「お久しぶりです」
うん?なんだ?と思っているそこのあなた・・忘れていると思いますが自走車中泊遠征の旅のブログです(笑)
思い出したように書いているのでいつのことなのかわからないと思いますが、まぁそこは温かくみてもらえると嬉しく思います(笑)
さて今回のブログは彦根城、2009年にヒットしたアニメ「けいおん」の聖地・豊郷小学校旧校舎群、そして日本のヴェネツィアと呼ばれている「伊根の舟屋」の観光編です。
【第8日目】 2021-10-27(水)天皇杯・磐田戦を2-0で完封勝利したトリニータ。
私がやらかしたのはこの日の試合の後。
2-0で勝った天皇杯の余韻に浸ってスタジアムを最後に出た私たち。
外は真っ暗です。
「ねぇ、赤いバッグは?」
「仲間のみんなからいただいたお土産が入っているのよ。どこ?無いよ。」
嫁に言われて気がつきました。
そういえばバッグをキャリーに積むときに荷物を全部降ろしたっけ。
で、赤いバッグはお土産が入っているからと下に置かずに近くのイスに置いた。
スタジアムの中の照明が暗くなっていたので赤いバッグは暗闇と同化していた。
だから気がつかなかった。
「スタジアムの中の俺たちが座っていたイスの近くに忘れた。すぐに取りに行ってくる」
自分の荷物ならまぁ忘れてもそんなに慌てない私ですが、今回は仲間からいただいた品物です。
頭の中がパニックになりながら2階の自分たちがいたであろう場所まで走りました。
でも入り口は閉まっています。
灯りは・・・まだありますし中から人の声も何かをしている音も聞こえてきます。
「すいませ~ん」
大きな声で呼びましたが返事はありません。
もう一度
「すいませ~ん、すいませ~ん」
カギは閉まっていて開きそうにありません。
暗いスタジアムを走ります。
トラックに荷物を積んでいるお兄さんを見つけました。
もうワラにもすがる気持ちで言いました。
「実はスタジアムの中に荷物を忘れたんですが中に入れないんです。どこか開いていますか?」
「わかりました。一緒に来てください」
そういって女性スタッフがいる場所まで連れていってくれました。
そこで安心した私はトラックの運転手さんにお礼を言って女性スタッフさんに訳を話して荷物を探していただきました。
しばらくして・・
「ありました」の声にホッと一息。
トラックドライバーのお兄さん、忙しいところをありがとうございました。
エコパスタジアムのスタッフの皆さん、改めてありがとうございました。
(この後、嫁の顔が仁王様のようになっていたことは言うまでもありません(笑))
////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
天皇杯、トリニータの史上初となるベスト4!
気分よく次の観光地へと向かいます。
とはいえこの時点でどこに行くかは未定というのんきさ(笑)
「この際だから琵琶湖湖畔の観光をやり尽くそうよ」の嫁のひと言で決定したのは「彦根城」
【第9日目】 2021-10-28(木)
はい、ということで
AM11時40分 「国宝・彦根城」到着(滋賀県彦根市金亀町1-1)
この日「ひこにゃん」に会える時間は13時30分から。
さすがに今から2時間待ちは無理(笑)
ところで彦根城=金亀城とも言います。
金の亀のお城と書いて(こんきじょう)。
”亀”に反応するのはトリサポの宿命のようです(笑)
天守までの石段は約140段。
高低差50m。
微妙に不規則な石段ですが敵兵が攻めてきたときに一気に駆け上がれないようになっているためだそうです。
(なんとなく疲れたのはそのためか?(笑))
入城券=800円(彦根城の観覧料金 玄宮園を含む)
天守の階段はかなり急です。
この日は天気に恵まれて彦根市街の景色をお城からきれいに観ることができました。
それにしても「ひこにゃん」に会いたかったなぁ
////////////////////////////////////////////////////////////
次に向かったのはアニメ「けいおん」の聖地「豊郷小学校旧校舎群」です。
13時30分 「豊郷小学校旧校舎群」(滋賀県豊郷市)到着!
ところでアニメ「『けいおん』って何ぞや?
