【2011年9月の記事】
保健室コーチングベーシックコース関西1期 第2講 が終了しました。
今回は 少人数ということもあり お一人お一人がお持ちの課題に 深く 関わらせていただいております。
第2講 2日目は
第1講でおこなった「ディソシエイト」「アソシエイト」の
より具体的で 実践的な活用方法を体感していただくことから始めました。
アソシエイト 、ディソシエイトは 非常に深い概念です。脳の習性との関連を理解したうえで、
クライアントや自分自身が、どの状態にあるのかに気づくことも大切な観察や状態管理の視点です。
保健室コーチングの資格コースを 何度か開催し
いろいろな養護教諭さんにであって わかったことです。
支援者自身が「ニュートラル」な状態を保つことで はじめて効果的なアプローチができます。
この概念や自分の状態を理解することなしに
どれだけ 心理や手法の知識を詰め込んだとしても
実際の場面で アプローチの効果は半減しています。
2日目の今日は、「ディソシエイト」「アソシエイト」というNLPの視点と
人のエネルギーの流れという波動身体論の視点の両方から、
自分の状態をニュートラルに保つかの理論と体験をしていただきました。
最近開発したワーク「一人反省会」では、ガイド役の人が
クライアントの観察を実に的確にされていました。
今 アソシエイトしてしまったのか? ディソシエイトできているのか?の見極めです。
ディソシエイトしていたはずの クライアントが アソシエイトに変わっていく瞬間
なかなかアソシエイトから抜けることができないクライアントをいかにディソシエイトに導くか
これって、どんなスキルを使うかよりずっとずっと大切な概念です。
このワークで 1講で行った状態管理をさらに深めていただくことができました。
【今日のその他のメニュー】
◎「未来のイス」
◎8フレームアウトカム
◎リアクション
◎おまけのワーク
※受講生さんから「恋愛」についてのワークをしてほしいということで おまけでやりました。
自分が恋愛において無意識にしている行動を あぶり出し認識していただきました。
そして、その原因となる「無意識」のビリーフを脳下垂体を使って状態を変えることで
全く違う反応ができるという体験をしていただきました。(NLP+波動)
◎THE SOURCE OF WISH
・どらえもんワーク
・喜怒哀楽
・メタファーのワーク
・価値観のワーク
【第2講 感想】
◎ものすごく深い2日間でした。小さな質問から とても深いことが出てきて自分発見の連続でした。1つ1つの質問が 大きな意味があり 質問って大切だと感じました。そしてコーチがクライアントさんの話を聴くときの反応も、話しを引き出すのみすごく大切なのだと感じました。そして、保健室に来る子どもたちが 自分の鏡だということも驚きました。ワークを通して、自分でも気づけなかった自分に出会えました。そして一緒に受講している皆さんも似たような課題があり、今 こうして一緒に学んでいることも大きな意味があるとしり、本当に受講してよかったと思っています。自分の中でも新しい課題が見つかったので、パターンを変えて行動してみようと思います。コトバでは言い表せないくらい深い充実した2日間でした。ありがとうございました。
◎私は養護教諭は、「傾聴」「共感」が大切だということを意識して 子どもと接していましたが、問題の解決に至らないことが多く、「これではだめだ」という想いを持ったまま、長い年月を過ごしていました。「ではどうすればよいのか」ということが、2講の受講で見えてきました。自分が相手の感情に入りこんで、相手と同じ感情、精神状態になってしまうと、問題解決できない。相手の感情を自分の中に取りこまず、客観的な視点で その問題を相手とともに考えていくことが必要だったのです。今まで「いい人」「優しい人」と言われることがよいことだと思っていましたが、「親ライオンが子どもを崖から突き落とす」という優しさのお話に「自分はこのような優しさを持つことができるか」…正直、私の乗り越えるべき壁は大きいと思いますが、養護教諭として 子どもの目の前に立っている今、それは乗り越えなければならないと感じています。学校で子どもとどう向き合うか、これからも考えていきたいです。
◎自分の内面を深く見つめた2日間でした。人の為ばかりに生きてきて、今からは自分のために生きる、自分を大切にすると、4月に 頭では決めたのに、結局は 行動パターンが変わっていないから、日常から同じパターンをくりかえしていたことがよくわかりました。相手がどう反応をしようと、自分の想いはしっかり歌え、いい人をやめます。この時期にベーシックに参加したのは やっぱり深い意味がありました。自分の人生を生きるために 体が反応しても 行動パターンを変えて行こうと思います。
◎第1講も深いと思いましたが、第2講はさらにさらに 奥が深いものになりました。今の自分の問題点を頭のどこかでわかっていたつもりでししたが、いざ 目の前においてみた時の心の変化はとても大きいものでした。1日目の終わりのころから 頭痛もしてきたのですが 前回「こころで決めても 体が拒否する」ということを学んでいたので きと「生みの苦しみ」だと思い、しんどい半分、やっと自分を変えるチャンスが来たといううれしさもありました。普段負との話を聴く機会は多くても、自分の話を聴いてもらうことはあまりありません。でも、効果的な質問で、自分の想いの奥深くを引き出していただけたので、すっきりした気持ちと前向きなパワーが出てきました。今度は私来室しあ生徒の内なるパワーを引き出せるよう明日から職場で生かて行きます。次回報告ができるよう、いろいろチャレンジしていきたいです。