第34節(アウェー)長崎戦に行ってきました。
まずはVファーレン長崎の関係者の皆さま、並びに長崎サポーターの皆さま、素晴らしいサッカー専用スタジアム・ピーススタジアムの開業おめでとうございます。
世代や国をこえて、人が集い、楽しみ、歓喜し、憩う、まちなかスタジアムというコンセプトのピーススタジアム。(ピッチと観客席が最短5m)
(稲佐山から撮影)
この素晴らしいスタジアムを試合前日に見学に行きました。
このとき長崎スタッフさんにSNSへアップができるかどうかを聞けば良かったのですが撮影OKだということで当然アップできるものだと思っていました。
ところが長崎サポさんはスタジアムの写真をほとんどアップしていないと聞きアップするのを控えていました。
翌日、長崎スタッフさんにその事を尋ねると『いえいえドンドンアップして宣伝してください』とのこと。
ではどうして長崎サポさんはアップをする人が少なかったのか?
知り合いの長崎サポさんに聞いてやっと分かりました。
どうもそれまでの見学会等ではスタジアムをアップしないように…だったようで、長崎サポさんもアップするタイミングを逸していた、というのが流れだったようです。
それで合点がいきました。
ということで試合前日の写真です。
まずは入り口から。
エスカレーターはこの時点ではまだ動いていませんでしたので私たちは階段から上へ。
ビジター側からホームの写真です。
お店屋さんもありました。
クレープ屋さん
佐世保バーガーさん
コンコースにはテーブルとイス。
バクスタには応接間のようにゆったりとくつろげる椅子とテーブルが。
5人掛けで4万円 1人=8000円
家族や仲間でゆっくり観るサッカー観戦は楽しいでしょうね。
下に降りてみました。
ホーム側から見たビジター席
「プレイヤーズスイート」
プレイヤーズスイートに座ってみました。
ここからピッチまでの距離「日本最短の約5m」
シートは映画館で使用されている「フェルコ・シーティング・システムズ」です。
厚みのあるクッションに座る我が家の「ちびすけ」(贅沢)
ピッチは天然芝、周りは人工芝となっているようです。
コーナーの芝がめくれていました。
私たち夫婦にとって明日は人生初めての「こけら落とし」
歴史に立ち会える貴重な日です。
長崎さんに感謝!
///////////////////////////////////////////////////
【10月6日、試合当日】
嫁は30周年の「リミテッドユニ」(全選手サイン入り)を着て今日はホテルから出陣!
「白石グループ」様のフォロー&キャンペーンの抽選で当選したもの(1名)
当選の前日に『私もリミテッドユニが欲しかった。買いたかったなぁ』と嫁。
『え〜欲しかったら買えばよかったのに』とは言ったものの、もうどうしようもありません。
その翌日。
なにやら叫んでいる嫁の声が…
慌てて階段を降りると『リミテッドユニが当選した〜』と。
「え!あの白石グループさんの?」
『そうよ、当たったんよ。1名だけよ。それも全選手のサイン入り』
いやもう本当に凄い喜びようでした。
「白石グループ」様 ありがとうございました。
今日は全選手の想いも一緒に応援させていただきます
皆さんそうだと思うのですが私たちも、この日の心配はなんといっても駐車場でした。
一番スタジアムに近くて1日中停めても(上限)1000円前後。
できたら1000円以下の安いところ(笑)がないか調べました。
あれこれ迷った末に決めたのがここ!
