
西日本シティ銀行で横領着服した銀行員は、銀行に入社して間もなくから行っていますが、
誰か指南した人間がいるのか気になりますね。
(3)親戚や知人の口座から現金を着服
同行によると、行員は1995年4月~2013年6月、
親戚や知人計18人の口座から114回にわたり現金を引き出し着服。
いずれも被害者の届け印が押された払戻請求書を使うなどしていた。
西日本シティ銀行の銀行員は、親戚や知人の口座から現金を着服していますが、
届け印の押印が行われており、銀行員を信頼して伝票を預けた可能性がありますね。
- 西日本シティ銀行 直方支店
- 個人営業担当 女性行員(39)
- 1995年4月~2013年6月
- 親戚や知人計18人の口座
- 114回 18年間に計1億4200万円を着服
- 被害者の届け印が押された払戻請求書などを活用
西日本シティ銀行の横領着服の不祥事をまとめると、上記のようになります。
西日本シティ銀行は、親戚や知人を銀行員に担当させていたのか、
女性銀行員が直方支店勤務が長いのかがポイントになりますね。
西日本シティ銀行の女性行員は、
別の報道では知人宅や窓口で押印してもらっていたことが報じられていますが、
別の銀行員のチェックの有無が気になりますね。
親戚や知人はかなりの資産を保有しており、
縁故採用により担当替えを行わなかったのかポイントになりそうですね。
(4)顧客から銀行員の口座への振込みで発覚
6月24日、取引を点検した支店長が、
顧客から行員の口座に数百万円が振り込まれているのを発見し、調査して分かった。
西日本シティ銀行直方支店の支店長が取引の点検により見つけていますが、
課長や現場の人達に気付かれない様に、着服を18年間行えたのかが不明です。
西日本シティ銀行で18年間着服を行っていたということは、
その間に、監査が行われているはずですが、なぜ発覚しなかったのか気になりますね。
通常の銀行預金であれば記帳で気付くと思いますので、
預金証書が用いられたことや担当替えがなければ縁故採用の可能性が高いですね。
(5)銀行員は入院
行員は発覚直後に入院し、事情が聴けない状況という。
西日本シティ銀行の銀行員は、横領着服の不祥事発覚後に入院をしているようですね。
西日本シティ銀行は刑事告発を行うようですが、
入院の手はずがよいことや責任を問うことができるのか、気になりますね。
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