尾張名古屋は城でもつ
縁起のよい金の鯱鉾で、開演いたします。
講演の写真撮影は禁止されていました。
補聴器の調整にいったら橘さんから、約束のお土産をいただきましたので
http://blog.goo.ne.jp/himawari_008_may/e/58270908daa9d5ee9331e10728dd29ec
鳥越 俊太郎さん!!登場
待ってました嵐のような
笑顔のちから!~いつまでも健やかにうつくしく~
「ガンとわかってから・・・」
ロマンスグレーの柔らかいウエーブヘヤーに、
ダブルの黒いスーツ姿でにこやかに、いつものテレビの顔と 「ぜぇ~んぶ、おんなじやぁ・・・」
予定どうりに、西小倉駅でおりて15分の徒歩、
天気予報はがずれて、ぽかぽかの中を颯爽と歩いて
九州厚生年金会館へ到着。
入場する時、玄関前でお出迎えの人たちを目にしたときは
『はッ~、場所間違えたか』・・・
全員、黒のスーツで勢ぞろいの人たちを見てだ。
ところが
「いらっしゃいませ、どうぞ」と、きびきびと会場へ案内され
席はなんと、最前列の真ん中に
「~夢 ~かもしれん・・・」
両脇には、すでに着席のカップルをみて、一礼
そっと腰をおろし、あたりを見まわした。1階席は、ほぼ満場か
開演まだかと・・・みな笑顔で、ざわめいていて、ようやく安堵の私。
勘違いをしていたのですよ・・・
開口一番!! 鳥越 俊太郎さんは
「はじめに、お話しをされた奥村先生と、どちらがどうだか、わかりますか?」
会場の人達を含めて私も、ポカ~ンだ。
「見た目ですよ・・・」とにこやかに続けられて
あ~、それはもうと、拍手が起こった。
かたやピカピカと、ハニカミ王子そのもの、ふさふさだもの。
「わたしが、奥村先生よりも2つ年上なのですよ、
来年3月に、古希をむかえますから・・・」
な、なんと私と同年齢、しかもへやーも同じぐらいで、さらに福岡県出身
「へぇ~・・・」あとは言葉がない。
複数の癌と戦いながら、
「余命は5年ですよ、といわれてもう4年過ぎましたから・・・」
平然として軽やかな話しぶりに、更に驚かされた。
そして、
「私は女が好きです。女房は別ですよ、あくまでもあくまでも、
他人ですからねぇ~
死ぬ時は やはり女の手を握って死にたかですなぁ~」
ややっなんという遠慮のないこと言うじゃないの?
かと思ったら次の言葉にと納得した。
「娘ですよ、2人の娘がいますからネ、娘は女ですからねぇ・・・」
「やはりねぇ~」とか「やさしかねぇ~」両隣のカップルの声が耳に入っている
ささやき声が聞こえた、ささやき声が補聴器のおかげで聞こえていたのですよ。
「人間は100%死にます、速いか遅いかの違いですから、
問題は生き方ではなく、死に方です。
私はひきだしに貯金をしているようなもので、いつでもお話はできますよ
目標があり、やりとげた達成感が、なにより大事です。」
鳥越さんのお話は,さらに続いていた・・・
複数の難病と同居中の 同感
まだまだお伝えしたいことは、山ほどありますが、
みなさまがたには、もうお疲れと案じますので、続きは来年、
2010年1月20日(水)、毎日新聞朝刊に、すべて掲載されます。
どうぞお読みになってくださいませ。
苦労して来た甲斐あった、じいやに。