小笠原諸島の西之島付近で、新しい島ができているのが確認された。海上保安庁が撮影した、黒い噴煙を上げている島の最新映像が、20日夜に入ってきた。
海上保安庁が20日、「新しい島」が出現した様子をとらえた映像には、爆発とともに噴き上がる黒い噴煙や、同時に飛び出したとみられる岩石が、四方八方に飛び散る様子も確認できる。
この島の直径は、200メートル程度。
断続的に観測される、爆発にともなう黒い噴煙は、火山灰を含んでおり、島の表面から立ちのぼる噴煙は、主に湯気を含んでいるため、白く見えるという。
島が現れた場所は、東京から南におよそ1,000km、小笠原諸島の無人島・西之島の南南東500メートル付近。
午前10時20分ごろ、海上自衛隊から気象庁に「噴煙が上がっている」と通報があり、午後4時17分、海上保安庁が、新しい島が出現していることを確認した。
およそ2カ月前には、パキスタンでマグニチュード7.7の大地震が起きた直後に、突如、島が出現した。
この時は、地殻変動が原因とみられているが、海上保安庁の伊藤弘志火山調査官は「海底火山で噴火が起きますと、たまに、こういった新島ができまして。日本付近でも、戦後4~5回くらいは、このような新島が観測されています」と話した。
映像では、海底火山の影響か、新たな島の周辺で、海水が緑がかった色に変色している様子も確認できるが、この島は、しばらくすると消えてしまう可能性もあるという。
伊藤調査官は「このままですと、波によって削られて、なくなってしまう可能性があります。ただ、溶岩流などで、上を固い溶岩で覆われたりすると、長持ちして、島として残るかもしれません」と話した。
西之島では1973~1974年にかけても、周辺海域で噴火が発生。
この影響で、新しい島が形成されたことがあり、噴火はこれ以来、40年ぶりだという。
気象庁は、今後も噴火が発生する可能性があるとして、「火口周辺警報」を発表した。
海上保安庁も、「航行警報」を出し、付近を通過する船舶に警戒を呼びかけている。
海上保安庁が20日、「新しい島」が出現した様子をとらえた映像には、爆発とともに噴き上がる黒い噴煙や、同時に飛び出したとみられる岩石が、四方八方に飛び散る様子も確認できる。
この島の直径は、200メートル程度。
断続的に観測される、爆発にともなう黒い噴煙は、火山灰を含んでおり、島の表面から立ちのぼる噴煙は、主に湯気を含んでいるため、白く見えるという。
島が現れた場所は、東京から南におよそ1,000km、小笠原諸島の無人島・西之島の南南東500メートル付近。
午前10時20分ごろ、海上自衛隊から気象庁に「噴煙が上がっている」と通報があり、午後4時17分、海上保安庁が、新しい島が出現していることを確認した。
およそ2カ月前には、パキスタンでマグニチュード7.7の大地震が起きた直後に、突如、島が出現した。
この時は、地殻変動が原因とみられているが、海上保安庁の伊藤弘志火山調査官は「海底火山で噴火が起きますと、たまに、こういった新島ができまして。日本付近でも、戦後4~5回くらいは、このような新島が観測されています」と話した。
映像では、海底火山の影響か、新たな島の周辺で、海水が緑がかった色に変色している様子も確認できるが、この島は、しばらくすると消えてしまう可能性もあるという。
伊藤調査官は「このままですと、波によって削られて、なくなってしまう可能性があります。ただ、溶岩流などで、上を固い溶岩で覆われたりすると、長持ちして、島として残るかもしれません」と話した。
西之島では1973~1974年にかけても、周辺海域で噴火が発生。
この影響で、新しい島が形成されたことがあり、噴火はこれ以来、40年ぶりだという。
気象庁は、今後も噴火が発生する可能性があるとして、「火口周辺警報」を発表した。
海上保安庁も、「航行警報」を出し、付近を通過する船舶に警戒を呼びかけている。
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