1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

反発運動、道険し!?

2011-09-16 21:33:54 | 雑談の記録
今から約20年ほど前の学生のころ、九州のとある原子力発電所に行ったことがある。

一通りの見学が終わったあと、会議室みたいなところで、質疑の時間となった。

「あの~、施設内で女性の姿が全く見れなかったんですけど、ナンデですか?」
歯切れの悪い答えに、ついつい、キツイことを言った。
「女性にとっては都合の悪い施設ってコトなんですか?」

引率の助教授に後からコッソリ言われた。
「ある意味、的を得た質問だったぞ」

そう、原発は昔から「男の世界」だったのである。

先日、コラムニストの小田嶋隆氏が書いた「私も原子力について本当のことを言うぞ」(日経ビジネスオンライン、9月9日付け「小田嶋隆のア・ピース・オブ・警句」)を読んだけど、共感しまくった。

そのコラムは、原発推進派の読売新聞が最近になって、原発の存在が潜在的には核抑止力の機能を持っているというなんともアッケラカンな言説に触発されたカタチで、氏の本音が書かれたものなんだけど、これがなんともヨカッタ。

氏は、推進の立場をとっているワケではないのだが、やんちゃな男子なら誰でも抱えている感性で持って「原発」を本音で論じるのだ。

ボクは、現在のズサンな管理体制における原発にはモーレツに反対の立場だけど、心の底から「ゼッタイ反対」の気持ちになれないことが実はものすごい悩みのタネだったけど、ようやく、そのナゾが解けたというか理由が判ったってかんじ。

そして、そこから導き出された感想というか、所感は・・・・
反原発運動、略して「反発運動」、・・・これは厳しい道のりになると思う。

だって、今のところ、推進派は、タカ派でやんちゃでマニア的で、根本は「強いもの」好き。おまけにズル賢いときたもんだ。一方、反発派は、癒し草食系の競争苦手正直派でしょ。

1対1じゃ勝負にならんでしょ。
やっぱり1対10ぐらいじゃなきゃぁ話しにならんでしょ。


さて、数時間後には佐世保に向けて出発ですわ。
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