ベトナム旅行(その5 完結)「フォーとアオザイと出会い」ダナンからホーチミンへ~帰国

2015-11-05 18:16:19 | 
10月21日(5日目 最終日)
「今日の予定」
○ホイアンからダナンへ(バス)
○ダナンからホーチミンへ(空路)
   ○ホーチミン観光
○ホーチミン(出国)から福岡へ(帰国) 

                               
今日でベトナムも最後となりました。
張り切って観光を楽しもうと思います。
さて、朝ごはんに行くぞ~。


ベトナム笠「ノンラー」です。
普通の帽子よりも日光を遮る効果は優れているうえ通気性が高くて蒸れません。



「朝食」
今日も「フォー」から一日が始まりました(笑)



野菜にフランスパンにベトナムコーヒーと私には最強の組み合わせです。
さすがにフランスの統治下にあったベトナムです。
フランスパンもベトナムコーヒーもいやぁ、旨いですなぁ。


「ランサット」
左手前の皮を剥いている果物がそうです。
ブドウのように房状に実を付け、皮の中には薄皮に包まれた果肉が5つほど入っています。
半透明をした果肉は柑橘系の香りがし、甘酸っぱい味でさっぱりします。
嫁はすっかり気に入ったようで朝から元気に食べていました(笑)


お腹も一杯になりしばし休憩です。


ホテルの中も散策してみました。


何を持ち上げているのか、よ~く文字を見ると笑ってしまいます。


ホテルの外に出てみました。


このおびただしい電線もベトナムならではです。


今回のツアーで親しくなったAさんご夫婦と写真を撮りました。
お元気ですか?


ダナン空港までバスで向います。


空港に着きました。
ここで「フエ・ダナン・ホイアン」の観光でお世話になった地元ガイドさんともお別れです。
少しアウトローな男性でした。
みなさんの評価は良くなかったので顔と名前は出しません。


空港自体はそんなに大きくはありません。




ここダナンからホーチミンまでは約1時間20分のフライトですから席を嫁と隣同士にしてくれと頼みませんでした。


これが失敗でした。
隣に来たのが元相撲取りの小錦関のような体格の外国人夫婦(笑)
えええ! シートベルトを締めることができるのか?
私は窓際に体を付けてできるだけ隙間を開けてあげましたがそれでもぎゅうぎゅうです。
腹がはちきれそうになっています(笑)
おそらくトイレに立つことなどできそうにもないので、できるだけ水は飲まないことに決めました(笑)


やっとホーチミンの街が見えてきたときにはホッとしました。
やれやれです。


天気は雨のち曇。
先ほど雨が止んだようです。
ホーチミンは雨季と乾期しかありません。
10月の終わりは雨季から乾季への変わり目にあたります。


「ホーチミン」
ベトナムに来てから3人目のガイド(女性)さんは小柄な若い方です。
もう少ししたら日本に遊びに来るそうです。


ベトナム最大の商業都市、ホーチミン市。人口は約611万人です。
ベトナムの中では今一番活気のある街です。



バイクを交通手段としているベトナムの人々は傘を持ち歩くことはありません。
ベトナム人のバイクには必ず雨合羽が常備されていて、雨が降り始めれば、雨合羽を取り出します。
頭からスポっとかぶれるポンチョ型で、ポンチョの傘の部分はバイク一台をがばっと覆うことが出来るほどの大きさです。


よ~く見るとバックミラーもすっぽりかぶさっています。
そうです、信じられませんがベトナム人はバックミラーを見ないそうです。
その代わりにクラクションで自分の存在を周りに知らせるそうです。
クラクションが一晩中鳴り止まない理由がよくわかりました。


「昼食」
雨脚がすごいので店の人がバスまで迎えに来てくれました。


店の中は私たちの他にお客さんはいませんでした。


「ビア サイゴン」
これがベトナムで飲んだビールの中では一番美味しかったですね。
泡立ちが良くてクリアでした。
次に行く機会があったら迷うことなくこのビールを飲みたいですね。
旨いです。  逆に旨いと聞いていた「333(バーバーバー)」は私には合いませんでした。





ここでも「フォー」
最初は同じ味だと思っていたフォーですが毎日食べていると何となく違いがわかってくるから不思議ですね。


とにかく「フォー」を毎回、完食する嫁(笑)





食べ終わって外に出るとあんなに激しく降った雨も止んでいました。
30分ほど降れば雨は止むそうです。


街路樹でこんなに大きく育つとは。
驚きです。



「バスから見た風景」
再びバスで移動です。
BMWの販売店です。 ベトナムの平均年収は30万円です。20年で600万円ですから・・・。
どんな人が買うのだろうかなぁ?


