母の日

昨日は母の日。

この日が近づくと、スーパーに行っても

チラシを見ても、ネットを見ても

「母の日に」って。

それらを見ると

「もう、お母さんはいないのよ・・・」

と、悲しくなるばかりです。

母の日の前夜、寝る前にryuryuが

「ママは母の日って楽しみ？」

って聞くので

「ううん、もうおばあちゃんがいないから

母の日は悲しいだけ」

って答えてしまいました。

 

母の日の朝です。

ryuryuのお弁当を作っていると

「ハッピー母の日　ジャーン」

と言うので、ryuryuの方に振り返ると

両手にプレゼントを乗せています。                                 

ペンケースとシャープペンシルでした。

メッセージは後から書いてくれましたよ。

 

母の日の前日、何が何でも

「アピタに行こうよ」と言っていたのは

プレゼントを買いたかったからなのね。

そういえば、家に着いて車から下りる時

カバンの中に何やらゴゾゴゾと押し込んでいたな・・・

 

「じゃ、ママは１Fでお弁当のチキンだけ買ってくるから」という私に

「どうぞどうぞ、ごゆっくりお買い物してください」って

自分は2Fへ。

てっきりゲームでもしているんだろうなって思っていたら

私へのプレゼントを買いに行っていたんですね。

 

どうしてペンケースとシャーペンになったのでしょう？

もう、だいぶ前にプーさんのペンケースをなくしてしまって

それっきりだったことをryryuは知るはずもないし。

 

文房具売場でウロチョロするryuryuを想像します。

いくつか手にとってみては、首をかしげて

「どれにしようかな？」なんて迷っていたのでしょうね。

レジで「母の日のプレゼントです」って言えば

ギフト用のラッピングしてもらえるってことも知らなかったみたい。

きっと、そこまで気が回らないくらいドキドキしていたのでしょうね。

ウフフ・・・可愛い

 

「どうしてペンケースを選んだの？」

と聞いてみると

「いいじゃん、この色がママにピッタリなんだもん」

とニコニコしています。

大切にするね、ありがとう

 

「私もお母さんなんだわっ」

って、当たり前だけれど・・・なんか、くすぐったいような気分

悲しいだけの母の日が、とても嬉しい母の日になりました

 

「お母さん」って、たった一人だものね。

ryuryuに大事にしてもらえるように

いいお母さんにならなくっちゃね