今朝は昨日よりも寒かった~
ryuryuを送っていく時の外の気温は-6℃
「今日は歩いて行くよ」という言葉の裏に、
「でも、出来れば送って~」というryuryuの気持ち。
甘いからね~、送ってってあげるさよ~
気温は低いけれど、8時近くになって太陽が昇り始めると
真っ青な空が広がっています。
なんていいお天気 この寒ささえなければね・・・ほんと、イヤだわ
1/25の朝ごはん
シーフードグラタン ベーコンエッグ ハニーバタートースト さつま芋 パイナップル ココア
グラタンは、ちぢみほうれん草を敷いた上に、エビ、鱈、帆立が並んでいます。エビと帆立と鱈と玉ねぎのスライスをバターでソテーして、ホワイトソース、チーズをかけてオーブンへ。
昨夜は豚しゃぶレモン鍋。500gのお肉のほとんどをryuryuは食べましたよ。だから、朝はお魚にしましょう。
朝がお魚だと、夜はまたお肉か・・・
鱈は肝腎脾に作用して、補気補血。白身のお魚って、身も柔らかくてバターやクリームソースと合います。そうそう、 フライも美味しいし。香港のバーで食べてたfish&chips、懐かしいなぁ~マックのフィレオフィッシュも美味しいよね。
下にたっぷりのほうれん草があるのよ。ほうれん草は涼性で身体を冷やすのでエビと玉ねぎで中和しましょう。鱈や帆立、牛乳、チーズ、卵は平性です。
食物は四性五味に分類されます。
四性・・・寒・涼・温・熱 + 平
五味・・・酸、苦、甘、辛、鹹(しょっぱい)
今日は四性の話。
四性は身体の中に入ると身体を温めるもの=温・熱と身体を冷やすもの=涼・寒 に分かれます。
それ以外の、温めもしないし冷やしもしないものを平性と言います。(なので五性という人もいます)
人間の身体は、熱にも偏らず、寒にも偏らず、真ん中の平性でバランスがとれていることが良いのです。でも、気候や、生活環境、病気等によってそのバランスが崩れてしまうと、身体に不調が起こります。
今日のように寒い日には身体を温めるものを、夏の暑い日には身体の熱を取り去るものを食べるようにします。しかし、それらも度を過ぎると温め過ぎたり冷やしすぎたりしてしまうので、食物を組み合わせてバランスをとるようにしていきます。
風邪をひいてしまったみたい・・・と言っても、色々な症状があります。
背中がゾクゾクして寒気がするわ、という時には、温熱性のもので身体を温めます。すぐに試せるものが生姜紅茶とか。
熱があってノドが渇く、と言う時には寒涼性のもので身体の熱をとります。すぐに試せるものはトマトスライスとかキュウリの酢の物とか。
そんなふうに身体の症状を診て、四性を上手に組み合わせていきます。
北海道では羊肉のジンギスカン、九州では馬肉の馬刺しを食べますよね。寒い地域で食べる羊肉は温性(大熱性という人もいます)、暑い地域で食べる馬肉は寒性です。ね、なるほどねって納得するでしょう?世界中、どの地域でも昔から食べられているものは、そこの気候風土に適した薬膳料理だと言えると思います。
難しいことを言わなくても、お母さんやおばあちゃんから言われていたとおりなのです。
「スイカを食べ過ぎるとおねしょするよ」とか
「カボチャを食べると風邪をひかないよ」とかね。
いわゆる「おばあちゃんの知恵袋」が役に立ちますね。
うちではあまり登場しないさつま芋。でも、お父さんは大好きなのですよ。
切り干し芋(きっぽし)なんか大好きで、置いとくとすぐになくなります。
さつま芋は脾腎に作用します、脾が弱ったむくみに効果があるのでお父さんには最適。麻痺して動かない右手と右脚、パンパンに浮腫んでいることが多いのです。
もちろん食物繊維が豊富なので、腸の働きをよくします。
昨日が「寒さのピーク」って言ってたのに、明日も今日と同じくらい寒い予報です。
でも、週末は最高気温が10℃を超えそうよ。
やっぱり旧暦、農暦って素晴らしい今週末は旧暦のお正月ですから。
「春節」です。北京にいる頃の記憶では、春節を過ぎると寒さが緩んできたのよね。
だから、きっと少しずつ暖かくなっていくはず。あと少しの辛抱です。