ダンジョン飯 4巻 (ビームコミックス(ハルタ)) | |
九井諒子 | |
KADOKAWA / エンターブレイン |
待ちに待った本日発売、九井諒子先生の「ダンジョン飯」4巻を読みました。
いやー、面白かったー!。素晴らしい作品です。
本作品は、魔法や魔物が存在するファンタジー世界の冒険グルメ漫画です。
主人公の剣士はパーティーを組み巨大ダンジョンに挑みますが、レッドドラゴンに敗れ妹を丸のみされてしまいます。
消化される前に妹を竜の腹から取り出し、蘇生させることを決意する主人公。
しかし無一文のため、ダンジョンに再び潜るための食料が調達できません。
やむなく食料は持たず、ダンジョン内の魔物を食べることを決意します。
本来食用でない魔物たちを料理し食べながらダンジョンを進む主人公たち。
うーむ、未知な土地の探検隊や植民者ってこんな感じで試行錯誤してるのかなあ。
とにかく世界観やディティールの作りこみが緻密でしっかりしており、実在の島の出来事を見ているかのよう。
魔物料理を作る過程もリアルで繊細で、いかにも美味しそうな描写に思わず喉が鳴ります。
4巻ではいよいよ妹を丸のみしたレッドドラゴンと闘います。
身長10mはあろうかという巨大竜で、固い鱗は剣も魔法もはじき返し、吐き出す火炎は浴びた者を一瞬で消し炭にします。
竜に通用する武器は伝説の鍋と小包丁のみ。
絶望的な戦いに臨む主人公たちははたしてドラゴンを倒し、念願の竜料理を食べ…いや無事妹を救い出すことができるのか!
リアルにコミカルという漫画ならではの特性を存分に活かし切った、今一番面白い魔物料理漫画で超お薦めです。
こんにちは!
ダンジョン飯、面白いですよね!
クスリと笑わせた上でジーンと涙を誘う、実在しない魔物料理をリアルに解説して喉を鳴らす、見事だなあとため息が出ます。
漫画の凄さを改めて認識させてくれる名作だと思います。(^-^)
ファリンが助かったかと思ったら、あまりにも早く次の事件がおきてしまうし、シリアスな展開にドキドキしています。
口には入れたくないような姿の魔物を、美味しい料理に変えていく描写力はすごいですね。センシも本当に笑わせてくれて好きです。
こんにちは!
マルシル可愛いですよね。
「竜のかわいい七つの子」など玄人好みの良作が多かった九井諒子先生の作品が、本作で誰もが楽しめる「面白い漫画」に脱皮したポイントはマルシルにあるのではと勝手に思ってます。マルシルとアシリパさんは変顔美少女の東西横綱ですね。(笑)
センシのカッコよさも痺れますね。
存在しない魔物料理をいかもに美味しそうに感じさせてしまう九井先生の力技は本当に凄いと思います。