滋賀県・京都府とその周辺の山と滝

比良・鈴鹿山等の滋賀の山や京都北山を中心とした、山登り・滝巡りなどを写真で綴る個人記録帳です。

2016.12.10 鈴鹿の山/御在所岳中道・蒼滝

2016-12-10 18:17:02 | 鈴鹿の山
2016.12.10[旧スカイライン料金所パーキング~負ばれ岩~地蔵岩〜キレット〜八合目〜キレット〜地蔵岩〜負ばれ岩〜裏道接続路〜北谷〜蒼滝〜東海自然歩道〜大石公園〜旧スカイライン料金所パーキング]
12月となり、そろそろ登山者の人数も減り、静かな山旅ができるのではないかと思い、御在所岳の奇岩巡りにやってきた。なんと17年ぶりの御在所。旧スカイライン料金所パーキングはそれでも満車。邪魔にならないようパーキングの片隅に駐車し、中道登山道へ。薄手のフリースだけでは体を動かしていても寒く、すぐに手袋、帽子、パーカーを着用。負ばれ岩からは尾根道となるため強風がまともに体に当たり体感温度は氷点下。負ばれ岩、地蔵岩、キレットと写真を撮りながら順調に進む。それにしても午前10時を回ったばかりなのに、すれ違う下山者が多い。みなさん早朝から登ってご苦労なことだ。七合目付近よりうっすら積雪、八合目付近から凍っているところも現れ始めた。八合目で小休止後、山頂に向かって出発と、張り出した岩を回り込むと凍った鎖場。一つだけあるスタンスに雪がのって凍っている。普段なら問題ないが、肘の具合がまだよくなく、右手に体重をかけられない。握力も弱っているので滑ると転落の可能性が高い。ここは意を決して引き返すことにする。きょうは山頂レストランで暖かいものを食べようと思っていたのだが残念。午前から下山者が目立ったのはここで引き返す人が多いからだろう。写真を撮りながらゆっくり下山。地蔵岩でカロリーメイトのひもじい昼食。まだ時間があるため、一旦スカイラインまで下りて、一ノ谷新道をもう一度御在所岳を目指して登りかえそうか、もしくは蒼滝に寄り道しようかと悩んだが、2008年の水害で北谷と蒼滝がどうなったのか見てみたかったので、中道途中から北谷の裏道に抜ける接続ルートに入る。北谷は土石流の爪痕が今だに消えず荒れていた。流木等は少ないものの、谷幅いっぱいに巨岩がゴロゴロしている。巨大な堰堤を越え、スカイラインの橋のたもとから蒼滝へ下っていく。蒼滝もやはり水害で美しさは以前に比べて半減していた。左岸の木々がなくなり丸裸にされ滝直下も岩がゴロゴロ、普段なら滝でゆっくりするところだが、あんまり長居しようとは思えなかった。東海自然歩道を通って駐車場に戻る。




負ばれ岩


御在所雪化粧


岩の間をぬって登っていく


地蔵岩。落ちない岩として受験生が奇岩(祈願)にやってくるとか


鎌ヶ岳とロープウェイ


国見岳もうっすら雪化粧






八合目


キレットから






キレット


再び地蔵岩


地蔵岩から鎌ヶ岳を望む




同じく釈迦ヶ岳を望む


登山道真ん中にある小さな切株は、登山者が手をかけて登るため角が丸くなり、黒光りしてツルツル


御在所と鎌




再び負ばれ岩


ロープウェイと四日市のコンビナート


荒れた北谷の様子


古い切株にびっしり生えたカワラタケ。何処にでもあるキノコだがよく見ると芸術的で美しい




蒼滝


駐車場から御在所岳を仰ぎ見る。木々に積もった雪は既に溶けたようだ


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