ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

火の用心!!

2013年02月14日 | 思い出

 

新聞の投稿欄に、かわいらしい絵をみつけました。
M新聞投稿欄に掲載の

兵庫県加古川市 Mさんの絵を拝借いたしました。
悪しからずお許しくださいませ。

 

 月、節分もすぎて庭の小梅は白い花が満開
紅梅のしだれ梅もそろそろ咲きはじめて 甘い香りがただよい、春近しを思わせるが

   朝夕の寒さはまだ厳しい。
   早朝のジョギングには手袋、マスクをつけて出かけるが
   手がかじかんでくるし、眼鏡はくもり、寒さはまだまだ・・・

  
時折り、けたたましい消防自動車のサイレンを耳にすると、
「あ~火事はどこだろうか・・・」と空を仰いでしまう。

幼いころの思い出がふっと浮かんできた。

 小学校の頃、”子ども会”というのがあって夏休み、冬休みには
そろってラジオ体操や、遠足、そして寒い冬の夜には近所の父兄と一緒に
手編みのマフラーと手袋、拍子木を持ち、毎晩 「火の用心!!カチカチ」と、
町内を夜回りしたものだった。

父から、お得意の腕で拍子木をつくってもらい、力いっぱい打ち鳴らし、
下駄の音もカランコロンと、暗い町内をゆっくりと一回りするころには、
体がポカポカとなっていた。

夜回り詰所の七輪のやかんからは、白い湯気がシューシューとあがり
熱いお茶と温かいだんご汁を少しいただく。
「あ~うまかねぇ・・・」 子ども心に、夜回りが楽しみのひとつでもあった。
   もう、60余年も前の、なつかしい冬のひとときを思い出す・・・  

コメント (4)
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