★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

天王星の衛星

2023-11-09 06:00:00 | 天体の記事
 新しく購入したZWO社のASI662MCというCMOSカメラの撮影能力を確かめるため、天王星の衛星が写せるか試してみました。


 口径40cm反射にASI662を装着し最高感度で5秒露出すると、札幌の市街地でも16等級まで写せました。画像は北を上にして掲載。
 恒星や衛星の傍らの数字は、撮影時の天体等級を示しています。

 撮影時の天王星の視直径は3.8秒角、天王星の中心から南側の第4衛星オベロン(Oberon)までの離角は約43秒角です。
 
 写っている衛星のうちで最も天王星に近いのは第1衛星アリエルで、離角は13.5秒角です。
 第5衛星ミランダは16.0等級と暗いうえ天王星からの離角が9.1秒角と近く、天王星からみたミランダの位置角は212度。アリエルは216度です。


 1枚目の画像を拡大してみました。
 赤い線の交点あたりがミランダなのですが‥‥‥。ミランダが写っているような写っていないような。写ってませんね。(笑)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オリオン大星雲をスマホで撮影 | トップ | 福祉系職員研修実施後のアン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