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ラジコンカー最速になるための練習と対策

2020年06月15日 16時40分59秒 | ラジコン

ラジコンカーを始めてみたら、ラジコンレースにハマル人と、そうでなく走らせるだけに熱中する人に分かれます。「レース志向」であっても「そうでない人」でも、うまく操れるのがラジコンカーの楽しさの根底なので、ある程度は速く走らせることができないと、まったく楽しくないというのがラジコンカーにはあります。「カツカツ嫌い」とか言ってる人いますが、ある程度うまく扱えないとラジコンカーは楽しめないからカツカツしましょう!!


今でも細々とやっているのでラジコンカー歴は25年ぐらいになります。腕前は中級者の上ぐらいな感じです。今は少しさび付いてるので、中の中ぐらいです。決して速くは無いですね。

 

 

ラジコンレースではレギュレーションという決まりがあって、おおざっぱには「競うのに楽しい速度域にしたやや速度が遅いコントロールされたレース」や、「とにかくずば抜けた速度のラジコンカーでレース」と言った、2系統のレースがあります。

「競うのに楽しい速度域のレース」は一般では「ストックレース」とか「オリジナルレギュレーションレース」とか「タミヤグランプリ・京商カップ」とか呼ばれているものです。モーターのターン数やワンメイクの指定モーターとギア比、場合によってはタイヤコントロールやバッテリーコントロールまでされます。そうして速度域が抑えられてるので、マシンの個体差とか性能差というのがだいたいそろえられています。レースには腕前がいまいちな人と腕前が良い人が一緒に参加します。

初めてのショップのストックレースはコーナーの縁石でサスアーム破損でリタイヤ。タミヤグランプリでは予選敗退とかでした。最初からリタイヤや敗退で、成績すら残らなかったのですごく凹みました。そのうちラップ’(先頭車に抜かれた回数)が、2~4周にほどに収まるレース内容になりました。参加してるうちにレース運営者のレース速報の紙などを見て、クルマの差より実力の差が大きなことに気が付き、コツコツと練習をしながら、走らせやすいセッティングを見つけ出そうとしたものです。自分がラジコンから遠ざかる前には、その最速のひとと同周回ぐらいまで近づくことができました。

腕を磨くにはストックレースが最適です。

 

「とにかくずば抜けたラジコンカーでレース」というのはモデファイドとよばれるレースで、シャーシ種類ぐらいのカテゴリーがあります。自分がラジコンに浸っててたときは、ツーリングカー・1/12・1/10というシャーシ種類があり、全日本という日本で最高峰のレース競技がありました。こちらはツーリングカーと1/12を使って練習走行をしたりしましたが、速度がずば抜けすぎていて、とても安定した制御ができず練習段階で壊しまくり、どんくさいんですよね、諦めました。

 

 

 

話を元に戻します。

最端理論をさっくり言うと、「最短を刻めるコースライン」と「スロットルワーク」と「ステアリングワーク」というものです。さっくりすぎて、ひとに理解はされません。

 

「加速」「減速」が重要です。加速が早いほど速度が稼げるので出来るだけ早く入れて、減速もギリギリまでしなければ加速で稼いだ速度をそのままタイムに生かせます。減速をぎりぎりまで我慢して、加速距離を稼ぐためなるべく早く入れるというのが、最速理論の根底なのですが、ストックレースのレギュレーションは非常にうまくできていて、コースを全開で曲がれない速度に設定されてます。その為コーナー速度は減速と加速が大きくなります。そうなるとコーナーリング速度を落とさずにはいられないので、そこを最小限の速度減速で駆け抜けるというのがキモなんですが、その走法だと淡々と走る事が出来ないので、短時間レースに特化してしまします。タミグラでは2分とかなので、そのままでも良いのですが、普通のラジコンレースはもうそこし長く、5・6分ほどです。この考えのままでは一発のタイムは出るのかもしれませんが、安定した走行というのがないので、考え方を変えました。

この「加速減速」をもう一段押し進めたのが「クリッピング」です。加速と減速の頂点をコーナーのインベタの一点に持ってくるようにして、コース全体でクリッピングを配置し、まずはバランスが良さそうなところを走らせます。そこを基本のコースととらえて走らせるのですが、ですがそんなに簡単にベストラインを何度もなぞれないものです。ベストラインが1/5回ぐらい通せるぐらいではまだまだ、4/5回通せれば次のライン探しができると決めて、ひたすら練習をします。そしてクリッピングを手前に奥にとずらして、コース全体的にのクリッピングを変えて、ライン取りも変えます。タイムを縮めれるライン取りをさがしはじめます。

 

だいぶ速くなりましたが、この方法だと安定感の高い走法の練習にしかならないので、タイム自体はまとまるのですが、ここ一発がどうしても足りません。ショップレースの予選はベストラップ方式なので一周でのベストタイムが決勝メインに振り分けられます。予選の結果が振るわなと中・下位メインに沈みます。それでも良いかもしれませんが、せめてA/Bメインには入りたいです。

ソコデ何が違うのかわからないので、目標としてる速い人と私の走行動画をデジカメ動画で撮ってみました。二つを比較してみると自分のラジコンカーがわずかに画像端に飛び込むのがワンテンポ遅いのです。何度も見返すうちに、あるコーナーでその人はコーナー速度が異常に速いのに気が付き、他でも数箇所で私より速いのです。私向けにセッティングが施してあるので私のシャーシがひどい物とも思えません。あの速度では私は曲がれず、彼は曲がれるというところからコーナースピードの根底がそもそも異なるとしか思えません。どうも操作法よりラジコンシャーシのレースにおける、シャーシマネージメントが優れてるんではないかと思い、彼の道具と使用法を真似ました。そうですパクりました。(ここ大事です。)そのコースではグリップ剤やタイヤウオーマーの使用が認められています。そこでそれらの道具を買い込みました。彼を真似してみたところ、すこし差がつまった感じです。でも追い詰めるまでは接近できません。

そこの違いがどうしても判りませんでした。

ここらでサイクリングが本格的に趣味になったので、ラジコンから遠ざかっていきました。

最近はラジコンはじめたころに大流行りしていたCカーやF1カーを思い出して、パンカーを仕上げています。ボディの方は今風にGTカーにしてあります。そのうちラジコンに返り咲くと思います。


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