王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

4日 【速報】辺野古訴訟、沖縄県の敗訴確定 最高裁判決

2023-09-05 09:30:33 | 政治
昨日4日午後 名護市辺野古の新基地建設を巡る防衛省の埋め立て変更申請について、国土交通相が県に承認を迫った「是正の指示」は違法な国の関与として県が取り消しを求めた訴訟の上告審判決で最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は、是正指示を「適法」とした一審福岡高裁支部判決を維持し、県側の上告を棄却したと報じられました。
これに従うと敗訴が確定した県側は承認する義務を負うことになり、今後の対応が焦点となる。
この判決について「松野官房長官が会見で「「国交相の指示が適法であるとの司法の最終判断が示されたと認識している」と述べ、その上で「沖縄県において判決に沿った対応が速やかにされるものと考えている」と の記事を載せるマスコミ 或いは玉城デニー知事 の「判決文を関係者と弁護士と検討したい」との記事を載せるところ 或いは「民意の圧殺」「型ばかりの最高裁」等
判決にはっきり不満のマスコミなど微妙に表現が別れています。
沖縄でも「市内の辺野古基地は移転」との大義は理解しても「現実に基地に依存して生活している県民も大勢いる」様でやはり心情は微妙なのでしょうね。
当初見積もった埋め立て量では地盤が安定しなくて、さらに土盛りをしているがそれで仕上がるのか?」との意見もある様です。
もうしばらくは見守るしかないですかね?

写真:沖縄タイムスの写真はコピペ出来ないのでネットより
   辺野古の新吉埋め立て工事

沖縄タイムス:
名護市辺野古の新基地建設を巡る防衛省の埋め立て変更申請について、国土交通相が県に承認を迫った「是正の指示」は違法な国の関与として県が取り消しを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は4日、是正指示を「適法」とした一審福岡高裁支部判決を維持し、県側の上告を棄却した。辺野古不承認を巡る最高裁判断は初めて。敗訴が確定した県側は承認する義務を負うことになり、今後の対応が焦点となる。  設計変更は2020年4月、沖縄防衛局が大浦湾側で見つかった軟弱地盤の改良工事のため申請したが、県側は21年11月、地盤調査が不十分なことなどを理由に不承認とした。不服とした防衛局の審査請求を受け、国交相は22年4月に不承認を裁決で取り消し、承認を命じる是正指示をした。  県側は22年8月、裁決と是正指示の取り消しを求める二つの訴訟を提起したが、今年3月の一審判決は国交相裁決は有効だと判断し、訴訟対象となる「国の関与」ではないとして県側の訴えを却下した。是正指示を巡っては、県の不承認処分に裁量権の逸脱乱用があったなどとして棄却した。  裁決を巡る訴訟は8月24日、最高裁が県側の上告を退け、県側の敗訴が確定した。不承認の効力は失われ、変更申請は審査段階に戻った状態となった。今回の判決を受けて県が承認しなければ、国側は県に代わり承認処分を行う代執行手続きに入るとみられる。  新基地を巡る県と国との訴訟はこれまでに13件。県は国交相裁決の取り消しを求める抗告訴訟も提起し、11月に那覇地裁で判決予定だが、論点が重なり厳しい結果が予想される。大浦湾側のサンゴ類移植許可を巡る農林水産相の是正指示取り消しを求めた訴訟などへの影響は避けられない。
(引用終わり) 
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