私と一緒で初めて聞いた人もいるかと思います。
『けいおん!』は、軽音部の女子高生5人の日常を描いた”かきふらい氏”による4コマ漫画作品です。
2009年と2010年に2度アニメ化され2011年には劇場版も公開されました。
京都アニメーションが制作したアニメ作品で音楽の技術をまったくもっていない主人公が、いつの間にかギターを手にしてバンドを組んでいきます。
平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、中野梓の軽音部5人グループ「放課後ティータイム」の日常を描いた作品。
男性ファンも多いですが、それ以上に女性ファンが多いようです。
制服も用意されていて自由に着れます(女性のみ)
嫁も同じ女性とはいえその年齢差が気になるのかさすがに着るのは抵抗があったようです(笑)
(いやぁブログネタに着てほしかったんですが・・・(笑))
教室の真ん中には、ティーセットやお菓子が置かれ、『けいおん!』のティータイム風景が再現されています
軽音部の部室に続く階段は、手すりにウサギとカメの像があるのが特徴です。
『けいおん!』でもよく登場していますがトリサポの私としては別の意味で最後に”カメ”が勝つこの話は大好きです(笑)
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【第11日目】 2021-10-30(土)
「伊根の舟屋」(京都府伊根町)
この日は海に浮かぶ町「伊根の舟屋」(京都府伊根町)へ。
2018年に金沢遠征旅で天橋立まで来てここに来なかったことをその後もずっと悔やんでいた嫁。
遠征に行く前に「ここだけは行きたい」と何度も言っていたので来ましたが本当に来なかったら悔やむような素晴らしい場所でした。
そもそも「伊根の舟屋」ってなに?
伊根町独特の、住居の一部に小舟を格納できる「舟屋」と呼ばれる場所があるんです。
家のガレージに車があるように海に面したガレージに小舟がありそこから直接海に出れるようになっています。
1993年(平成5年)4月5日から同年10月2日まで放送された、NHK連続テレビ小説の『ええにょぼ』の舞台になった場所です。
なおこのタイトルの「 ええにょぼ 」は「良い女房」という意味ではなく 丹後弁 で「 美人 」を意味する言葉です(笑)
今回私たちがお世話になった海上タクシー(小型遊覧船)です。
予約をすれば間違いはないと思いますが予約なしでも乗れます。
1人=1000円(30分ほど)
船頭さんが写真を撮ってくれますし、説明も上手で飽きることはありません。
伊根浦は湾口が南側向きなので冬の北西風に強いこと、さらに湾口部には青島が天然の防波堤として立地していること。
また干満の差が年間50cm程度であること。
それらの好条件が重なって舟屋という建物群が形成されました
現在舟屋の数は約230軒。
まるで海に浮かんでいるように見えます。
船を陸に上げておくと船底が乾くので汚れにくいし、貝なども付きにくく、船がとても長持ちするからだそうです。
ただし今の船の材質はFRPなのでそこまでは気を使っていないそうです。
ところでこの鳥の名前は何か分かりますか?
私は「カモメ」と思っていましたが船頭さんの話では「ウミネコ」
違いは簡単でカモメは「頭が黒、しっぽは白、くちばしは赤」
そして、ウミネコは 「頭が白、しっぽは黒、くちばしは赤、黒、黄色」
特徴は泣き声でご存じのようにウミネコは「ニャー、ニャー」と猫のように鳴きます。
さて「エサやり」の時間です。
左手にゴープロを持って動画を撮り、右手に一眼レフのカメラで静止画を撮り、その合間に餌を投げるという荒技(笑)
まぁそんな芸当が通じるはずもなく動画も静止画も撮れず(笑)
結局「2鳥を追うもの1鳥もなんちゃら」で投げるエサがなくなりました(笑)
「エサの切れ目がなんとやら・・・」で集まっていたウミネコも解散(笑)
ウミネコA 「エサが無くなったんやろ! じゃあな、アバヨ~!」
ふと足元を見ると先ほどのエサがこぼれていました。
そのエサを投げる真似をすると・・・
ウミネコA 「ウソやん、アバヨちゃうやん、ゴチになりま~す」
「ごめん、さっきアバヨって言うたから他のウミネコにエサをやったわ」
ウミネコA「 マジ!? 怒るでホンマ! アバヨ~!」
「あ! ポケットにエサがまだ残ってたわ、いる?」
ウミネコA「そやからウソ言うてるやん、アバヨちゃうやん、エサが欲しいに決まってるやん!」
「ごめん、ごめん。エサと思ったら紙くずやったわ」
