「あーーー!もう、明日の数学のテスト、緊張する~~~。
出来なかったら、一生懸命教えてくれたT先生に顔向け出来へんもん。」
T先生というのは、彼女を担当するウチのスタッフです。
もう、5年?くらい高校生を担当しているウチでは古株の先生。
「あらあら、どうしたの?わからないところがあるの?」
「ううん、大丈夫、大丈夫なはずなんだけど!」
まあ、万全の準備をして臨んでも、いい点数が取れるとは限らないもんね。
「一応、一応ね、問題集は全部やったんだよ。だって、T先生、怒るから怖いんだもん!」
「へええ、怖いの?」
「怖いよ、あ、でも、だからちゃんと全部出来たからいいんだけどね、
怒ってくれないと、できなかったかもしれない。T先生のおかげなんだけど。」
T先生が私に叱られるとでも思ったのかな、なんかフォローしていましたが、
もちろん、そんなことでは叱りませんよ。
生徒を指導するには、優しいだけではダメで、
時には厳しさも必要。
生徒のことを想っての叱責は、ちゃんと生徒の心に届いていました。
ひまわり進学ルーム、
開業して8年経ちました。
開業当初のチラシに、
「人間、自分のためにはなかなか頑張れない、
だったら、ひまわり先生のために頑張ってみる、きっかけはそんなことでもいい。」
的なことを書いているのですが、
生徒も先生も当時より人数が増えました。
「ひまわり先生のために」ではなく、
「ひまわり進学ルームの先生のために」頑張ろうっていう生徒が出てきてくれて、
ちょっとステップアップした気持ちになりました。
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