表題は「文科省が2022年度から始めた「高校入学者選抜の改善等に関する状況調査」によると、定員に余裕があるのに不合格になった人は23年度、全都道府県で延べ2004人だった」のを下敷きに「定員割れでも公立高不合格」が有る実態につき「都道府県により0名から全員入学」まで差が有るとの指摘です。
入学枠が有るから「高校入学の実力に掛けると学校側が判定しても、それを受け入れるか?」は何とも微妙な問題です。
この記事には「2024年6月入学枠が有るに不合格になった男性が「県弁護士会に人権救済を申し立てた」場面の映像を載せています。
この記事は:
各都道府県の判断に委ねているのが現状と報じています。
全員受け入れて「その結果、無事卒業している実態」はどうなのでしょうか?
微妙ですね!
写真:
定員内不合格を経験した千葉県内の男性。県弁護士会に人権救済を申し立てた=2024年6月20日、千葉市中央区、竹中美貴撮影© 朝日新聞社
朝日新聞デジタル:
文科省が2022年度から始めた「高校入学者選抜の改善等に関する状況調査」によると、定員に余裕があるのに不合格になった人は23年度、全都道府県で延べ2004人だった。
都道府県別で見ると、沖縄が延べ226人と最多で、福岡が同153人、高知が同130人と続く。東京や大阪、北海道、埼玉など9都道府県はゼロだった。
東京都教委の担当者は「点数がほとんど取れていなくても定員内であれば入学許可を出す。高校は学力が十分でなくても、入学後、社会に出ていく力をつけられるようにしっかり指導しなければならないと認識している」と説明する。埼玉県教委は「入学を希望する人を定員内なのに不合格にする理由はない。県として県民のニーズに応える」。
一方、沖縄県教委は「定員内不合格が最多なのは重く受け止めている」とし、学ぶ意欲のある生徒は受け入れるよう、高校に通知を出してきた。しかし「最終的には受験した学校の校長が学力的についていけるかを考え、判断することになっている」と言う。130人と多かった高知は「定員内不合格を出すには、その理由がやむを得ない理由であるか詳細に聞き取っている」とした。
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