今ね、お母さんが1年ぶりに帰って来ています。
何回目のお盆さんだろう・・・?
6回目になるんだね。
どこにいるのかな?
全然、姿形を現してくれません。
昨日の朝、お上人さんがお経をあげてくださっている時に
「お母さん、いるんだったら、そこの百合の花を揺らしてみて」
と、心の中で念じてみましたが
思いは通じず、百合の花が揺れることはありません。
ガッカリ・・・
6年前の今頃は・・・と思い出します。
毎日の出来事を、はっきりと思い出すことが出来ます。
気持ちが落ちていきますよ・・・
時が経てば経つほど
手術をしなければよかったのでは・・・
もっと多くの病院で診察してから、治療の方法を決めればよかったのでは・・・
ガンマナイフって治療が出来たのかも・・・
私はなんて無知だったのかしら・・・
などなど
後悔することばかりが胸をよぎります。
8月には七回忌の法要をします。
まる6年という月日が経ったというのに
悲しみが少なくなることなんてありません。
私の背を追い越したryuryuを見ると
時の流れを感じるのですが
気持ちは変わらず・・・
ずっとずっと悲しい気持ちのままです。
「お母さん」って呼べる人がいないって
想像をはるかに超えて悲しいことなのです。
8/29の音楽会の準備で
「千の風になって」の練習をしています。
毎日毎日、泣けちゃって歌えなくなります。
♬千の風になって、あの大きな空を吹き渡っています♪
きっと、そうですね。
お母さんはお墓になんか眠っていませんね。
また、暑くて悲しくて寂しい夏になりました。