ウミネコA「おまえなぁ! ホンマに怒るで! 絶対にもう1回来いよ、そのときはエサをしこたま持って来いよ、約束したからな、じゃあな本当にアバヨ~!!」
ということで、いつの日かもう1度この「伊根の舟屋」に来ることを約束しました、ウミネコAさんと(笑)
伊根の舟屋は、観光船を使って海上から舟屋群を見てみてください。
きっとノスタルジックな風景が楽しめますよ。
私たちも非日常を味わう贅沢な時間が持てました。
ということで最終回に続きます。
(なるべく早めに書きます(笑))
うん?なんだ?と思っているそこのあなた・・忘れていると思いますが自走車中泊遠征の旅のブログです(笑)
思い出したように書いているのでいつのことなのかわからないと思いますが、まぁそこは温かくみてもらえると嬉しく思います(笑)
さて今回のブログは彦根城、2009年にヒットしたアニメ「けいおん」の聖地・豊郷小学校旧校舎群、そして日本のヴェネツィアと呼ばれている「伊根の舟屋」の観光編です。
【第8日目】 2021-10-27(水)天皇杯・磐田戦を2-0で完封勝利したトリニータ。
私がやらかしたのはこの日の試合の後。
2-0で勝った天皇杯の余韻に浸ってスタジアムを最後に出た私たち。
外は真っ暗です。
「ねぇ、赤いバッグは?」
「仲間のみんなからいただいたお土産が入っているのよ。どこ?無いよ。」
嫁に言われて気がつきました。
そういえばバッグをキャリーに積むときに荷物を全部降ろしたっけ。
で、赤いバッグはお土産が入っているからと下に置かずに近くのイスに置いた。
スタジアムの中の照明が暗くなっていたので赤いバッグは暗闇と同化していた。
だから気がつかなかった。
「スタジアムの中の俺たちが座っていたイスの近くに忘れた。すぐに取りに行ってくる」
自分の荷物ならまぁ忘れてもそんなに慌てない私ですが、今回は仲間からいただいた品物です。
頭の中がパニックになりながら2階の自分たちがいたであろう場所まで走りました。
でも入り口は閉まっています。
灯りは・・・まだありますし中から人の声も何かをしている音も聞こえてきます。
「すいませ~ん」
大きな声で呼びましたが返事はありません。
もう一度
「すいませ~ん、すいませ~ん」
カギは閉まっていて開きそうにありません。
暗いスタジアムを走ります。
トラックに荷物を積んでいるお兄さんを見つけました。
もうワラにもすがる気持ちで言いました。
「実はスタジアムの中に荷物を忘れたんですが中に入れないんです。どこか開いていますか?」
「わかりました。一緒に来てください」
そういって女性スタッフがいる場所まで連れていってくれました。
そこで安心した私はトラックの運転手さんにお礼を言って女性スタッフさんに訳を話して荷物を探していただきました。
しばらくして・・
「ありました」の声にホッと一息。
トラックドライバーのお兄さん、忙しいところをありがとうございました。
エコパスタジアムのスタッフの皆さん、改めてありがとうございました。
(この後、嫁の顔が仁王様のようになっていたことは言うまでもありません(笑))
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天皇杯、トリニータの史上初となるベスト4!
気分よく次の観光地へと向かいます。
とはいえこの時点でどこに行くかは未定というのんきさ(笑)
「この際だから琵琶湖湖畔の観光をやり尽くそうよ」の嫁のひと言で決定したのは「彦根城」
【第9日目】 2021-10-28(木)
はい、ということで
AM11時40分 「国宝・彦根城」到着(滋賀県彦根市金亀町1-1)
この日「ひこにゃん」に会える時間は13時30分から。
さすがに今から2時間待ちは無理(笑)
ところで彦根城=金亀城とも言います。
金の亀のお城と書いて(こんきじょう)。
”亀”に反応するのはトリサポの宿命のようです(笑)
天守までの石段は約140段。
高低差50m。
微妙に不規則な石段ですが敵兵が攻めてきたときに一気に駆け上がれないようになっているためだそうです。
(なんとなく疲れたのはそのためか?(笑))
入城券=800円(彦根城の観覧料金 玄宮園を含む)
天守の階段はかなり急です。
この日は天気に恵まれて彦根市街の景色をお城からきれいに観ることができました。
それにしても「ひこにゃん」に会いたかったなぁ
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次に向かったのはアニメ「けいおん」の聖地「豊郷小学校旧校舎群」です。
13時30分 「豊郷小学校旧校舎群」(滋賀県豊郷市)到着!
ところでアニメ「『けいおん』って何ぞや?
