ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

歩道に、はみだした店の看板

2013年02月23日 | ばあやの本棚

水ぬるみ、春ちかしの気配が・・・


時々、その店の前を車で通る時に、危いと思う小さな(A交差点)がある。   
ついこの間、そのA交差点から二つ北側の交差点で、血液輸送車と介護サービス社の
軽自動車との激突事故があったばかりだ。ひっくりかえったのは血液輸送車。
原因は介護サービス社(女性運転者)の、一旦停車の無視で起こった。

A交差点では、一旦停車、左右確認の時に、店の看板である幟の縦長い旗2本と
立て看板が、歩道の一部をふさぐ格好に常時置いてある。
しかも普通車なら店の駐車場から、車の一部が歩道にはみ出している。
危ないと思いながらも、いつか改善されるだろうと思っていたが・・・
しかし、一向に改善される様子がないので、とうとう店の扉を押した。
準備中の木札がさがっていたので、お客さんはだれもいないから好都合だった。

「はい!」と応対した50代と思われる男性店主・・・・・・
「お店の看板のことで、少しお話しがあるのですが・・・」と切り出した私をみすえて
店主の様子が一変した。
 しかし、もうあとには引けない。我ながらおどろくほどに冷静でいた。

「しかるべき所に話すので、ここに名前と電話番号を書いて」と迫ってきた。

「しかるべきところなんていわれるなら、絶対に書きませんよ」と拒否した。
すると、「うちも商売ですから、名前を書いてもらわないと話にならないんですがね。
これは書いてもらいますよ」と、ちいさなメモ紙と鉛筆をつきだした。

「わたしは、営業を妨害する気持ちは全くありません。ただ店の角で一旦停車したときに、
安全の確認がしやすいように、看板を置きなおしてもらえばいいのですよ。
近くに小学校もあることですから」と返した。すると
「警察の知り合いに、いまから電話するから」という。
どうやら私を勘違いもいいとこ、言いがかりをつけたと思ったらしい。

「どうぞしてください。改善されないのなら、私が警察で話してもいいですよ。
車を安全な駐車場に止めてきますから待っていてください。」といったら
「それは、お宅の勝手でしょ」ときた。
う~ん!!ならん!! もう引くに引けないと、さらに覚悟をした。

少し離れた別の駐車場に車をとめて、店にもどってきた私をみて、店主がギョッ!とした。
まさか、わたしが戻ってくるとは思わなかったに違いない。
しかるべきところに、電話の最中だった。

わたしは、だまって電話の話を聞いていたが、店主はいやに頭をさげて、恐縮している様子。
おかしいな?

「あ、はいはい、いろいろご迷惑をおかけしました。そのように話しますから・・・すみませんでした」と電話を切って、私の顔をみた。

しかし、まだ気分が納まらない様子、わたしに放った言葉は
  「お宅も一旦停車をして、安全確認すること。
  店に来るお客さんがうちの駐車場に止めた時、歩道に車がはみだしていても
  うちの店には関係はない。
  店の営業にも関係するから、断ることはできないんですよね」ときた。
  他のところのブロック塀や、うちの看板が邪魔なら安全確認を
  自分の責任でやってもらいたい」という。

そこで私は、はっきりと云った。
「私は、いつも法令はきちんと守っていますよ。
ブロック塀は、はじめから決まりに従って固定しているものです。
店の看板、あなたが自分の意思で置いたもので、
安全なところに動かせるものでしょう?


店主は、それっきりなにもいわなかった。

「では、よろしくお願いします、お邪魔いたしました。」 と店を後にした。

もちろん、私はその足で、市の警察署へ行った。
事情を話すと「あ、それは私が対応しました。」と若いおまわりさん。

 ご婦人が、店の看板が邪魔だと抗議してきたとか、名前を書いてといっても書かないし、
店の営業にも差し支えるからとか、云ってましたね。
それで、一応規則を説明して危険なら、きちんと処理をするようにと話しておきましたよ。
それから、あなたが名前を書きたくないなら、拒否してもいいのですからね。」

わかりやすく説明されたおまわりさんは、他の数人で署内に待機中だったが、
笑顔での対応は親切だった。

交通安全、特に飲酒運転撲滅も叫ばれている最近、
市民である、わたしたちの小さな協力、安全管理のための日頃の提案も大切なことでは
ないだろうか? 

コメント (4)
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