あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

「きれいだね」そんな言葉しか薔薇にはないか  あきオジ

2010-05-30 05:31:03 | 日記
「まあ、きれい」
「これも可愛いね」
「匂いもいいわ」
「自分の家の薔薇はまだなの」
「こんな薔薇も欲しいわ」

これだけあれば薔薇を楽しめるのですね。
そんなこともあるかもしれません。

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「こころの時代」で
佐藤忠良が紹介されていました。
彫刻も好きですし
人柄もいい人です。

その語り口も素敵ですし
謙虚で率直な人柄がいいですね。

すっかり、気持ちよくさせてもらいました。
録画しておきましたので
またお会いできますね。

もう、亡くなられて10年以上経つのでしょうか。

武家街に南京櫨の曲がり角  あきオジ

2010-05-29 20:02:18 | 日記
変化もない日々に戻りました。
写真を撮りにいく熱意もなく
ただ、ぐうたら生活

そんなときは時代劇なのですね。
「必殺シリーズ」「御宿かわせみ」
次々放映され
なんとなく「止められない」で見てしまいます。

それでいいのかもしれません。
けっこう「はまり」ます。

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ハイビジョンで「比叡山」「春日大社」「法隆寺」を撮影した
番組を録画しておいたのですが
けっこう見ますね。
上出来の記録です。
きれいだし、面白い。
これらは「撮っておいてよかった」番組です。

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門をしめる大きな音さしてお寺が寝る  尾崎放哉

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山門をくぐれば麦の波続き  あきオジ

2010-05-29 06:30:27 | 日記
神代植物公園の麦です。

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をちこちに瀧の音聞く若葉かな  蕪村

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池波正太郎が描く人間はドラマでは「存在しているように」
描いていますが
よく考えてみればきわめて珍しい人たちですね。
「藤枝梅安」を見て
こんな孤独な人がいるのかと思いましたし

日本人の情念って、こうなっているのか
妙な関心をしていました。
おたがいにいたわり合って「人殺し」でさえ
そのような力関係の中で遂行される。
そんな不思議な美学が流れているのですね。

親子関係も「剣客商売」で描かれていますが
秋山親子は不思議な関係ですし
田沼意次と三冬との親子も奇妙です。

男女の関係にしても
秋山小兵衛とおはる
友情とか身分関係とは違った世界です。

ありえない関係が登場するから面白い。
そういうことを心得た作家だったのですね。

しばらくは、「剣客商売」「鬼平犯科帳」を追っかけます。


紫陽花の伸びる大門開かれて   あきオジ

2010-05-28 05:36:48 | 日記
昭和記念公園の木々は
「威風堂々」としています。

明治神宮の木々も100年以上経って
風格が出ています。

人もそれなりの人生を過ごすことで
匂いとか風格が出ているのでしょうが

周囲の人が磨かないと
その風格が見えてこないのですね。
それは、ご本人ではなく
周囲の人の磨きの問題ではないか

そんな気がします。


麦の秋山門抜ける救急車  あきオジ

2010-05-28 05:24:15 | 日記
何があっても驚かない
そんな気持ちになればいいのですが

何があっても驚き、混乱するのです。
深大寺に救急車が入ってきた時
「どきっ」としました。
自分がどきっとしたのですから

自分のことではないのですが
他人事とはいえおおごとです。

幸い持病のある人の発作ということですたが・・・
他人事ではありません。

いつ自分の順番がやってくるかわかりません。

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それにしても今日は空がきれいです。
青梅線に乗りたいですね。

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夏木立涼しき風を送りだし  あきオジ

2010-05-27 16:07:54 | 日記
昭和記念公園で散歩
人影もなくただただ猛暑でした。

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夏来てもただひとつ葉の一葉哉  芭蕉

謎解きのような句ですね。

夏が来て他の草木は青々と茂るのに、一葉だけは相変わらず
一葉きれいの姿でいる。その淋しさをあわれとした。

こんな解説がありました。

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