私と一緒で初めて聞いた人もいるかと思います。
『けいおん!』は、軽音部の女子高生5人の日常を描いた”かきふらい氏”による4コマ漫画作品です。
2009年と2010年に2度アニメ化され2011年には劇場版も公開されました。
京都アニメーションが制作したアニメ作品で音楽の技術をまったくもっていない主人公が、いつの間にかギターを手にしてバンドを組んでいきます。
平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、中野梓の軽音部5人グループ「放課後ティータイム」の日常を描いた作品。
男性ファンも多いですが、それ以上に女性ファンが多いようです。
制服も用意されていて自由に着れます(女性のみ)
嫁も同じ女性とはいえその年齢差が気になるのかさすがに着るのは抵抗があったようです(笑)
(いやぁブログネタに着てほしかったんですが・・・(笑))
教室の真ん中には、ティーセットやお菓子が置かれ、『けいおん!』のティータイム風景が再現されています
軽音部の部室に続く階段は、手すりにウサギとカメの像があるのが特徴です。
『けいおん!』でもよく登場していますがトリサポの私としては別の意味で最後に”カメ”が勝つこの話は大好きです(笑)
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【第11日目】 2021-10-30(土)
「伊根の舟屋」(京都府伊根町)
この日は海に浮かぶ町「伊根の舟屋」(京都府伊根町)へ。
2018年に金沢遠征旅で天橋立まで来てここに来なかったことをその後もずっと悔やんでいた嫁。
遠征に行く前に「ここだけは行きたい」と何度も言っていたので来ましたが本当に来なかったら悔やむような素晴らしい場所でした。
そもそも「伊根の舟屋」ってなに?
伊根町独特の、住居の一部に小舟を格納できる「舟屋」と呼ばれる場所があるんです。
家のガレージに車があるように海に面したガレージに小舟がありそこから直接海に出れるようになっています。
1993年(平成5年)4月5日から同年10月2日まで放送された、NHK連続テレビ小説の『ええにょぼ』の舞台になった場所です。
なおこのタイトルの「 ええにょぼ 」は「良い女房」という意味ではなく 丹後弁 で「 美人 」を意味する言葉です(笑)
今回私たちがお世話になった海上タクシー(小型遊覧船)です。
予約をすれば間違いはないと思いますが予約なしでも乗れます。
1人=1000円(30分ほど)
船頭さんが写真を撮ってくれますし、説明も上手で飽きることはありません。
伊根浦は湾口が南側向きなので冬の北西風に強いこと、さらに湾口部には青島が天然の防波堤として立地していること。
また干満の差が年間50cm程度であること。
それらの好条件が重なって舟屋という建物群が形成されました
現在舟屋の数は約230軒。
まるで海に浮かんでいるように見えます。
船を陸に上げておくと船底が乾くので汚れにくいし、貝なども付きにくく、船がとても長持ちするからだそうです。
ただし今の船の材質はFRPなのでそこまでは気を使っていないそうです。
ところでこの鳥の名前は何か分かりますか?
私は「カモメ」と思っていましたが船頭さんの話では「ウミネコ」
違いは簡単でカモメは「頭が黒、しっぽは白、くちばしは赤」
そして、ウミネコは 「頭が白、しっぽは黒、くちばしは赤、黒、黄色」
特徴は泣き声でご存じのようにウミネコは「ニャー、ニャー」と猫のように鳴きます。
さて「エサやり」の時間です。
左手にゴープロを持って動画を撮り、右手に一眼レフのカメラで静止画を撮り、その合間に餌を投げるという荒技(笑)
まぁそんな芸当が通じるはずもなく動画も静止画も撮れず(笑)
結局「2鳥を追うもの1鳥もなんちゃら」で投げるエサがなくなりました(笑)
「エサの切れ目がなんとやら・・・」で集まっていたウミネコも解散(笑)
ウミネコA 「エサが無くなったんやろ! じゃあな、アバヨ~!」
ふと足元を見ると先ほどのエサがこぼれていました。
そのエサを投げる真似をすると・・・
ウミネコA 「ウソやん、アバヨちゃうやん、ゴチになりま~す」
「ごめん、さっきアバヨって言うたから他のウミネコにエサをやったわ」
ウミネコA「 マジ!? 怒るでホンマ! アバヨ~!」
「あ! ポケットにエサがまだ残ってたわ、いる?」
ウミネコA「そやからウソ言うてるやん、アバヨちゃうやん、エサが欲しいに決まってるやん!」
「ごめん、ごめん。エサと思ったら紙くずやったわ」
ウミネコA「おまえなぁ! ホンマに怒るで! 絶対にもう1回来いよ、そのときはエサをしこたま持って来いよ、約束したからな、じゃあな本当にアバヨ~!!」
ということで、いつの日かもう1度この「伊根の舟屋」に来ることを約束しました、ウミネコAさんと(笑)
伊根の舟屋は、観光船を使って海上から舟屋群を見てみてください。
きっとノスタルジックな風景が楽しめますよ。
私たちも非日常を味わう贅沢な時間が持てました。
ということで最終回に続きます。
(なるべく早めに書きます(笑))