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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

2011-07-17 | 日記
朝5時半に目が覚めた。
ココ2ケ月間、夏場の「歩き遍路」はお休みなので、少しは家で歩いておかなかったら9月に歩けないだろうと思い、毎日散歩することにした。

青田を縫うように流れている小川沿いを朝露を踏みながら歩いた。川の中を覗いてみると居る居る!小さなめだかが輪を描いて沢山沢山泳いでいた。流れる水に水草もさらさら揺れてとても気持ちの良い場所であった。アメンボもすーいすーいと泳いでいた。ちょろちょろと走るのはハゲッショとか言う魚かな。

畔道にさしかかると、足元が俄かにせわしくなった。ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん。次から次へと2センチ前後の小さな蛙が田んぼの中に我先にと飛び込んでいった。数にして数百匹。。。。。
びっくりして引き返すべきか進むべきか一瞬迷ったが、好奇心が頭をもたげてきた。
思わずしゃがんでよく見ると、苗の間におたまじゃくしやら、足が生えたのやら、足も手も生えているが未だ尻尾が残っているのやら、いろいろ居た。蛙の世界に迷い込んだような不思議な感じがした。こんな光景を見たのは初めてで、気持ち悪いというよりは蛙の生態を目の前にしてむしろ感動であった。
飛び込んだ蛙は足をピーンと伸ばしてあちらへこちらへと泳ぎまわり、突然の侵入者に危険を覚えてか慌てていた。勢い良く飛び込む先輩の水音に驚き、足の生えたおたまじゃくしも跳びあがろうとしたが、水面に顔を出すことなくポチャンとひっくり返って沈んでしまった。残念そうで気の毒だったが、面白かった。「大丈夫だよ、私何にもしないよ。見てるだ~け。」
敵ではないと知った蛙は又畔に戻ってきて不審そうな顔で私の顔を見上げた。あどけないその顔はどこか可愛いかったよ。 ホント!

蛙といえば、これは普通の茶色い蛙だが、緑色したアマガエルのおたまじゃくしってどんな色なんだろう?・・・ それに10年程前だったかな。ミズバショウの季節、尾瀬ケ原を歩いていた時のこと、広大な草原のど真ん中にあった綺麗な水溜りで見た黒いおたまじゃくし、あれはどんな蛙になったんだろう。そして京都大原三千院のすぐ近くにある勝林寺の庭池の側で木の枝の上に見たモリアオガエルの卵、おたまじゃくしは一体どんななんだろう・・・・・
結局のところ解からないが、今は調べる元気はない。いつかの暇つぶしにまわすことにしよう。

今日の散歩は歩きの訓練にはならなかったけれど、思いもよらず蛙との出会いで、それなりに楽しかった。
ついでながら平泳ぎと蛙泳ぎの違いが知りたくて、しばらく手の動きを追ってみたがどの蛙もあまりに素早い動きでとうとう確認できなかったなぁ。(笑)