前に書いたひたすら練習に使っていたTT01。
タミグラやショップレースではΣ2やTA05とTB03を使っていたが、TT01は安いシャーシだったのと、ベースが意外としっかりしていて、しっかり組めば、TT01はタミグラでも好成績を収めることができ、期待以上の走りをするのでお気に入りのシャーシだった。
使い込み過ぎて、ずいぶんよれよれだったので、やれてるパーツを全部交換した。
交換はじめてみれば、再利用できたのは、ギアデフケースとその中身、ベベルギア、それの蓋、ダンパーステー、バッテリー抑え、サスボール、シャフトぐらいで、他はほぼ交換。
手持ちパーツを総動員して、購入品を減らす。
駆動を軽くするおまじない(調整)をして、サクサク組む。
アッパーデッキが旧型なので基本ベースがTT01。バンパーステーがtype Eがついており、ドックボーンとカップをTT02にしてある。
タイプEのダンパーステーにしたのは、IFS向けのフロントボンネットが低いボディに対応させるためにつけていた。リア側もボディポスト位置が低くできる。
ドックボーンをTT02のにしたのは車高をペタペタにすると、下のサスームが上がると、カップが擦れるのでかわすために、でっぱりが無くなったTT02パーツにした。
基本オプションはベアリングとCVAダンパーとアルミ六角ハブとアルミシャフトとプラスチックタイプのリアトーインののパーツを付けている。
走らせてるうちにわかったが、ノーマルのプラスチックシャフトは高回転になると、ブーンと音がする。異音には気が付いたが、なんで鳴るかわからなかった。そのうちシャーシのシャフト部に擦れキズができて、シャフトがぶれるということがわかった。ぶれるのはかまわないが、擦れてるのは駆動ロスなのでアルミシャフトパーツを入れた。
リアトーインの有無の確認をこのシャーシで散々して、リアトーインはツーリングカーに必要と結論ついたパーツ。
なのでTT02購入した時も、とりあえずつけたパーツ。
オイルダンパーもフリクションのでも何とか走るので、最初はつけるのをためらっていたが、名古屋港のレースの時に効果がはっきり理解できたので、それからはつけている。でもアルミダンパーを付けるような車じゃないと思ってるのでかたくなにCVAダンパー。
そういえばMシャーシもCVAにしてる。CVAも安くはないが、気軽に安価に楽しめるMシャーシにコストかけたくないという思いがあるのかも。アルミ奢ったのはM07コンセプトぐらいだ。
そういえば新しいMシャーシが発表されたね。MB-01。
TT技術を盛り込んだようで足回りがTTっぽい。前後駆動に切り替えれそうな構造で、4WD化もできるのかもしれない。
typeEのダンパーステーにすると、低くできるのは良いのだが、ダンパー長がCVAで対応できないぐらい低くなる。そのため組合せを工夫している。
Oリング室の蓋を2mmほどカット。ダンパーキャップがカットしてあるのは短くしたくてカットした。
おまけにシャフトがまだ長く、ダイヤフラムにダンパーシャフトがぶつかる。もっと短いシャフトがいる。それで当時は、ダンパーシャフトを万力でEリング側を挟み込んで、タップ切って、カットして、CVAのスーパーミニのダンパーシャフトを、短く加工していた。そんなところまで作り込んでいる。
今だと金色のMダンパー用のシャフトが短いのでそれを使うのが良いと思う。SSBB用のシャフトも短かったな。
これとカッとしたシリンダー使うと、ダイヤフラムにシャフトがぶつからないはず。調整はボールエンドを1mmか1.5mmぐらい短くして、穴をピンバイスですこしほじり差し込み深くするぐらいで十分だろう。
どちらにしても、もちろんタミヤパーツを利用しているので、タミヤグランプリ的にもOKだ。
この蓋カットは、シャフトのねじきりは、CVAダンパーを積極的に使用したいので編み出した。
ダンパー長が短いのが必要な、TT01の前後、フロントサスアームの特殊カム方式のM03とM05のフロント側の車高をペッタペタにしたいので編み出した技法。
ダンパー板はアルミダンパーについている白いの使ってる。なんで付属の黒いパーツ使わないかというと、カッターの刃の背の部分あてたり、棒やすりあてると、摩擦によって熱持って、溶けた皿のように歪む。それが結構な割合で起きてしまうので、使わないというだけのこと。白いのでも起きるが、なりにくいのと、アルミダンパーで整備の時定期的に交換するので、捨てずにとってたパーツを再利用してるということもある。
そういえば、このTT01にリアバンパーを装備していた。当時使っていたのはフェラーリの360ボディ。今となっては手に入らないボディだが、このボディは、タミヤアタックでカマほられると、リア側がタイヤの上に巻き込むというアクシデントがよくあった。なのでリアバンパーを付けていた。リアのスポンジとアルミ板の分、荷重も増すので、安定感増したいときはよく使っていたテク。名古屋港ではそのテクが意外と相性が良かった。
TT-01も良いですよね!!
自分のTT-01もアップデートを繰り返して、元気に走ってますよ。
(*´∀`)TT-01も手放せませんよ。
これで練習しまくったというのもありますが、価格的にリーズナブルで、比較的高性能、お気に入りのシャーシです。