『NPC24H 長崎駅前第2』
(ナビに入れたら出てきます)
ここからスタジアムまで歩いて数分で一番近い。
(勿論ピーススタジアムの駐車場(4000円)は論外(笑))
高さ制限はありません。
1日停めて1300円。
少し歩きますが1日700円のところも近くにありました。
これがピーススタジアム全体図です。
ホテルがある方がバクスタになります。
最初にお会いしたのが長崎サポのHさん。
圧倒的ちゃんの縁で親しくさせていただいています。
「お久しぶりです」
次にお会いしたのが刀根くんの縁で何年も親しくさせていただいているMさん。
「お元気そうで! お会いしたかったです」
旦那様ともお話しさせていただきましたがとても気さくに接してくださいました。
ありがとうございます
おっといけない。写真を撮るのを忘れていたのでここで仲間とパチリ。
さてこの日はキックオフ(14時)の3時間前である11時に列整理。
11時半に開門でした。
熱狂ビジターシート(自由立ち見席)に入る人は道路からすぐの場所から入場。(注意 ここからのみ入れます)
私たちはCシート(指定席)なのでこちらから入場。
このチケットはどこからでも入れます。
手ぶらのレーン・中が見えるバックのサポは一番右のレーンに並ぶ。
その他(中身の見えないバック等の人)は右から2つ目のレーン。
階段下でQRのチェックを済ませます。
上から見ると待機列の様子が分かりやすいかと思います。
私たち夫婦は2階席。
スタジアムの眺めはこんな感じです。
ゴールマウスは近くて真下なので写真は厳しそうです。
2階の通路は少し狭く感じます。
仲間の皆さんは1階席へ。
「お~い」
キックオフ1時間前。(13時前)
大分が決起集会で盛り上がる中、長崎もゴール裏が太鼓、手拍子で盛り上がります。
お互い負けられない戦いの中、両方のサポーターの熱気に包まれたピーススタジアム。
ここでお会いしたのが長崎と大分の両方を応援しているCさん。
数年前に知り合ってからの友達です。
「お久しぶりです」
ご家族と。
数年前から家族ぐるみで仲良くさせていただいている関東在住のYさんご夫婦。
息子さんお2人もトリサポです。
今シーズン初めてお会いしました。
「皆さんお変わりないようでなによりです」
こちらは長年仲良くさせていただいている仲間の皆さん。
こちらは鹿児島時代からの野嶽選手の個サポさん
「お久しぶりです」
実は大分から長崎に向かう車の中で…
『私が心配しているのは大分の選手が長崎のスタジアムの雰囲気に呑まれないかどうか…平常心で戦えたら良いんだけど』と嫁。
『大丈夫やろう、熊本戦は28,000人の中で戦ってるから』と私。
『でもあれはホームやったけんなぁ。今回はアウェーで新スタジアムで2万人の中で戦うんで。舞い上がらな良いけどなぁ』
『うーん、まぁ・・大丈夫やろう』
まさかこのやり取りが現実になろうとは…
ピッチ内練習前の様子。
レンがスマホで動画(と思われる)を撮っていました。
肝が据わってるなぁ。
この選手は雰囲気に吞まれることはなさそうです。
頼もしい!
下さん
片さん
挨拶を交わす下さんと吉さん。
さぁ始まります
『試合開始』
ノムと朝陽選手のマッチアップ。
ちなみにサブの選手はここ。
上から見下ろすこの画角の写真は私自身初の経験。
開始早々は我慢の時間帯。
12分にはアユがボールを奪った流れからCKのチャンス。
キッカーはノム。
ショートコーナーから安藤のヘディングとデザインされた大分。
17分に朝陽選手からシュートを打たれ危ない場面もあったが全体としての流れは悪くはない。
失点した24分。
【悔しく残念だった】
私がこの試合で一番『悔しく残念だった』こと。
ムンのミスからの失点や負けたことではない
(もちろん繰り返されるミスを肯定しているわけではない)
ゴール前でボールを奪われた直後、なぜボールを追いかけなかったのか。
なぜピッチにひっくり返ってそこで諦めたのか。
フィールドプレーヤーは球を奪われたら奪われた選手が責任をもって奪い返しに行く。
ボールを奪われて一番やってはいけないことはボールを追わず諦めること。
すぐに立ち上がりボールを追えば何かが起きるかもしれないし、起きなくてもその闘志は仲間に伝わる。
闘志は勇気を産み、失敗を恐れず目標に向けた一歩を踏み出す力となる。
諦めたら何も起こらないしそこから産まれるモノは何も無い。
すぐに立ち上がって欲しかった…
這ってでもボールに向かって欲しかった…
///////////////////////////////
