三十路毒男の明るい生活(今は五十路既男)

昔(毒男):釣り、海外旅行、買い物、料理を中心に綴った。
今(既男):コロナ禍3年間の駐在を終えて日本へ帰国。

まだまだ暑いので和食で一杯 「鯖・オクラ・つるむらさき」

2006-09-09 | 料理
 久しぶりの更新。夏休みが終わってこれだけ経つとやっぱり忙しくなる。休み前に緊急の大仕事をやっつけたと思ったら、また同じ部署から次のモノの依頼。今回も期限を極端に区切られた中での実験。そのうちまたお泊り実験になりそうだ・・・。
 
 そんなわけで仕事の後はほとんど毎日飲みまくり。もちろん節約のため家で。といっても平日は料理する気力は残っていないので、思いっきり手抜き。サラダ、焼き魚、お豆腐が主なつまみだ。

 せっかくの週末なのでいつもとは違うものを食べようと思い、高島屋の地下で食材探索。あまり凝ったものは暑くて嫌だなあということで、本日は和食。

●鯖の味噌煮
 マサバは秋から冬が旬。ゴマサバは夏。近海の鯖は脂がぎっとぎとの輸入物とは違って上品な脂ののり具合。昔は脂ののり切った輸入物にびっくりして感動したけど、最近はどうも苦手。むしろ脂は無くても、新鮮な奴だったら刺身で美味しくいただける。特に海流の激しいところの新鮮な鯖のお造りは絶品だ(あの独特のもちもちプリプリのいかった身がなんともいえない!)。
 今回は宮城産のマサバ。水揚げして1日経ったと思われる鯖なので、刺身は当然却下。臭みを消すために、軽く熱湯を通してから水洗いし、生姜を放り込んで味噌煮。文献に従ってみりん、砂糖、醤油、日本酒等も放り込む。味付けは青物なので強め。初挑戦ではあったものの、思いのほかいいお味。適度な脂の乗り具合でいける。皮下近傍のとろみがなんともいえない。

●冷奴のおくらかけ
 最近のマイブームはネバネバ。もともと納豆は大好きだったけど、トロロ芋やモロヘイヤも頻繁に食卓に登場中。たまには違ったものも食べようと思い、今回はオクラ。夏の野菜。びっくりしたのはエチオピア原産で、オクラは英名だということ。日本の野菜だとばかり思っていた。さっと茹でて刻んで醤油と鰹節で和えて、冷奴の上に載せて完成。いつもの冷奴に飽きている人にお勧め。上に唐辛子をふってもいい。

●「つるむらさき」の山葵醤油和え
 これは初めてのお野菜。夏野菜だ。カロテン、ビタミンC、カルシウムが豊富。ほうれん草よりもこっちの方が栄養があるらしい。

 こんな奴。

 さっと湯がいて刻むと粘り気が出てくる。モロヘイヤみたい。独特のグリーン臭があるので好き嫌いのはっきり出そうな野菜だ。田舎育ちで自家栽培の元気のいい野菜の好きな人はOKかも。私は田舎出身なので当然OK。野菜を食べているなあという実感が大きくていい。茎の部分のシャキシャキした食感を生かしたいので茹で過ぎに注意。鰹節醤油で和えようかと思ったけど、自己主張の強いお味の野菜なので山葵醤油にしてみた。

 最後は冷麦の冷汁でおしまい。冷汁も最近のマイブーム。ご飯にかけてもいいし、素麺や冷麦にもあう。あっさりしているのでお酒のあとには格別に旨い。


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