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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

クマの危険身近に迫る 自宅敷地で女性死亡 富山、出没相次ぐ 県、厳重な警戒呼びかけ

2023-10-19 08:39:41 | 社会
19日朝TVでNHKの朝ドラの後、「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると話題の一つで、富山市内に熊が出没する様子を映像付きで流していました。
この記事のように17日夜「富山市江本の住宅敷地内で17日夜、この家に住む江崎三千子さん(79)がクマに襲われて死亡したとみられる事故」が発端で、子供たちを車で小学校に送る親御さん達の様子が映りました。
まあ、1日2日ならそれも良いでしょうが、熊の始末をつけないと気が抜けません。猛暑の夏の結果、山の生り物が少なく住宅地のカキなどを狙い出てきているとの見立てです。県も「庭のカキの実などは除去」を訴えているのですが、「高齢者が多くなりカキの実の除去等言われても出来ない」のが現状で、番組に参加のパネラーからも一寸実情無視で無いか!と声が出てました。映像では死亡事件の近隣の方が「2メートルもあるブロック塀を熊が軽々と飛び越えた」とその運動能力の高さを語っていました。
県では昨年10月、熊野目撃が20数件、今年は120数件とかで、対応に苦慮している様です。
庭の周りに熊が歩いていると思ったら怖いですよね!

写真:女性が死亡していた住宅付近で、クマの痕跡を探す猟友会員ら(18日午前6時44分、富山市江本で 

読売新聞オンライン:
富山市江本の住宅敷地内で17日夜、この家に住む江崎三千子さん(79)がクマに襲われて死亡したとみられる事故があった。近くの小学校で足跡が発見されるなど、周辺ではクマの出没が相次いでいる。県は今年3回目のツキノワグマ出没警報を発令し、厳重な警戒を呼びかけている。
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 富山南署の発表によると、17日午後8時55分頃、江崎さんの夫の弥憲さんから「午後6時頃から妻の姿が見えない」との通報があり、駆けつけた警察官がうつぶせで倒れている江崎さんを発見。頭やあごに深い切り傷があり、死因は出血性ショックだった。
 現場は富山駅から南に約9キロの住宅が点在する地域。近くの市立熊野小学校では18日朝、児童が保護者と一緒に車や徒歩で登校した。長男に付き添った同市宮保の山崎奈里子さん(43)は「昔からクマが出る地域だが、これほど多く出没したことはなく怖い」と話していた。
 小学校の校庭では西から東へ走るクマとみられる足跡も見つかった。大きさなどから成獣1頭と子グマ2頭のものだという。
 現場周辺ではクマが住民の近くに現れるという危険な事態が相次いでいる。
 現場から約200メートル南に住む堀江貞夫さん(65)方では17日夕、パトロール中の警察官が敷地内から塀を乗り越え、北へ走っていくクマを目撃した。周囲の畑で足跡も確認され、堀江さんは「こんなに近くに来るとは。家族に『家から絶対出ないで』と伝えて夜を過ごした」と振り返る。
 また、近くの悪王寺交差点では同日午後11時50分頃、クマとみられる動物と乗用車が衝突する事故が発生。運転手にけがはなかったが、動物は西の方に逃げていったという。
 県警は18日の朝から、周辺を注意を呼びかけながらパトカーで巡回し、夕方にはドローンを使って捜索したがクマは見つけることはできなかった。
 県によると、県内では今年、クマに襲われてけがをする被害が3件発生。目撃情報は17日現在、昨年1年間を約80件上回る297件に上っている。
 県自然保護課の中島剛・野生生物係長は「クマの危険が本当に身近に迫っている」とした上で、被害を防ぐ対策として「外出を控え、戸締まりの徹底に力を入れてほしい」と強調。クマを引き寄せる柿の実などの除去は、明るい時間帯に複数人で取り組むよう呼びかけた。
(引用終わり)
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