ここホーチミンは首都ハノイとは同じ国でも受けるイメージは全然違います。


フランス植民地時代のベトナムを求めるのでしたらハノイだし、商業都市としての発展を見たければホーチミンでしょうか。
私は断然ハノイ派ですが。




「統一会堂」
ここ「統一会堂」は南ベトナム政権時代の大統領官邸であり、同時にベトナム戦争終結のシンボルです。


1975年4月30日、ここのこの門をベトナム解放軍の戦車が無血入場し、事実上ベトナム戦争は終結しました。


これまでベトナムの交通事情を書いてきましたが最後にもう一つ。
日本だと歩行者優先ですがベトナムはバスなどの大型車の走行が最優先になってしまっています。
歩行者<バイク<バスの順番なので横断には気をつけましょう(笑)


ベトナムで「青木さやか」さんを発見しました(笑)
「どこ見てんのよ!」とベトナム語で言ったとか言わなかったとか(笑)


「中央郵便局」
日常生活に密着した芸術的な建築文化財でもある「中央郵便局」です。


とにかくおしゃれ。
1886年から当時ベトナムを統治していたフランス政府によるフランスへの連絡手段として造られたものだそうです。


アーチ形に造られた天井は奥行きがあり、その先に見えるのが大きなホーチミンの肖像画です。


すごいインパクトです。


「1936年南ベトナムとカンボジアの電信網」の地図です。


シックな木目調の電話ボックスもおしゃれです。


その電話ボックスの横にはお土産屋さんがあります。
嫁と2人で入りました。
可愛い小物を見つけた嫁、いつものように「ハウマッチ?」そしていつもの「プライスダウン」
これに過敏に反応した目のきついお姉さん、ニコリともしないで日本語で「マケラレナイヨ」
「ふーん、じゃあいらない」と2人で話しながら出口で別の小物を見ていると、先ほどのきつい目のお姉さん小走りでやって来て、「それ3ドル、安くしないよ」と今度は腕を組んでこちらを睨みつけてきました。 可笑しくなって2人で笑って店を出ました(笑)


これはパン?(ドーナツ?)を頭に乗せて売っているおじさん、器用なものです。


この娘さんたちは大学生?


みなさんスタイルが良いのはなぜなんでしょうかねぇ。


「聖母マリア教会(サイゴン大教会)」
 中央郵便局の横にある聖母マリア教会(サイゴン大教会)は1880年に建てられた歴史のある教会です。
左右対称なデザインになっています。


間口に比較して奥行きがあります。
入った瞬間、広いなぁと思いました。


フランス統治の時代を彷彿させるような素晴らしい内装とステンドグラスに心を奪われます。



結婚式も行われていたようです。(前撮りかも)


建物の手前には、名前の由来ともなっている聖母マリア像が建てられています。


「バスの中から見た風景」
地元の人か観光客なのか、バイクや車が走る中を横断しようとしていましたが、諦めて引き返しました(笑)




夕方になりました。


バスを降りてレストランまで歩きます。


「夕飯 ベトナム最後の料理」


ほっぺたのにきびが可愛いお姉さんが出迎えてくれました。


これから帰国ですからビールは飲みませんでした。
薄いせんべいを割って一緒に食べます。


「バインセオ」
バインセオは日本ではベトナム風お好み焼き、西欧でベトナム風クレープなどと呼ばれています。
南部では日常的な家庭料理です。






このデザートは今回初めて食べましたが一番美味しかったですね。


食事も終わったところで少し物悲しい音色が聞こえてきました。
ベトナムの一弦琴「ダンバウ」です。
右手は指で弦に触れて、弦長さを分割(ハーモニクス)しながら弦を弾きます。
左手は垂直に伸びたバーで弦の張力を変えます。
透き通った音色にしばし聞きほれました。
日本の曲もリクエストをしたら数曲、弾いてくれました。
ツアー全員でチップを集め、お礼を言いました。
「ダンバウ」の音色、良いですねぇ。


この後、ドンコイ通りで買い物をしてタンソンニャット国際空港へ移動します。
今度は嫁と隣同士で通路側(トイレの関係で)になるようにガイドさんにEチケットに書いてもらいそれを空港スタッフに伝えました。
おかげでスムーズにいきました。
ガイドの「ティー」さんありがとうございました。


5日前に到着したときに2人がなかなか集合場所に来なくてオロオロしたのが今となっては懐かしく感じます。


0時35分発 福岡行き(VN-0350)便です。
帰りは5時間のフライトになります。


機内食は日本食にしました。
日本時間は午前6時ですが体はベトナム時間の午前4時です。
それでも食べられるものですね、完食しました(笑)



福岡空港着 午前7時20分。
帰国しました。



ベトナム最後の食事前に今回のツアーのみなさんと写真を撮りました。
総勢30人です。
「ツアーは親しくなったらお別れの時」と以前のツアーのときにガイドさんが言っていたのを思い出しました。
みなさん良い人ばかりでした。
ツアー仲間同士のトラブルどころか、みんなそれぞれが声を掛け合って助け合いました。
私も全員と話しができましたし大分トリニータの話もできて大満足です。


みなさ~んお元気ですか?
いつかどこかのツアーで再会したいですね。
ありがとうございました。








阪急交通社さん、今回もお世話になりました。
出会ったみなさん、交流の会ったみなさん本当にありがとうございました。

ベトナム旅行(その5)「フォーとアオザイと出会い」 完結です。


  







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