ここまでの大分の流れは悪くはなかった。
危ない場面もあったけれどどちらかというと大分に流れは来ていた。
しかしこのゴールで長崎の選手は勇気づけられ、大分の選手から緊張の糸が切れたように感じた。
その流れが次の33分の失点にも繋がったのではないか。
長崎CKの場面。
まるでボールがエアポケットに入ったかのようにゴールマウスに吸い込まれていった。
2点のビハインド。
これで大分の描いたプランは完全に変更を余儀なくされた。
大分は攻撃に重心を置かざるを得なくなり長崎は自分たちのペースで戦える。
前半を終えて0-2。
長崎有利の流れは変わらず後半開始4分にも失点。
決定的ともいえる3点目を入れられた。
これで3点のビハインドとなる。
それでも大分ゴール裏の声援は絶えることなく続く。
太鼓に手拍子、大声援がピーススタジアムに響き渡る。
大分はここから反撃。
89分ペレイラが1点返したものの、その4分後に失点。
一度傾いた流れを止めることはできず1-4で敗れた。
下さんのガッツポーズ。
片さんが下さんに挨拶に駆け寄る。
私は振り向いた片さんの顔を観るのが辛かった。
///////////////////////
これで敗戦で大分の勝ち点は『36』のまま変わらず。
かたや降格圏内の栃木は愛媛と引き分け勝ち点1を積み上げ勝ち点『31』
17位の大分と18位の栃木は残り4試合で勝ち点差『5』となった。
私自身、自分の力ではなく他人の力によって望みをかなえようとする『他力本願』は好きではない。
本来、栃木の勝ち負けとは関係なく大分が残り4試合を勝てば良いだけの話なのだ。
とはいえ自分のチームを離れ、大分に来てくれたアユ、大悟、マナティ、優大…
彼らはもし降格すれば元のクラブに帰ることになるだろう。
同じ帰るにしても、残留して帰るのと降格して帰るとではこれからの彼ら自身のサッカー人生に大きく関わってくるのは間違いないと思われる。
そう考えると私個人の好き嫌いなどはどうでも良くなってくる。
ここは割り切って『他力本願』と言われようが何と言われようがなんとしても『J2に残留』しなくてはならない。
となると最低あと1勝。
できれば2勝したい。
まずは中断期間の後のホーム戦である『水戸』に勝つこと。
ど素人の私がプロに言う言葉ではないことは重々承知している。
が敢えて言わせてもらうと。
○無駄な失点をしないこと。
○自滅しない勝つサッカーをやること。
当たり前ではあるけれどこの当たり前を練習の段階でしっかりとやってもらいたい。
【なんくるないさ〜】
今年の2月に沖縄に行ってきた。
その時に好きになって最近よく使っているのがこの沖縄の方言である『なんくるないさ〜』という言葉。
実はつい最近までこの言葉の意味を『まぁ、なんとかなるさ〜』と、もの事を楽観的に捉える言葉だと思っていた。
(沖縄の皆さんごめんなさい)
本来の意味は違う。
実際の沖縄方言は
『まことぅー(誠)そーけー、なんくるないさー』
この言葉の持つ意味は
『苦しくてもくじけず真面目に頑張れば、いつか良い日が来る』
という意味で、私たちが思っている『なんとかなるさ〜』ではない。
この言葉を大分の現状に置き換えてみると…
(残り4試合)
これからの毎日を苦しくても挫けず真面目に練習に取り組めば
いつか良い日が来るよ…となる。
なんと今の大分にピッタリの言葉ではないだろうか。
沖縄の方言
『なんくるないさ〜』
ますます大好きになりました。
最後に沖縄の方言でよく使われる大好きな言葉。
『チバリヨー』=頑張ろう
これは励ましや応援の言葉として広く使われている言葉です。
まだまだここから!
大分トリニータ チバリヨ〜!!
大分12番 チバリヨ〜!
今回たくさんの方々とお会いし、たくさんの話をする機会に恵まれました。
ただ、バタバタと気ぜわしかった関係で写真を一緒に撮るのを忘れたり、まだまだお会いしたかったのに会えずじまいになった方々もいました。
そんな中、『ヒロボーさんとももさんですか?』と話しかけてくれて『いつもブログを読んで勇気をいただいてます』と言ってくれた皆さん…
有難いやら、何か申し訳ないような…
でも逆なんですよ。
ややもすると体力不足を言い訳に
つい逃げ腰になりつつある私には『いただいた言葉』が本当に勇気となりました。
駐車場で声をかけてくれたサポさん
長崎駅で声をかけてくれたサポさん
試合前に声をかけてくれたサポさん
試合後に声をかけてくれたサポさん
皆さんのおかげでやる気と元気をいただきました、もちろん勇気も!
