日中合作のラブストーリー。2012年作。
「幸福の黄色いハンカチ」をみて北海道に絵を学ぶため留学した林月(リン・ユエ)
をめぐる2人の男性。
アリがちで、先の読める展開ではあるが、10年間の思い出を振り返りながら2人、
3人の物語が進んでいく。
やっぱりこの2人はダメなんかなぁ、と思いつつも話しに引き込まれていって、深夜に
もかかわらずテレビに見入ってしまった。
雪山で遭難した自分を助ける途中に交通事故死してしまった、元カレの理想のチョコ
レートとチョコレートショップを求め続ける主人公(リン・ユエ)の可憐な美しさが何とも
切なく、また彼女の気持ちを知って、なかなか踏み出せない友達以上恋人未満のもう一人
の主人公(総一郎)の抑制的な態度も、これまた非常に切ない。
画家を目指したリン・ユエがショコラティエに、旅館の息子でスキー場の救難隊長だっ
た総一郎が芸術家になって、それぞれ上海で成功を収めるという2人、3人の人生の夢
が交錯していくストーリーのなか、主人公2人の気持ちに変化が。
周囲の誰もが変化を促していく、そんな優しさも、また良い。
繰り返される回想シーンや、何気ないシーンに伏線がいっぱいあって、最後は総一郎が、
彼女に受け入れられるレベルのチョコを自作するんだろうな、と思いつつ、見ていると、
元カレの理想のお店を追及していた彼女のお店10周年で、お店に変化が・・・。
元カレの語っていた「温かみのある木の看板」を掲げておいたのに、それがステンレス
製の看板に架け替えられ・・。
ひょっとすると、ひょっとするのか・・・。
男2人のデートやプロポーズにおける気障な演出も、映画とはいえ、それが読めてしま
う自分の気障さにも呆れつつも、そうした演出もあってか、中国における北海道旅行ブー
ムを決定づけたともされる秀作である。
「幸福の黄色いハンカチ」をみて北海道に絵を学ぶため留学した林月(リン・ユエ)
をめぐる2人の男性。
アリがちで、先の読める展開ではあるが、10年間の思い出を振り返りながら2人、
3人の物語が進んでいく。
やっぱりこの2人はダメなんかなぁ、と思いつつも話しに引き込まれていって、深夜に
もかかわらずテレビに見入ってしまった。
雪山で遭難した自分を助ける途中に交通事故死してしまった、元カレの理想のチョコ
レートとチョコレートショップを求め続ける主人公(リン・ユエ)の可憐な美しさが何とも
切なく、また彼女の気持ちを知って、なかなか踏み出せない友達以上恋人未満のもう一人
の主人公(総一郎)の抑制的な態度も、これまた非常に切ない。
画家を目指したリン・ユエがショコラティエに、旅館の息子でスキー場の救難隊長だっ
た総一郎が芸術家になって、それぞれ上海で成功を収めるという2人、3人の人生の夢
が交錯していくストーリーのなか、主人公2人の気持ちに変化が。
周囲の誰もが変化を促していく、そんな優しさも、また良い。
繰り返される回想シーンや、何気ないシーンに伏線がいっぱいあって、最後は総一郎が、
彼女に受け入れられるレベルのチョコを自作するんだろうな、と思いつつ、見ていると、
元カレの理想のお店を追及していた彼女のお店10周年で、お店に変化が・・・。
元カレの語っていた「温かみのある木の看板」を掲げておいたのに、それがステンレス
製の看板に架け替えられ・・。
ひょっとすると、ひょっとするのか・・・。
男2人のデートやプロポーズにおける気障な演出も、映画とはいえ、それが読めてしま
う自分の気障さにも呆れつつも、そうした演出もあってか、中国における北海道旅行ブー
ムを決定づけたともされる秀作である。