益田ミリ著「美しいものを見に行くツアー 一人参加」読了。 2021-03-11 20:46:00 | 読書 益田ミリ著「美しいものを見に行くツアー 一人参加」読了。この本で出てくるフランスのモン・サン・ミシェルは、2023年のラグビーワールドカップのついでに、行きたいと思っていたが、ワールドカップの期間は全て高そうなのでやめておこう。私は海外出張が多くて、よく外国に行ったけど、何から何まで全て自分でやった。空港からホテルとかのタクシーでは、ほぼ毎回ぼったくられた。ツアーは安いし楽でいいねぇ#読書
外山滋比古著「思考の整理学」読了。初版が1983年、文庫版の初版が1986年なのに、2021年の今、読んでも色あせない。それは時代を超えるある意味普遍的な真理が書かれているからだ。 2021-03-10 19:28:02 | 読書 外山滋比古著「思考の整理学」読了。 初版が1983年、文庫版の初版が1986年なのに、2021年の今、読んでも色あせない。それは時代を超えるある意味普遍的な真理が書かれているからだ。この本を読んだせいなのか、他の本からの知識かわからないが、今も実行している事項がいつくかあることに驚いた。 外山さんの三部作が家にあるので、引き続き「伝達の整理学」と「知的創造のヒント」を読んでみる。
古田徹也著「はじめてのウィトゲンシュタイン」読了。彼の前期哲学の到達点「語りえないことについては、沈黙しなければならない」を理解するには、最適な入門書ではないかと。 2021-03-01 08:42:00 | 読書 古田徹也著「はじめてのウィトゲンシュタイン」読了。彼の前期哲学の到達点「語りえないことについては、沈黙しなければならない」を理解するには、最適な入門書ではないかと。それでも哲学者は、何故にその「語りえないこと」を考え、語り続けるのか?ある時は西田哲学のように、「語りえぬ」そのもの(こと)になりきる純粋経験のように。後期ウィトゲンシュタインがある遺稿の中で引用した、ゲーテの「現象の背後に何も探してはならない。現象それ自体が学説なのだ」を実践したように。
向田邦子さんのエッセイ集「伯爵のお気に入り」読了。 さすがエッセイの達人、素晴らしい!!エッセイとは、こういうものかと、とても参考になる。 2021-02-23 13:22:47 | 読書 向田邦子さんのエッセイ集「伯爵のお気に入り」読了。 さすがエッセイの達人、素晴らしい!!エッセイとは、こういうものかと、とても参考になる。 まず、あれだけの売れっ子脚本家なのに、偉そうなことは書かない。事実に基づく本人の失敗談が多い。たぶん自分も同じ失敗を過去にしたに違いないネタばかりで、自分自身の経験に照らして笑いながら読める。今までエッセイは、ほとんど読んだことがなかった。コラムや論調などは、新聞でよく読んだけど、事実に基づかず妄想だけでいい加減なことを書くコラムとは全然違うということが、よくわかった。
月刊日本3月号読了。特集は「「命の格差」を許すな!」 2021-02-23 13:08:47 | 読書 月刊日本3月号読了。特集は「「命の格差」を許すな!」 医療崩壊、PCR検査を抑制して利権にしがみつく現状が、わかりやすくまとめられている。この雑誌は、右寄りの保守系と言われているけど、その主張はいわゆる左翼系の言論にも近い。左も右も関係なく、今は誰もが安倍菅自民党公明党政治に命の危惧を抱いているということだ。 立件民主党小川淳也さんの「コロナに感染して見えた政治課題」は、自身がコロナに感染した経験からの6つの提言をしている。しかし菅政権は聴く耳を持っていないだろう。ジャーナリスト倉重篤郎さんの「感染症ムラの真実」を読むと原発ムラのような利権の構造が強固で一強の安倍さんでも崩せずに、いまだにPCR検査を増やさずに利権にしがみつく構図がよくわかる。 「あなたの知らない司馬遼太郎」も面白かった。高校生の時からたくさん司馬さんの本を読んだから、なるほどと言う部分も多かった。いわゆる司馬史観に触れているところもあるけど、所詮は小説だからね。エンターテイメントとして読まないと。