本当にありがとうございました。
最後に
『V・ファーレン長崎様、改めてピーススタジアムの開業おめでとうございます!!』
トリサポ夫婦長崎遠征記 終わります。
まずはVファーレン長崎の関係者の皆さま、並びに長崎サポーターの皆さま、素晴らしいサッカー専用スタジアム・ピーススタジアムの開業おめでとうございます。
世代や国をこえて、人が集い、楽しみ、歓喜し、憩う、まちなかスタジアムというコンセプトのピーススタジアム。(ピッチと観客席が最短5m)
(稲佐山から撮影)
この素晴らしいスタジアムを試合前日に見学に行きました。
このとき長崎スタッフさんにSNSへアップができるかどうかを聞けば良かったのですが撮影OKだということで当然アップできるものだと思っていました。
ところが長崎サポさんはスタジアムの写真をほとんどアップしていないと聞きアップするのを控えていました。
翌日、長崎スタッフさんにその事を尋ねると『いえいえドンドンアップして宣伝してください』とのこと。
ではどうして長崎サポさんはアップをする人が少なかったのか?
知り合いの長崎サポさんに聞いてやっと分かりました。
どうもそれまでの見学会等ではスタジアムをアップしないように…だったようで、長崎サポさんもアップするタイミングを逸していた、というのが流れだったようです。
それで合点がいきました。
ということで試合前日の写真です。
まずは入り口から。
エスカレーターはこの時点ではまだ動いていませんでしたので私たちは階段から上へ。
ビジター側からホームの写真です。
お店屋さんもありました。
クレープ屋さん
佐世保バーガーさん
コンコースにはテーブルとイス。
バクスタには応接間のようにゆったりとくつろげる椅子とテーブルが。
5人掛けで4万円 1人=8000円
家族や仲間でゆっくり観るサッカー観戦は楽しいでしょうね。
下に降りてみました。
ホーム側から見たビジター席
「プレイヤーズスイート」
プレイヤーズスイートに座ってみました。
ここからピッチまでの距離「日本最短の約5m」
シートは映画館で使用されている「フェルコ・シーティング・システムズ」です。
厚みのあるクッションに座る我が家の「ちびすけ」(贅沢)
ピッチは天然芝、周りは人工芝となっているようです。
コーナーの芝がめくれていました。
私たち夫婦にとって明日は人生初めての「こけら落とし」
歴史に立ち会える貴重な日です。
長崎さんに感謝!
///////////////////////////////////////////////////
【10月6日、試合当日】
嫁は30周年の「リミテッドユニ」(全選手サイン入り)を着て今日はホテルから出陣!
「白石グループ」様のフォロー&キャンペーンの抽選で当選したもの(1名)
当選の前日に『私もリミテッドユニが欲しかった。買いたかったなぁ』と嫁。
『え〜欲しかったら買えばよかったのに』とは言ったものの、もうどうしようもありません。
その翌日。
なにやら叫んでいる嫁の声が…
慌てて階段を降りると『リミテッドユニが当選した〜』と。
「え!あの白石グループさんの?」
『そうよ、当たったんよ。1名だけよ。それも全選手のサイン入り』
いやもう本当に凄い喜びようでした。
「白石グループ」様 ありがとうございました。
今日は全選手の想いも一緒に応援させていただきます
皆さんそうだと思うのですが私たちも、この日の心配はなんといっても駐車場でした。
一番スタジアムに近くて1日中停めても(上限)1000円前後。
できたら1000円以下の安いところ(笑)がないか調べました。
あれこれ迷った末に決めたのがここ!
