昨日の記録は2週間ほど前の出来事だったんだけど、愚息が夏休み宿題の読書感想文に選んだ一冊は、「心の野球:桑田真澄(著)」。
愚息とは週に一度だけ近所の学校のグランドでキャッチボールをしているんだけど、こないだは、久しぶりにいいボールがきた。グランドでナイターソフトをやっているAクラス風の大柄外野手からイロイロ(何年生なのか、どこの学校なのか、どこチームなのか)声を掛けてもらったくらいだった。
だけど、夏休みに入ってからはヒドイありさまで、本当にチームで投手をやっているのかというような状態だった。特に先週は酷くって、死んだボールばっかで、ボクは捕球すらしなかった。だから、ボールは照明の届かない草むらに転がっていってしまって、殆どがボール探しの時間だった。
原因は明らかだった。
要するに腕で投げようとしているから。腕っぷし投法になっているから。
腕で投げてしまうのには理由がある。
体全体に力が入っているから。特に上半身に・・・。
それは愚息の走姿や立ち姿からも明らかだった。
なので、ボクは先週、週に一度通っている陸上教室に早めに行ってハイスピードモードで愚息の走姿動画を撮った。その日は、今夏100m走の熊本代表で全国大会に出場したUED君も撮影対象とさせてもらった。
愚息とUED君の走姿をコマ送りで比較した。
「・・・どうだ?、UED君は弛んでるだろ、・・・どうだ?、オマエのは・・・」
「・・・カタイ、カタイかんじ・・・」
「最近、アレ、やってないだろ?、オマエはアレばしとかんとダメとよ、・・・・アレをすると弛むとよ・・・、弛んだほうがいいとたい・・・・」
それからずっと、愚息はアレにとり組んでいる。本人は走るのが速くなると思いながら。
ま、それでもいいんだけどね。
こないだのキャッチボールに話しを戻すとぉ~・・・。
ピッチングを始めて間もなく、愚息が喜々として言った。
「前の練習試合でかんね、1日目と2日目でフォームば変えたったい、2日目はね、体ば立ててからね、こう、ボディースピンば意識したったい、そしたらね、タマが走り出したったっていうか、いいかんじになったと、だけん、今も、それで投げよると」
「ほう、そうか、たいしたもんじゃん、・・・いいタマ、いいタマ」
テンポ良く30球ほど投げ込んで、ダウンをし、お互いに礼をしてピッチングの練習を終了した。
車に向かう途中、愚息がボソリと言った。
「クワタの本に書いてあった成長の法則がなんかワカッタ・・・・」
「エ?、ナニソレ、おとうさん、もう、憶えとらんし」
「あんねぇ、なんかねぇ、カーブが曲がらんらしかったったい、・・・だけどね、投げるときにね、ボールが膝に当たってから握りが少し変わったってぇ、・・・・そしたら、そんときカーブがスゴイよく曲がったんだってぇ・・・・」
「へぇ~」
おそらく、愚息は、ちょっとした変化が成長に繋がるということを言いたかったのだと思うのだけれど、桑田選手のことを「クワタ」と呼び捨てするのはイカンな。
あッ!、ヤバイッ!、今日カミさんの誕生日だった!。
ど、どーしよう!
愚息とは週に一度だけ近所の学校のグランドでキャッチボールをしているんだけど、こないだは、久しぶりにいいボールがきた。グランドでナイターソフトをやっているAクラス風の大柄外野手からイロイロ(何年生なのか、どこの学校なのか、どこチームなのか)声を掛けてもらったくらいだった。
だけど、夏休みに入ってからはヒドイありさまで、本当にチームで投手をやっているのかというような状態だった。特に先週は酷くって、死んだボールばっかで、ボクは捕球すらしなかった。だから、ボールは照明の届かない草むらに転がっていってしまって、殆どがボール探しの時間だった。
原因は明らかだった。
要するに腕で投げようとしているから。腕っぷし投法になっているから。
腕で投げてしまうのには理由がある。
体全体に力が入っているから。特に上半身に・・・。
それは愚息の走姿や立ち姿からも明らかだった。
なので、ボクは先週、週に一度通っている陸上教室に早めに行ってハイスピードモードで愚息の走姿動画を撮った。その日は、今夏100m走の熊本代表で全国大会に出場したUED君も撮影対象とさせてもらった。
愚息とUED君の走姿をコマ送りで比較した。
「・・・どうだ?、UED君は弛んでるだろ、・・・どうだ?、オマエのは・・・」
「・・・カタイ、カタイかんじ・・・」
「最近、アレ、やってないだろ?、オマエはアレばしとかんとダメとよ、・・・・アレをすると弛むとよ・・・、弛んだほうがいいとたい・・・・」
それからずっと、愚息はアレにとり組んでいる。本人は走るのが速くなると思いながら。
ま、それでもいいんだけどね。
こないだのキャッチボールに話しを戻すとぉ~・・・。
ピッチングを始めて間もなく、愚息が喜々として言った。
「前の練習試合でかんね、1日目と2日目でフォームば変えたったい、2日目はね、体ば立ててからね、こう、ボディースピンば意識したったい、そしたらね、タマが走り出したったっていうか、いいかんじになったと、だけん、今も、それで投げよると」
「ほう、そうか、たいしたもんじゃん、・・・いいタマ、いいタマ」
テンポ良く30球ほど投げ込んで、ダウンをし、お互いに礼をしてピッチングの練習を終了した。
車に向かう途中、愚息がボソリと言った。
「クワタの本に書いてあった成長の法則がなんかワカッタ・・・・」
「エ?、ナニソレ、おとうさん、もう、憶えとらんし」
「あんねぇ、なんかねぇ、カーブが曲がらんらしかったったい、・・・だけどね、投げるときにね、ボールが膝に当たってから握りが少し変わったってぇ、・・・・そしたら、そんときカーブがスゴイよく曲がったんだってぇ・・・・」
「へぇ~」
おそらく、愚息は、ちょっとした変化が成長に繋がるということを言いたかったのだと思うのだけれど、桑田選手のことを「クワタ」と呼び捨てするのはイカンな。
あッ!、ヤバイッ!、今日カミさんの誕生日だった!。
ど、どーしよう!
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