ハンナ・アーレント「人間の条件」(志水速雄訳)読了(ちくま学芸文庫)
「死んだ物体は,一切を含む自然の巨大な円環の中に帰ってゆく。この円環の中では、始めもなければ終わりもなく、すべての自然物が、変化もなければ死もない繰り返しの中で回転しているのである。」
去年から続いた在宅勤務のおかげで、毎日散歩が出来た。その中で桜が咲き散り、つつじが咲き散り、バラが咲きアジサイが咲くという自然の営みが、確実に毎年毎年繰り返される丸で円のような循環と、座禅の中で感じた宇宙(自然)と一体となる循環感(円)と同じことをアーレントも言っていたのだ。
「死んだ物体は,一切を含む自然の巨大な円環の中に帰ってゆく。この円環の中では、始めもなければ終わりもなく、すべての自然物が、変化もなければ死もない繰り返しの中で回転しているのである。」
去年から続いた在宅勤務のおかげで、毎日散歩が出来た。その中で桜が咲き散り、つつじが咲き散り、バラが咲きアジサイが咲くという自然の営みが、確実に毎年毎年繰り返される丸で円のような循環と、座禅の中で感じた宇宙(自然)と一体となる循環感(円)と同じことをアーレントも言っていたのだ。