『NPC24H 長崎駅前第2』
(ナビに入れたら出てきます)
ここからスタジアムまで歩いて数分で一番近い。
(勿論ピーススタジアムの駐車場(4000円)は論外(笑))
高さ制限はありません。
1日停めて1300円。
少し歩きますが1日700円のところも近くにありました。
これがピーススタジアム全体図です。
ホテルがある方がバクスタになります。
最初にお会いしたのが長崎サポのHさん。
圧倒的ちゃんの縁で親しくさせていただいています。
「お久しぶりです」
次にお会いしたのが刀根くんの縁で何年も親しくさせていただいているMさん。
「お元気そうで! お会いしたかったです」
旦那様ともお話しさせていただきましたがとても気さくに接してくださいました。
ありがとうございます
おっといけない。写真を撮るのを忘れていたのでここで仲間とパチリ。
さてこの日はキックオフ(14時)の3時間前である11時に列整理。
11時半に開門でした。
熱狂ビジターシート(自由立ち見席)に入る人は道路からすぐの場所から入場。(注意 ここからのみ入れます)
私たちはCシート(指定席)なのでこちらから入場。
このチケットはどこからでも入れます。
手ぶらのレーン・中が見えるバックのサポは一番右のレーンに並ぶ。
その他(中身の見えないバック等の人)は右から2つ目のレーン。
階段下でQRのチェックを済ませます。
上から見ると待機列の様子が分かりやすいかと思います。
私たち夫婦は2階席。
スタジアムの眺めはこんな感じです。
ゴールマウスは近くて真下なので写真は厳しそうです。
2階の通路は少し狭く感じます。
仲間の皆さんは1階席へ。
「お~い」
キックオフ1時間前。(13時前)
大分が決起集会で盛り上がる中、長崎もゴール裏が太鼓、手拍子で盛り上がります。
お互い負けられない戦いの中、両方のサポーターの熱気に包まれたピーススタジアム。
ここでお会いしたのが長崎と大分の両方を応援しているCさん。
数年前に知り合ってからの友達です。
「お久しぶりです」
ご家族と。
数年前から家族ぐるみで仲良くさせていただいている関東在住のYさんご夫婦。
息子さんお2人もトリサポです。
今シーズン初めてお会いしました。
「皆さんお変わりないようでなによりです」
こちらは長年仲良くさせていただいている仲間の皆さん。
こちらは鹿児島時代からの野嶽選手の個サポさん
「お久しぶりです」
実は大分から長崎に向かう車の中で…
『私が心配しているのは大分の選手が長崎のスタジアムの雰囲気に呑まれないかどうか…平常心で戦えたら良いんだけど』と嫁。
『大丈夫やろう、熊本戦は28,000人の中で戦ってるから』と私。
『でもあれはホームやったけんなぁ。今回はアウェーで新スタジアムで2万人の中で戦うんで。舞い上がらな良いけどなぁ』
『うーん、まぁ・・大丈夫やろう』
まさかこのやり取りが現実になろうとは…
ピッチ内練習前の様子。
レンがスマホで動画(と思われる)を撮っていました。
肝が据わってるなぁ。
この選手は雰囲気に吞まれることはなさそうです。
頼もしい!
下さん
片さん
挨拶を交わす下さんと吉さん。
さぁ始まります
『試合開始』
ノムと朝陽選手のマッチアップ。
ちなみにサブの選手はここ。
上から見下ろすこの画角の写真は私自身初の経験。
開始早々は我慢の時間帯。
12分にはアユがボールを奪った流れからCKのチャンス。
キッカーはノム。
ショートコーナーから安藤のヘディングとデザインされた大分。
17分に朝陽選手からシュートを打たれ危ない場面もあったが全体としての流れは悪くはない。
失点した24分。
【悔しく残念だった】
私がこの試合で一番『悔しく残念だった』こと。
ムンのミスからの失点や負けたことではない
(もちろん繰り返されるミスを肯定しているわけではない)
ゴール前でボールを奪われた直後、なぜボールを追いかけなかったのか。
なぜピッチにひっくり返ってそこで諦めたのか。
フィールドプレーヤーは球を奪われたら奪われた選手が責任をもって奪い返しに行く。
ボールを奪われて一番やってはいけないことはボールを追わず諦めること。
すぐに立ち上がりボールを追えば何かが起きるかもしれないし、起きなくてもその闘志は仲間に伝わる。
闘志は勇気を産み、失敗を恐れず目標に向けた一歩を踏み出す力となる。
諦めたら何も起こらないしそこから産まれるモノは何も無い。
すぐに立ち上がって欲しかった…
這ってでもボールに向かって欲しかった…
///////////////////////////////
ここまでの大分の流れは悪くはなかった。
