春の野原
2016-03-26 | 日記
桜の開花が待ち遠しい季節になった。17日・18日には気温21℃まで上り今年の開花は早いはずだったのに寒の戻りか、24日・25日には13℃、14℃まで下がった。この寒さはしばらく続くようで桜も咲くの止めた。これを『花冷え」と言うのかな。
3月26日(土)
去る21日の事、娘家族が帰省して土筆を探しに野原に出かけて行った。大志君がニコニコ顔で私の自転車に跨っていた。「えっ!ばあちゃんの自転車に乗れるようになったの!足届くの?大丈夫?」目を丸くして叫んでいた私、どんどん成長する姿頼もしきかな。
さて、彼らが持ち帰った土筆の1つに下段写真のようなのが有った。実は娘も初めて見て感動したという。土筆を差し出しながら話す彼女の声は弾んでいた。
「確か土筆はスギナの子だよね。」「そうだと思うよ。」私たちはそんな会話を交わしながらまじまじと見つめ続けた。枯れかけた土筆と可愛いスギナが根っこで繋がっているのを見ると、まるで土筆の子がスギナの様に見える。(笑)私にとってもこれは驚きの土筆であった。
(画像はクリックすると拡大する)
そして24日、ご近所のTさんに「珍しい花が咲いているんだけれど名前知ってますか?」と聞かれて川岸を見ると、貝母(バイモorアミガサユリ)が雑草に混じって健気に咲いていた。それは2・3年前に我が家の庭を掘り起こして整理した時、ゴミにするのが可哀想で川岸に置いておいたものだった。すっかり忘れていた故にびっくりした。日当たりが良いので我が家のものより優秀で早や開花、生命力の強さに感激でとても嬉しかった。。。。。道行く人を楽しませてほしい。
それからTさんは岸辺にかがんでミニミニ玉ねぎの様な野草を1つ掘り起こし、「コレ、〝のびーる”と言って辛みのあるニンニクのようで食べられるんですよ。」と見せて下さった。調理方法もいろいろ教えて下さった。
頂いた〝のびーる"を彼に見せると「知っている」と言った。
好奇心が湧いてネットを開くと確かにTさんのお話の通りだった。そして「野蒜」(ノビル)という漢字も解った。
古くは『古事記』にその名が有って、応神天皇が いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに と歌っていられると書かれていた。ふぅ~ん、そんな昔からの食用草らしい。
早速25日、私のお気に入りの道で野蒜摘みをした。至る所に密生しているのに改めて驚いた。
小さいスコップを差し込んだが鱗茎は想像以上に深くて欠けてしまった。10cm以上の掘り込みが必要で、ちょっと難しい。地上に伸びている細い葉のなかでコレぞと思うのを選んで堀り起こし、白い球体が欠けずに出てくるととても嬉しかった。
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生食も可能のようだが、さっと湯がいて酢味噌を付けると大丈夫!食べれた。知る人ぞ知る野蒜は土筆と同様に田舎に住む人の春の乙なご馳走になるのかも知れないなぁ~。いやいや未だ有る。ヨモギがそうだよナ。
今まで私は散歩する犬が気になるので摘む気が起きなかったのだが、その気になって探し廻っていると犬が歩けない所に見つかった。ラッキー!
