ついにその時が訪れました。
少し大げさですがレナード彗星祭りに参加することが出来ました。
12月3日 新月の金曜日、GPVで南紀方面の条件が良さそう。15時半頃にいつもの熊野へ向けて出発しました。
18時過ぎには現着、すでにお二人の方が準備をされていました。
明るさ10等級でかに座を進行中の、67P チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星
まだ尾もしっかりと見えます。
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TITLE:67Pチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星
DATE:2021-12-04
TIME:00:59..01:08
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:60s
撮影枚数:8コマ
フィルター:CBP
ISO:40000
気温:6℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、Nik Collection,Lr 、トリミングなし
1969年に発見された周期6.57年の周期彗星で、2014年11月には探査機ロゼッタから分離された着陸機フィラエがこの彗星に着陸して色々な探査が行われました。そして、今でもフィラエはこの彗星に乗っかっています。
彗星祭りの本命、レナード彗星で明るさは6等級位です。
これは今年に発見された彗星で、双曲線軌道で進んでおり二度と戻ってこないそうです。
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TITLE:C2021A1レナード彗星
DATE:2021-12-04
TIME:04:32..04:40
撮影場所:熊野
カメラ:EOS Ra
鏡筒orレンズ:FC100-DF
コンバーションレンズ:76Dフラットナー
焦点距離:770mm
F値:F7.7
露出時間:30s
撮影枚数:12コマ
フィルター:CBP
ISO:40000
気温:6℃
赤道儀:Vixen SXD2
オートガイド:PHD2 QHY5L-IIM
ガイド鏡:50x200mm x 1.5EX = f300mm
画像処理:St9コンポジット、Nik Collection、Lr 、トリミングなし
M3球状星団とコラボして美しいテールが広がっています。
2種の彗星画像は、同じ鏡筒、同じカメラ、同じ画角で撮影していますので大きさの違いが良くわかります。
そして愛好会の勉強会での成果、Nik Collectionを使ってます。