gooブログはじめました和!

写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

夫婦大国社

2015-01-13 | 日記

  1月13日(火)
新年早々彼女が悩んでいる事を知った。
平穏な結婚生活を営んでいると思っていただけに、ビックリした。豊かな時代に苦労を知らないで育った世代、ちょっと我儘で自己中で、自分をコントロールする能力や知恵を失ってしまったのかも知れないなぁ~。若い二人ではないのでどんな助言が適当なのか解らない。
元日にあの子この子の嬉しい年賀状を繰りながら、皆んな皆んな目標に向かって夢と希望を持ちながら一生懸命頑張ってくれていると思い、こちらまでその幸せを分けてもらっていたのに・・・・・
孫を待つ子、大学生を持つ子、中学受験生の居る子、5ケ月の可愛い赤ちゃんを抱いている子、年の瀬に結婚したばかりの花嫁さん、外岩クライミングにはまっているらしい子、今年の秋に結婚が決まったという子、希望した職が見つかった子等、様々であるがこんな悲しい便りは初めてで戸惑う。直ぐに飛んで行きたい気はするが、私が飛んで行ってどうしてあげられるのだろうかと・・・・・・・

そういえば、この頃は簡単に離婚するんだよな。今の世の中、一体どうなっているんだ。あまりにも身勝手過ぎるよな。離婚を恋人同士の別れと同じ程度に考えているのかな。
友人の子どもさんもついに離婚したらしい。家庭裁判所で協議離婚が成立し、旦那さんは子どもの養育費を月々支払う事になっているそうだが、いつまで続くか人生何時誰がどうなるか誰も解らないよと心配している友人の話を聞いたばかりで心が痛む。

子育ては養育費だけの問題ではないよナ。両親の愛を失った罪のない子どもは一体どうなるの?一生背負っていく心の傷はどうなるの?彼らは誰を信じて生きていくんだ?親以上の愛を注げる人は居ないんだよ。10代で両親の愛に見捨てられた子どもの先を想像してご覧。これから思春期を迎えていくのに悲しさの余り曲がった道に迷い込んだらどうする?取り返しがつかないよ。親の身勝手は許される事ではないと思うよ。命を与えたからには責任があるんだよ。
  銀(しろがね)も金(こがね)も玉(たま)も何せむに 優(まさ)れる宝 子にしかめやも  山上憶良  本当にそうなんだよ。。。。。
あなたたち二人もそのように育ててもらってきたんだよ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

この歳になって改めて思うに、結婚生活はお金だけでも愛だけでもダメだよな。贅沢は望まなくてもその両方が程々に必要だし、平穏な暮らしを維持する為にはお互いの相違を受け入れる努力も必要なんだよな。何事も自分の思い通りになるとは限らない事を告げたい。相手を大切にする気持ちが薄れ、相手を理解しようとする努力がなくなると簡単に別の幸せを考える、けれど世の中そんなに甘くないんだよ。

夫婦の愛が冷めてきたら春日大社の『夫婦大国社』(Meotodaikokusya)に出かけるといいかも。。。。。
山積みの可愛いハート型の絵馬を見ると結婚当初の誓いを忘れていた事に気付くかもしれないよ。離婚は二人だけの問題ではない事を今一度思い起こしてもらい、相手の気持ちに寄り添う気持ちを持って真剣に話し合えばきっと通じ合えるはず。“きれいごと”の解決ではなく、二人にやり直す勇気と知恵を得てもらう事を願って止みません。どうか『たがいに 気持ちが つうじあい しあわせに』なって欲しいと祈っています。

        (画像はクリックすると拡大する)