祈り

2014-08-23 20:32:52 | 日常
今日(8月23日)広島から帰ってきました。

広島でおきた土砂災害のあった当日、同じ広島市にいました。
8月19日夜9時過ぎから降りだした雨は雷を伴い、ピカっと光ったかと思うと数秒後には「ドーン」と建物を揺らすほどの強い振動でした。
どこか近くの建物に落ちたのではないかと思うほどの凄い衝撃です。
30分ほどで去って行くだろうと思っていましたが、
午後9時から午前2時まで延々5時間ほどその状態は続きました。
雨の音と雷の音でテレビの音はもちろん、話す声も聞き取れないほどでした。

前日から40度の高熱で起きるはずのない青葉(孫)が雷の音とともにビクッとなり泣き出します。
外を見ると真っ暗で、雷光だけが不気味にあたりを照らし出します。
その後に来るもの凄い落雷の音。
本当に生まれて初めての経験でした。

翌朝のテレビ報道で土砂災害があったことを知り、あまりの犠牲者の多さにビックリしました。
特に2歳、3歳の赤ちゃんが犠牲になったとの報道に涙が止まりませんでした。
横で何も知らずに寝ている孫を見て震えがきました。

危険を察知して逃げ出せなかったのかというコメントがありましたが、
もし私ならあのカミナリと雨の中を1歳4ヶ月の孫を連れて逃げようと思うだろうか?
家の外より家の中にいた方が危ないとその時点で的確な判断ができるだろうか?

新聞を見るたびに増えていく犠牲者の数に胸が張り裂けそうになります。
これ以上の犠牲者が出ないことを祈るばかりです。

広島でおきた大規模な土砂災害によって亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。







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