パリ五輪のメダル争奪戦に目が行っている間にすごい外交交渉が成立していました。
【1日 北大西洋条約機構のイエンス・ストルテンベルグ事務総長は1日、ロシアと西側諸国の間で行われた大規模な囚人交換について、加盟国の緊密な協力によって実現したと称賛した。米国、ドイツ、ポーランド、スロベニア、ノルウェー、ロシア、ベラルーシで収監されていた26人が解放され、東西間の囚人交換としては冷戦終結以来最大となった】とAFP/BBは報じています。
初報は「トルコの大統領府が発表」となっていますが、どこが仲介したかははっきり書いてありません。この記事には「ロシアの囚人がプーチン大統領の出迎え」を受ける写真が多数あり、コピペを試みましたが、コピペできません。他紙の写真をネットからコピ絵しようと思い試みましたが同様でした。余り大々的にしたくないとの思惑が報道各社に働き賭けがあったのですかね?
少なくとも、Nato事務総長が交換に 言及しているのですから「ロシアによるウクライナ侵攻」を踏まえての上での米ロの決断で驚きました。
この交換が明らかになると「ハリス副大統領の支持率が目に見えて上がった」との報道がありましたから、米ロ双方に政治的好結果をもたらした様です。
写真:ネットも含め写真はコピペ出来ませんでした。 ⤵
AFP/BB:
【AFP=時事】北大西洋条約機構のイエンス・ストルテンベルグ事務総長は1日、ロシアと西側諸国の間で行われた大規模な囚人交換について、加盟国の緊密な協力によって実現したと称賛した。
ストルテンベルグ氏は「不当に拘束されていた加盟国の市民とロシアの政治犯がきょう釈放されたことを歓迎する。これは加盟国間の緊密な協力によって実現した」「代償を払ったが、不当に投獄された人々の自由および命と比較検討した」と述べた。
米国、ドイツ、ポーランド、スロベニア、ノルウェー、ロシア、ベラルーシで収監されていた26人が解放され、東西間の囚人交換としては冷戦終結以来最大となった。その中には米国人記者のエバン・ゲルシコビッチ氏や、独ベルリンでの殺人事件で服役していたロシアの情報部員も含まれていた。
ストルテンベルグ氏は「ジャーナリストや野党勢力は、脅迫されることなく正当な意見を自由に表明できなければならない」「今回の政治犯らの釈放は外交の勝利だが、ロシアにはまだ不当に拘束されている人々が大勢いる。いまだ不当に収監されている人々全員の解放を求める」と述べた。(c)AFP