危ない場面もあったけれどどちらかというと大分に流れは来ていた。
しかしこのゴールで長崎の選手は勇気づけられ、大分の選手から緊張の糸が切れたように感じた。
その流れが次の33分の失点にも繋がったのではないか。
長崎CKの場面。
まるでボールがエアポケットに入ったかのようにゴールマウスに吸い込まれていった。
2点のビハインド。
これで大分の描いたプランは完全に変更を余儀なくされた。
大分は攻撃に重心を置かざるを得なくなり長崎は自分たちのペースで戦える。
前半を終えて0-2。
長崎有利の流れは変わらず後半開始4分にも失点。
決定的ともいえる3点目を入れられた。
これで3点のビハインドとなる。
それでも大分ゴール裏の声援は絶えることなく続く。
太鼓に手拍子、大声援がピーススタジアムに響き渡る。
大分はここから反撃。
89分ペレイラが1点返したものの、その4分後に失点。
一度傾いた流れを止めることはできず1-4で敗れた。
下さんのガッツポーズ。
片さんが下さんに挨拶に駆け寄る。
私は振り向いた片さんの顔を観るのが辛かった。
///////////////////////
これで敗戦で大分の勝ち点は『36』のまま変わらず。
かたや降格圏内の栃木は愛媛と引き分け勝ち点1を積み上げ勝ち点『31』
17位の大分と18位の栃木は残り4試合で勝ち点差『5』となった。
私自身、自分の力ではなく他人の力によって望みをかなえようとする『他力本願』は好きではない。
本来、栃木の勝ち負けとは関係なく大分が残り4試合を勝てば良いだけの話なのだ。
とはいえ自分のチームを離れ、大分に来てくれたアユ、大悟、マナティ、優大…
彼らはもし降格すれば元のクラブに帰ることになるだろう。
同じ帰るにしても、残留して帰るのと降格して帰るとではこれからの彼ら自身のサッカー人生に大きく関わってくるのは間違いないと思われる。
そう考えると私個人の好き嫌いなどはどうでも良くなってくる。
ここは割り切って『他力本願』と言われようが何と言われようがなんとしても『J2に残留』しなくてはならない。
となると最低あと1勝。
できれば2勝したい。
まずは中断期間の後のホーム戦である『水戸』に勝つこと。
ど素人の私がプロに言う言葉ではないことは重々承知している。
が敢えて言わせてもらうと。
○無駄な失点をしないこと。
○自滅しない勝つサッカーをやること。
当たり前ではあるけれどこの当たり前を練習の段階でしっかりとやってもらいたい。
【なんくるないさ〜】
今年の2月に沖縄に行ってきた。
その時に好きになって最近よく使っているのがこの沖縄の方言である『なんくるないさ〜』という言葉。
実はつい最近までこの言葉の意味を『まぁ、なんとかなるさ〜』と、もの事を楽観的に捉える言葉だと思っていた。
(沖縄の皆さんごめんなさい)
本来の意味は違う。
実際の沖縄方言は
『まことぅー(誠)そーけー、なんくるないさー』
この言葉の持つ意味は
『苦しくてもくじけず真面目に頑張れば、いつか良い日が来る』
という意味で、私たちが思っている『なんとかなるさ〜』ではない。
この言葉を大分の現状に置き換えてみると…
(残り4試合)
これからの毎日を苦しくても挫けず真面目に練習に取り組めば
いつか良い日が来るよ…となる。
なんと今の大分にピッタリの言葉ではないだろうか。
沖縄の方言
『なんくるないさ〜』
ますます大好きになりました。
最後に沖縄の方言でよく使われる大好きな言葉。
『チバリヨー』=頑張ろう
これは励ましや応援の言葉として広く使われている言葉です。
まだまだここから!
大分トリニータ チバリヨ〜!!
大分12番 チバリヨ〜!
今回たくさんの方々とお会いし、たくさんの話をする機会に恵まれました。
ただ、バタバタと気ぜわしかった関係で写真を一緒に撮るのを忘れたり、まだまだお会いしたかったのに会えずじまいになった方々もいました。
そんな中、『ヒロボーさんとももさんですか?』と話しかけてくれて『いつもブログを読んで勇気をいただいてます』と言ってくれた皆さん…
有難いやら、何か申し訳ないような…
でも逆なんですよ。
ややもすると体力不足を言い訳に
つい逃げ腰になりつつある私には『いただいた言葉』が本当に勇気となりました。
駐車場で声をかけてくれたサポさん
長崎駅で声をかけてくれたサポさん
試合前に声をかけてくれたサポさん
試合後に声をかけてくれたサポさん
皆さんのおかげでやる気と元気をいただきました、もちろん勇気も!
本当にありがとうございました。
最後に
『V・ファーレン長崎様、改めてピーススタジアムの開業おめでとうございます!!』
トリサポ夫婦長崎遠征記 終わります。