日向で雪遊び

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サントリーの「白州蒸留所」に行ってきました

2019年10月02日 | 散策

待ちに待った日が到来しました!
9月29日の日曜日。この日、山梨にある白州蒸留所へ行ってきました。
ニッカの余市蒸留所やサントリーの山崎蒸留所には既に行ったので、これで3件目ですね。

▽最寄りである駅、小淵沢へ
始発に近い時間に電車に乗ると、およそ3時間近くで小淵沢へ到着。
駅から見た周囲はイメージ通りの自然の宝庫。山々が連なり、八ヶ岳も見えます。
小淵沢は白州蒸留所の最寄駅だけでなく、お菓子メーカーのシャトレーゼ工場の最寄り駅でもあります。
蒸留所と工場の間はおよそ徒歩20分(グーグル先生調べ)
此の為、事前予約をした上で両方行かれるのもいいかもしれませんよ。
というか、予約していないと入れませんからね

駅周辺は小規模のバスターミナルと、タクシーの停留所があり。
土日祝日に限り、白州行きのシャトルバスが出ているので、これに合わせてがおすすめ。
蒸留所行きのバスは他になし。タクシーだと、片道2000円程だとか・・・往復代が痛すぎる。

▽白州蒸留所に到着

受付で入場パスを受け取り、山道を歩きながら蒸留所へと移動。
空気が澄み切っており、気持ちがいい。当日が晴れたのも大きいですね。



時間に余裕もあるので、手始めにと物販のコーナーへ。
此方では蒸留所限定のウイスキーが置かれ、その他にも関連会社のウイスキーや、グラス。おつまみなども販売。
が、肝心の響や白州12年などは一切なし。
一連のウイスキーブームの影響は、いまだに尾を引いてるようで。
また、蒸留所らしいアイテムがさしてないのも勿体ないところ。
お土産としては全体的にいまいちかと。

全くの余談ですが、蒸留所限定ウイスキーは13時頃には完売していました。
購入予定の方は、お早めにどうぞ。

▽白州のバーでお試し
蒸留所に来たらやるのはこれでしょう!
ここでは格安でウイスキーのティスティングが出来るので、非常に人気。
普段、まず飲めないようなものも、ここでなら飲むことが可能です。


白州ニューポット
白州18年
山崎18年
碧-Ao
響 21年

しめて、2100円。
水はサービスでいただけます。こちらで生産している天然水がまた素晴らしい。
この他、山崎と白州の25年物や響30年の最上級品もあります。
それらはお値段が1杯2900円。ですが、ボトルで買うことに比べれば遥かに安上がり。
とりわけ、響30年が推しですね!

▽蒸留所ツアー開始
有料ツアー(参加費1000円)です。
無料との違いは、入れない場所の有無。および最後のテイスティングセット。
蒸留所の肝の部分なので、絶対に必須。でなくば、泣きを見ます。

手始めに麦汁を作る場所へと移動・・・。近づく度に麹の匂いが強くなっていく。
おお、麦芽の発酵臭が期待を煽っていく感覚・・・!


木製の発酵槽
これがいくつも置かれ、中ではごぼごぼと麦汁が醗酵。
扱いやすいステンレスではなく、白州の土地を生かすため、あえて木製。
また、この場所の匂いは外の比ではなく、なんともいえない強烈な存在感があります。


ポットスチル
ウイスキーを蒸留させる蒸留器。
左の大きい方が1回目、小さい方が2回目用。


ウイスキー貯蔵庫
今回のハイライト。下から上まで樽がぎっちり。
何より驚いたのはその香り。濃密なウイスキーの香りが凄まじい。
「なにこれ!!!?」と叫びたくなるほど、中でのプレッシャーは他に類を見ません。
「むせる」ではなく、「溺れる」という表現が最も適切。これは間違いなく酔う!
気温などで状況は変わるようですが、今回は間違いなく大当たり。
ツアーの添乗員さんいわく、今年でも5指に入るほどなんだとか。
あまりの状況のため、普段開けない大扉を開けていたそうです。


テイスティング
最後にウイスキーのテイスティング。
ホワイトオーク原酒、ライトリピーデット原酒、白州、ハイボール用の白州(ミント付き)
下に楽しみ方が書かれ、色や香り、味の違いを楽しめます。
また、付属にチョコレートやスモークナッツなども用意。
水もこの場所で生産されているもので、非常に贅沢なシチュエーション!


▽博物館見学
ツアーも盛況に終わり、残りの時間は博物館へ。


中ではサントリーのウイスキーの軌跡や、ウイスキー自体の歴史を学ぶことができます。
ただし、ニッカウヰスキーの竹鶴さんには一切触れていないので、そこは注意。



▽お土産

蒸留所でのお土産はこちら。限定ウイスキーと、テイスティンググラス。
山崎でも買いましたが、白州はグラスに横線が2本入って持ち易くなっています。
どんどん活用しますかね。

▽全体的な感想
非常に刺激的な体験でした。
既に余市、山崎には赴いていましたが、ここでの体験は鮮烈。
特に貯蔵庫での体験は、ちょっと他では考えられません。これは手放しで称賛したいです。
色々と距離のある場所ですが、これほどのものを体験できるのなら、間違いなくいく価値のある場所です。
ではでは。


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