柔らかい部分を摘み取り、帽子に入れて持ち帰った。摘み草の楽しさが味わえた様な気がした。
そして今日26日、のびる味噌とヨモギ餠作りをした。初挑戦の大仕事であったが、いそいそワクワクと頑張れた。
レンジを使って作ったヨモギ餅は片栗粉で白くなってしまって残念だけれど、次回は蒸し器でもっと上手にやりたい。(笑)
今年初めて知った花、ハナニラ(西洋あまな)とカタバミ(酢漿草)の画像も残しておこう。ハナニラの太い筋入りの花びらそしてそばかすの様な斑点模様のハート型をしたカタバミの葉が、それぞれ面白い。カタバミを植木鉢に入れた。沢山の蕾は間もなく鉢いっぱいに黄色い花を咲かせてくれるだろう。
春の野原に妙に関心を持ち始めた私、色とりどりに咲き乱れている色んな花の名前をもっと知りたいなぁ~。でもカタカナで覚えきれないだろうなぁ~。。。。。
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3月26日(土)
去る21日の事、娘家族が帰省して土筆を探しに野原に出かけて行った。大志君がニコニコ顔で私の自転車に跨っていた。「えっ!ばあちゃんの自転車に乗れるようになったの!足届くの?大丈夫?」目を丸くして叫んでいた私、どんどん成長する姿頼もしきかな。
さて、彼らが持ち帰った土筆の1つに下段写真のようなのが有った。実は娘も初めて見て感動したという。土筆を差し出しながら話す彼女の声は弾んでいた。
「確か土筆はスギナの子だよね。」「そうだと思うよ。」私たちはそんな会話を交わしながらまじまじと見つめ続けた。枯れかけた土筆と可愛いスギナが根っこで繋がっているのを見ると、まるで土筆の子がスギナの様に見える。(笑)私にとってもこれは驚きの土筆であった。
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そして24日、ご近所のTさんに「珍しい花が咲いているんだけれど名前知ってますか?」と聞かれて川岸を見ると、貝母(バイモorアミガサユリ)が雑草に混じって健気に咲いていた。それは2・3年前に我が家の庭を掘り起こして整理した時、ゴミにするのが可哀想で川岸に置いておいたものだった。すっかり忘れていた故にびっくりした。日当たりが良いので我が家のものより優秀で早や開花、生命力の強さに感激でとても嬉しかった。。。。。道行く人を楽しませてほしい。
それからTさんは岸辺にかがんでミニミニ玉ねぎの様な野草を1つ掘り起こし、「コレ、〝のびーる”と言って辛みのあるニンニクのようで食べられるんですよ。」と見せて下さった。調理方法もいろいろ教えて下さった。
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頂いた〝のびーる"を彼に見せると「知っている」と言った。
好奇心が湧いてネットを開くと確かにTさんのお話の通りだった。そして「野蒜」(ノビル)という漢字も解った。
古くは『古事記』にその名が有って、応神天皇が いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに と歌っていられると書かれていた。ふぅ~ん、そんな昔からの食用草らしい。
早速25日、私のお気に入りの道で野蒜摘みをした。至る所に密生しているのに改めて驚いた。
小さいスコップを差し込んだが鱗茎は想像以上に深くて欠けてしまった。10cm以上の掘り込みが必要で、ちょっと難しい。地上に伸びている細い葉のなかでコレぞと思うのを選んで堀り起こし、白い球体が欠けずに出てくるととても嬉しかった。
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生食も可能のようだが、さっと湯がいて酢味噌を付けると大丈夫!食べれた。知る人ぞ知る野蒜は土筆と同様に田舎に住む人の春の乙なご馳走になるのかも知れないなぁ~。いやいや未だ有る。ヨモギがそうだよナ。
今まで私は散歩する犬が気になるので摘む気が起きなかったのだが、その気になって探し廻っていると犬が歩けない所に見つかった。ラッキー!
柔らかい部分を摘み取り、帽子に入れて持ち帰った。摘み草の楽しさが味わえた様な気がした。
そして今日26日、のびる味噌とヨモギ餠作りをした。初挑戦の大仕事であったが、いそいそワクワクと頑張れた。
レンジを使って作ったヨモギ餅は片栗粉で白くなってしまって残念だけれど、次回は蒸し器でもっと上手にやりたい。(笑)
今年初めて知った花、ハナニラ(西洋あまな)とカタバミ(酢漿草)の画像も残しておこう。ハナニラの太い筋入りの花びらそしてそばかすの様な斑点模様のハート型をしたカタバミの葉が、それぞれ面白い。カタバミを植木鉢に入れた。沢山の蕾は間もなく鉢いっぱいに黄色い花を咲かせてくれるだろう。
春の野原に妙に関心を持ち始めた私、色とりどりに咲き乱れている色んな花の名前をもっと知りたいなぁ~。でもカタカナで覚えきれないだろうなぁ~。。。。。
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