「セックス」は、男にとっても女にとっても永遠のテーマ。雑誌の特集や女性目線で書かれた性の本など、指南法の需要も衰えることはありません。男子たるもの、大好きな彼女と体を重ねるのならば、幻滅なんかされたくないもの…ですよね?
しかし、全国の25~34歳の女子300人にアンケートを実施したところ、男性とのセックスで幻滅したことのある女子は全体の53.7%という結果に。彼女たちが「男性とのセックスで幻滅した理由」をランキング形式でご覧ください。
●男性とのセックスで幻滅した理由(複数回答)
第1位 性急でムードがなかったから 80人/161人
第2位 あっという間に終わってしまったから 62人/161人
第3位 あなたの体を粗雑・乱暴に扱ったから 46人/161人
第3位 いつまでも終わらず、疲れてしまったから 46人/161人
第5位 行為が終わった後、一人で寝てしまったから 36人/161人
もしかすると、「自分はムードを大切にしている」「乱暴に扱ったつもりなんかない」など、自分は当てはまらないと思っている男子諸兄もいるかもしれません。ただ、幻滅率53.7%は動かしがたい事実なのです!
では、ランキングで挙げられた項目の真意とは? 『女の一生の「性」の教科書』の著者で産婦人科医の河野美香先生にお聞きしました。
「女性が男性に幻滅してしまうのは、男女で性反応が異なるせいでしょう。性反応とは、オーガズムの感じ方。男性の性反応は短時間で急速に上がってピークを迎え、その後は急激に降下します。一方、女性のオーガズムは時間をかけて緩やかに上昇し、男性のピーク時を越えても上がり続けます。そして、ピークを迎えると、ゆっくりと下降していく。つまり、男性が自分の性反応を基準にセックスをしてしまうと、女性は快感を得られずに幻滅してしまうのです」
ちなみに、女性のオーガズムが長く続くのは、妊娠しやすい状態を作るために、膣内を精子にとって理想的な環境に整えるためともいわれているそう。では先生、男女の性反応のミスマッチはどうすれば埋められるのでしょう?
「まずは、パートナーの体に耳を澄ますことです。女性は性感帯が全身に分布しており、挿入以外にもオーガズムを感じられるタイプが多い。パートナーとお互いのピーク時を合わせられるように、心がけましょう。また、女性は性経験を重ねるごとにオーガズムを感じやすくなるといいます。時間をかけてゆっくりと歩み寄っていけば、彼女と一緒に楽しむ感覚を共有できるはずですよ」
そもそも、男と女の体は構造上、大きな違いがあるもの。ぜひとも理解の心を持って、心も体も強くつながったステキな関係を目指していただきたいものです!
見た目だけでも大きく違う、男と女のカラダ。彼女がいるのに、気持ちは背中を向けた同士…なんてもったいない! 彼女の「気持ちいい」をわかることこそ、最大のセックステク
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