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北朝鮮の処刑方法に「高射砲で殺傷、火炎放射器で遺体損壊」も=韓国華字メディア

2015年05月16日 05時58分45秒 | 海外情報
 韓国メディア・聯合ニュースの中国語版は13日、韓国国家情報院が同日公開した資料のなかで、北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)政権発足後に処刑された幹部がすでに70人あまりにのぼり、故・金正日(キム・ジョンイル)氏の執政初期に比べて大きく増えていることを指摘したと報じた。

 記事は、金正恩氏が政権掌握後、2012年には3人、13年には30人あまり、14年には31人、そして今年に入って8人の幹部が処刑されたことが資料で明らかにされたと紹介。一方、金正日政権が発足した最初の4年間における処刑者数は10人あまりとなっており、同じ期間の処刑者数が大幅に増加していると伝えた。

 また、同院が処刑対象者について張成沢(チャン・ソンテク)元国防委員会副委員長といった最高級幹部のみならず、中央や地方の党員や官僚にも及んでいるとし、処刑理由が「反党・反革命行為、スパイ嫌疑、金正恩氏の指示や政策への意見、不法行為など」であると分析したことを紹介した。

 さらに、資料が処刑の方法について「処刑対象者の家族に処刑の現場を見せ、高射砲を用いて処刑する。その後火炎放射器で遺体を損壊する」とし、「処刑現場を見る際は頭を下げたり涙を流したりしてはならず、処刑後には処刑対象者を非難する作文を要求される」と記述したと紹介した。

 記事は、同院が13日の国会情報委員会で非公開の報告を行った際に「北朝鮮軍ナンバー2で、人民武力相の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)氏が、軍の活動において居眠りしたうえ、金正恩氏に口答えしたことが『不忠』とされ、先日国家反逆罪で公開処刑された」と明かしたと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真は「CNSPHOTO」提供)

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