表題の「中国軍人幹部の逮捕」を見た時。2日ほど前に解放軍国防相が2代続けて解任された後「現在の国防相 董軍(ドンジュン) 氏が汚職の調査対象」との記事を見た覚えがありました。さらにそれに加えての粛清かよ? と思いました。この記事の最後に「国防省報道官は28日、この報道を「まったくの 捏造(ねつぞう)」と否定した」とロイターの記事を引用しています。
従って、現在の 董軍(ドンジュン) 国防相は関係なしと見ますかね。
【海軍出身の苗氏は、 習近平(シージンピン) 国家主席がかつて勤務した福建省の部隊で政治部門トップを務め、軍内の「福建閥」とされる。現在6人で構成されている軍事委メンバーの1人で、同委トップを兼務する習氏の信任が厚い側近とみられていた】と読売新聞の報道です。
習近平国家主席の対抗馬になりうる「腹心だった政敵の粛清」なのか「腹心だった汚職高官の粛清」なのかは目下どちらか判りません。
しばらく静かに見守るのが良さそうです。
写真:苗華氏© 読売新聞
読売新聞:
海軍出身の苗氏は、 習近平(シージンピン) 国家主席がかつて勤務した福建省の部隊で政治部門トップを務め、軍内の「福建閥」とされる。現在6人で構成されている軍事委メンバーの1人で、同委トップを兼務する習氏の信任が厚い側近とみられていた。
中国軍では昨年から、戦略核ミサイルを運用している「ロケット軍」などで大規模な汚職調査が行われている。今年6月には、前国防相の 李尚福(リーシャンフー) 氏、その前の国防相の 魏鳳和(ウェイフォンフォー) 氏が党籍 剥奪(はくだつ) 処分を受けた。相次ぐ軍高官のスキャンダルは、習氏が掲げる「早期の世界一流の軍隊建設」に影響を与える可能性がある。
26日には、英紙フィナンシャル・タイムズが 董軍(ドンジュン) 国防相が汚職事件の調査対象となっていると報じた。ロイター通信によると、国防省報道官は28日、この報道を「まったくの 捏造(ねつぞう) 」と否定した。
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