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<モバイル・トゥデイ>大切なiPhoneを失くしてみた…そして探してみた

2012年03月14日 07時44分46秒 | お役立ち情報
突然ですが、筆者はよくモノを失くします。自宅内で財布やガジェットが消えるのは日常茶飯事だし、街中でケータイを落とした経験も片手では数え切れません。幸運にも、その都度親切な人に拾ってもらって事なきを得てきましたが、本来ケータイ紛失は相当なリスクを伴うもの。特に個人情報がつまりまくったスマホは、悪意ある他人に拾われたらやっかいなトラブルに発展しかねません。

そこで万が一の備えとして、スマホには本体の位置を遠隔サーチできるセキュリティサービスやアプリが色々あります。iPhoneなら標準の「iCloud」に「iPhoneを探す」という機能が用意されてますが、この手のサービスって実際にどこまで使えるものなのか? 来るべきリアル紛失を想定して実験してみることにしました。

はじめに準備として、iPhoneのホーム画面から「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」の設定をオンにします。これがオフになっていると有事の際に何の役にも立たないので、日頃から常にオンにしておくのが大前提です。

まずは屋外で紛失したケースを想定して、住宅街にある公園のベンチにiPhoneを放置しました。やや離れた場所でノートPCを起動し、「iCould」にApple IDでログイン。「iPhoneを探す」を実行すると、マップ上に自分のiPhoneの所在地がグリーンの点で表示されました。その位置は、誤差3mくらいで見事に現場と一致しています。衛星からの電波を遮るものがない屋外だけに、GPSが正確に動作してますね。

「メッセージを送信」機能を使うと、遠隔地にあるiPhoneの画面上に好きなメッセージを表示できます。拾った人に向けて自分の連絡先などを入力すると有効そう。また、「サウンドを再生する」をオンにすると着信音のようなサウンドが大ボリュームで数分間鳴り続けるので、近くまで来たらサウンドを再生して音を頼りに探すのもアリですね。

もし本体にパスコードロックをかけていない場合は、「リモートロック」で遠隔ロックをかけることができます。拾った人に勝手に操作されないためにも、最優先でロックをかけておくべきでしょう。

続いて、GPSが十分に動作できないビル内や地下でも同様に実験してみたところ、次のような結果になりました。

●雑居ビルの2階に放置:地図上との誤差は約10mで、大体の位置は捕捉できた
●ショッピングビルの地下に放置:地図上との誤差は約40mで、かなりズレた

iPhoneは3G回線の基地局を通じて位置情報を取得できるので、GPSが使えない場所でも大まかな位置はわかるようです(誤差10~100mくらい)。それでも、ビルのような建物内では「何階にあるか」はわからないので、地図の情報だけ使って自力で探し出すのは難しいといえます。自分の記憶を振り返って立ち寄った場所を探し、見つからなければサウンドを鳴らして周囲の人に拾ってもらうのが現実的でしょうか。

とはいえ、探す手がかりがあるのとないのでは大違い。結論として「iPhoneを探す」はかなり使える機能だと感じました。ただし、iPhoneの電源が切れたら使えなくなるので、とにかく紛失に気がついたら大急ぎで即実行することが重要ですね。上手く使えば無事手元に戻ってくる確率は相当アップしそうです。

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