コメント
 
 
 
承天閣美術館 (あいる)
2013-05-20 00:30:04
この美術館の売りのひとつは、なんといっても、相国寺の境内から美術館玄関入口までの導入部にあると思っています。<東京の根津美術館などと同様。>
また、今般の展示の目玉が、世阿弥直筆「風姿花伝」(通称、「花伝書」)原本の展示です。見ておいて損はないかと。
 
 
 
あいるさま (amadeus)
2013-05-20 06:37:29
正確には風姿花伝って、

第一年来稽古条々、第二物学条々、第三問答条々、第四神儀、奥儀から構成されている。

今回展示されていた花伝第六花修と花伝第七別紙口伝は、「風姿花伝」ではないと理解していました。

どうなんでしょう?

それ程詳しい分野ではないので、教えてください。
 
 
 
風姿花伝 (WAN)
2013-05-20 08:34:17
厳密にいえば、風姿花伝として書かれたのはamaさまのおっしゃる通り第五の奥義までです。第六・第七は、当時第五までとは別に書かれたものなので、正式には展示品の名前通り『花伝』とするらしいです。
ただ、現在は一般的には第一から第七まで含めて(有名な秘すれば花や初心忘るべからずは、第七別紙口伝ですし)風姿花伝として扱われてますね。

因みに、夕佳亭・裸不動・若冲葡萄芭蕉の三点セットのない承天閣美術館なんて考えられません!(笑)金閣寺模型はどっちでもよいですけどね(笑)
 
 
 
全く関係ないですが (WAN)
2013-05-20 08:40:58
當麻寺展には、裸聖徳太子が出てましたね。
因みに、奈良には有名な裸地蔵や裸阿弥陀の他にも裸弘法もあります(笑)
他には、未見ですが裸弁天など(神奈川?)もあるそうですね。
 
 
 
WAN師匠 (amadeus)
2013-05-20 08:41:50
>第六・第七は、当時第五までとは別に書かれたもの
このあたりまでは調べて知っていたのですが、
要するに
”俗に第六・第七は風姿花伝として扱われるのかどうか”
が知りたかっただけです(お分かりだとは思いますが)。

どうやら”俗に”はセーフのようですね。

このあたりは全然分からないもので(笑)。
 
 
 
「風姿花伝」と「花伝」の違い (ジャジャ)
2013-05-20 08:47:43
「風姿花伝」 と言う名称は、世阿弥が 「第一」 から 
「奥儀」 までに対して付けた書名です。 

「第六」 と 「第七」 は、それとは別に書かれて、伝えられた
ものですね。

そこまでは、WAN様の記述通りですが、最近では、7篇全体を
指す書名として、「花伝」 を使うのが一般的です。
(「花伝書」 は 誤称)
 
 
 
ジャジャさま (amadeus)
2013-05-20 08:56:28
もうお分かりだとは思いますが、
先のジャジャさまのコメントの内容は、事前に調べていたので知っていました。

ただ、最初のあいるさまのコメントの
>今般の展示の目玉が、世阿弥直筆「風姿花伝」(通称、「花伝書」)原本の展示です。
の表現に、実際どれぐらいの語弊があるのかを僕が知りたかっただけです。

確かに厳密には正しくはないですが、まあこれぐらいの表現は”専門外のもの(僕のような)”にはアリなんでしょうね。
 
 
 
  (ジャジャ)
2013-05-20 08:56:59
>”俗に第六・第七は風姿花伝として扱われるのかどうか”

どっちかというと 「花伝」 として扱われていますが、
おっしゃる意味では、「第一」 から 「第七」 まで、
同じ本ですね~~。
 
 
 
またもや (2級のほう)
2013-05-20 09:22:17
動産系の報告が増えましたね。それにしても、同じ京都内にある金閣寺の模型を置いてあるのは面白いですね。金閣寺が相国寺の塔頭であることをアピールしたいのですかね。こっちが親なんだぞ!みたいな。
 
 
 
2級のほうさま (amadeus)
2013-05-20 12:21:54
金閣寺、銀閣寺が相国寺の境外塔頭であることは、意外と知られていないですからね。

相国寺の拝観者数を見て、「このお寺、大丈夫なのかな」と心配するのは”全くの杞憂”です(笑)。

しかしいつも金閣寺に行って思うのは、
「どうして燃やしたの!!!」
これだけです・・・。

そういえば十牛の庭沿いの廊下に、
「相国寺は京都五山の第2位です」的なアピールがありました。
あれは”自分で言っちゃダメ”でしょう(笑)。
 
 
 
風姿花伝に関する議論について (あいる)
2013-05-20 22:47:43
いや、盛り上がっていますね。当方は門外漢ですので、
能学研究者として著名な天野文雄名誉教授の著述とお話に基づいています。確かに、1巻から5巻までと、奥義、6巻、7巻は執筆時期が違うようですが、すべてを「風姿花伝」としてまとめておられます。研究者により、扱いに差異がある?
なお、「花伝書」という表現は、一般に流布していますが、世阿弥が当該表記を一切用いていないということから、最近は誤記とみなされるようになったと聞いています。
 
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