姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

自分が提供している価値に気づく為に必要なこと

2020年10月28日 | 保健室コーチング

(株)ハートマッスルトレーニングジム代表

主体的人生を構築する人材育成トレーナー

桑原規歌です。


今日のテーマは

「自分が提供している価値に気づく為に必要なこと」です。



自分の仕事は、

どんな価値を生んでいるのか

と、考えたことはありますか?


真面目な方ほど

「私はいてもいなくても

良いのではないか」


「ちゃんと誰かの

役に立っているのだろうか」

と考える方もあります。


そう考えてしまうと

とてもつらいですね。




自分の存在価値を


「成果が出ているかどうか」

と、結果優先で考えてしまうと

「やっぱ、ダメじゃん」

なんて思ってしまいます。


目の前の事ばかり

自分の範囲だけ

という近視眼的な

考え方にとらわれてしまうと

生み出している価値も

限定的に感じるかもしれません。



仕事で価値を生み出すには

(あるいはその価値に気づくためには)

俯瞰的に

ものごとをとらえる必要があります。


自分が生み出している価値に

気づくため

さらに価値を生み出すために

仕事のスタンスを

どう考えるのかが大切です。


例えば、

スポーツでは

ゴールやシュート、アタックを決めると

明らかに

「得点」になります。


しかし、必ず、そこには

ナイスアシスト!

ナイストス!

ナイスパス!

があるわけです。


自分が直接ゴールを決めることも

ありますし

戦略を考えたり

戦術を教えたり

武器を持ってきたり

シューターに絶妙なパスを出したり


全体を俯瞰すると

役割は、状況によって変わります。


自分はゴールを決める

かっこいい役しかしないから

人のアシストはしない

と考えると

まわりからの信頼もなくなります。

そこには、学びも生まれません。

生み出せる価値を生み出すことが

出来ません。



逆に

私は、ゴールを決める人ではないから

と自分の役割を

固定してしまうと

それもまた、チームがうまく回りません。


だって、それ、私の役目じゃないから

だって、それ、〇〇さんの役割だよね


今日は、自分の出番はなさそうだから

ベンチに入ります。


そんな役割、やったことないから

できません。


やりたくないからやりません。


そんなこと言ってしまうと

チームが回りません。


状況によっては

自分が戦略を立てたり

自分がゴールを決めることができる

瞬間だってあるはずなのですから。


無意識に

自分で制限をかけているとしたら

成長の機会も

失ってしまいますし

チーム全体の力量が

下がってしまいます。


チームは常に

流動的に動いていて

バランスで動いています。


そう考えると

「あ、自分は思った以上に

価値を生み出している」


「そうか、自分が役割を

固定して全体を見ていなかった」


と気づくかもしれません。


基本的な役割分担は

必要ですが

分業+分業をどれだけ合わせても

全体の成果に

ならないのです。


あなたが生み出す価値を

最大限にするために

そして、

それがチーム全体の

成果につながるためには

一人一人が

仕事に対して

俯瞰的視点を持つことですね。



それでは

今日も、あなたのことばと思考で

素敵な1日をつくりましょう!

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2020年10月16日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 



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